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2018年09月27日 18:00 更新

座れるクッション! 無印良品「体にフィットするソファ」の魅力と注意点

無印良品の人気商品、「体にフィットするソファ」をご存知でしょうか。形を変えて体にフィットするという仕組みを活かして、幅広い使い方ができるのが特徴です。今回はそんな「体にフィットするソファ」の価格や特徴、おすすめの使い方、使用上の注意点などについてご紹介します。

SNSで話題! 無印良品「体にフィットするソファ」

出典: https://www.muji.net

「体にフィットするソファ」は、形を自由に変化させながら、体になじませて使うことができるのが特徴。なかに微粒子ビーズが入っていて、これまでにない独特の座り心地を楽しむことができます。ソファや腰掛けとして使うことができるほか、縦置きして全身を伸ばした状態で寝転ぶなんてことも可能です。特殊なニットを使用していて、長く使っても生地が伸びにくいようになっています。サイズは、幅65cm×奥行65cm×高さ43cmと、幅30cm×奥行30cm×高さ43cmの2種類。価格は大きいほうが12,600円(税込)、小さいほうが4,990円(税込)です。小さいサイズのみ綿デニム(ネイビー/ヒッコリー)のカバーがセットになっています。

インテリアに合わせてカバーを取り替えられるのも「体にフィットするソファ」の特徴です。大きいサイズ用に、素材・カラーの異なる、以下の15種のカバーがラインナップされています。

・緋色/ネイビー/さんご/けしずみ/ダークブラン/グレーベージュ 各2,990円(税込)
・綿デニム(ネイビー/ヒッコリー) 4,990円(税込)
・ナイロン混キルト(杢チャコールグレー/杢レッド) 4,990円(税込)
・ポリエステル天竺(ダークブラウン/ベージュ/レンガ) 3,500円(税込)
・綿綾織(グレーチェック/グリーンチェック) 2,500円(税込)

このうち、綿デニムとナイロン混キルト、綿綾織には伸縮率が異なる2種の生地が使われています。使い方を変えると、違った座り心地が楽しめるというわけです。

クッションに座るメリットとデメリット

出典: https://www.muji.net

「体にフィットするソファ」のメリットは、いろんな使い方ができるという点。浅く腰掛けすれば、ローテーブルでパソコン作業をすることもできます。また、小さいサイズのクッションをサイズの大きいサイズのクッションの上にのせて、背もたれのように使うことも可能です。

また、小さいサイズについては、座椅子と組み合わせてオットマンとして使うこともできます。オットマンがあるとリラックスできていいのですが、用途が少ないため持て余してしまうこともしばしば。また、ワンルームなど狭い部屋だと置き場所にも困ってしまいます。「体にフィットするソファ」なら、普段はソファとして使うことができておすすめです。

「体にフィットするソファ」の唯一のデメリットといえるのが、リラックスしすぎてしまう点です。最初は腰掛けていただけなのに、だんだんソファに体を預ける部分が増え、みるみるうちに態勢が崩れてしまうのです。ちょっと休むつもりが、気がつくと深く沈み込むように体をソファに預け、次第に仕事に戻れなくなるくらい堕落してしまうのだとか。「人をダメにするソファ」という別名があるくらい、自制心に自信がある人でないと、誘惑に勝てないのだそう。とくに大きいサイズと小さいサイズを組み合わせて使うと、体をすべて預けることができてしまうので、リラックス度が高まる半面、それに対抗するのが難しくなりそうですね(笑)。

無印良品「体にフィットするソファ」を買う前に……

出典: https://www.muji.net

「体にフィットするソファ」を使用する上で、いくつか注意点もあります。まず、「体にフィットするソファ」には背もたれやヘッドレストがありません。そのため、長く使っていると首が疲れてしまうという難点があるのです。枕として使ったり、2つ組み合わせて使ったりすると大丈夫なんですが、もっと手軽な対策がオフィシャルサイトで提案されています。それが、無印良品の「フィットするネッククッション」を合わせて使う方法です。ソファがカバーできない首まわりをネッククッションで固定することで、肩への負担が劇的に改善。座っていても、寝そべっていても段違いで疲れにくくなります。

また、ニトリも同様の商品「ビーズソファ」を販売しています。大きさは、幅65cm×奥行65cm×高さ45cm。無印良品の「体にフィットするソファ」と、ほぼ同じです。重さも「体にフィットするソファ」が6kgなのに対して、ニトリの「ビーズソファ」も6kgとまったく同じ。

カバーの構造もよく似ています。無印良品は、カバーがへたりやすいという意見を受けて、2009年に素材を大幅に改善。現在は、伸びにくい生地を使用することでソファ形状のへたりを軽減することに成功しています。他方、ニトリは改善に関する情報は公開されていない模様。ニトリの「ビーズソファ」は8,629円(税込・カバー別)とリーズナブルなのですが、無印良品の「体にフィットするソファ」に比べて耐久性は劣るという声もあるようです。

まとめ

いろんな使い方ができて、リラックスしすぎてしまうというユニークな注意点をもつ無印良品の人気商品、「体にフィットするソファ」。たまにはダメになってしまうくらいリラックスして、疲れた体を癒してみてはいかがでしょうか。

※表示価格は、時期やサイトによって異なる場合がございます。詳細はリンク先のサイトでご確認くださいませ。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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