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2018年10月06日 21:00 更新

お風呂リフォームの種類と費用の相場は? 水回りセットプランも必見

お風呂のリフォームといっても、頻繁に行うものではないため、費用についてざっくり知りたいと思っても、いまひとつピンとこないのでは? そこで今回は、お風呂リフォームの種類とおおよその費用相場をご紹介します。お得な水回りリフォームパックについても取り上げるので、ぜひチェックしてみてください。

お風呂リフォームの種類と費用

Photo by yann maignan on Unsplash

在来工法とユニットどちらにするか

お風呂のリフォームには大きく分けて二つの方法があります。それは、在来工法とユニットバス(システムバス)です。

在来工法とは、昔ながらの工法のことをいいます。防水加工を施した空間に、コンクリートやタイルで床や天井、壁を作っていきます。すべてオーダーメイドできるため、浴槽や壁の素材から窓の大きさまで、自由なプランやレイアウトが可能。手すりを好きな場所に設置するなどバリアフリー対策もしやすいのが特徴です。

ユニットバスとは、工場生産された浴槽、床、天井、壁などのパーツを現場に搬入し、組み立てる工法のこと。継ぎ目のない構造であることから、水漏れが少ないといわれています。さらに、在来工法と比べて、工期が短く、費用が安くすむ点もメリットとしてあげられます。デメリットとしては、自由度が低いうえ、設置スペースの大きさや形によっては選択肢が限られてしまうこと。

在来工法へお風呂をリフォーム場合の相場

Photo by Chastity Cortijo on Unsplash

在来工法のお風呂から、同じ在来工法のお風呂へリフォームする場合、費用相場は55万円~200万円程度。浴槽費や、浴室の解体費、さらに修繕などが費用に含まれます。

さらに、ユニットバスから在来工法のお風呂へとリフォームする場合は、90万円~300万円程度と、やや費用がかさむことになるようです。また、各部位にどの程度の水漏れや傷みがあるかで費用は大きく変動します。

ユニットバスへお風呂をリフォーム場合の相場

Lazy dummy

ユニットバスのお風呂を最新のものに交換する場合は、55万円~。使用する浴槽や壁パネル、水栓の価格に応じて高くなります。設備を交換するだけなので、必要な作業は組み立てと給・排水管の配管および電気工事ぐらい。かなり費用は抑えられます。

在来工法のお風呂をユニットバスにリフォームする場合は、解体・撤去作業が必要になるためやや高額となり、70万円~。リフォームにかかる期間は一週間かかるといわれており、大工工事が必要となるケースも。また、換気扇がない場合は排気ダクトも必要となるため、プラスの費用がかかります。

お風呂リフォームするなら水回りリフォームパックがおすすめ?

Lazy dummy

お風呂だけでなく、キッチンやトイレなど他の水回りも一緒にリフォームするなら、水回りをまるっとリフォームできるパックも検討してみてください。

水回りのリフォームパックとは、キッチン、浴室、トイレ、洗面所の設備と撤去・設置工事をセットにした商品のこと。水回りをそれぞれ別にリフォームするのに比べて、コストを削減することができます。その理由として、業者がメーカーから安く設備を仕入れやすいこと、工事を同時に行うことで人件費を抑えられることなどが挙げられます。

ただし、システムキッチンやトイレなどの設備を選ぶことができないため、リフォームの自由度が低い点には注意が必要です。また、決められた範囲外の工事を行う場合は、追加料金が発生することも。パックの内容は、よく確認してくださいね。

まとめ

お風呂のリフォームは、もともとが在来工法かユニットバスかで、工事の内容が大きく変わり、費用が異なってきます。現在の主流は、ユニットバスですが、自由度の高い在来工法も魅力的です。双方のメリット・デメリットをよく理解し、お得なパックも利用しながら、賢くリフォームしてくださいね。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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