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2018年08月30日 21:00 更新

グルーガンって何? 簡単手作り雑貨アイディア5つ

いろんなものを手軽に接着することができる便利ツール、グルーガン。最近は100均でも購入できるため、目にしたことがあるという方も多いと思います。今回は、「グルーガンって何?」という疑問をもっている方に向けて、その特徴や使い方、グルーガンを使って簡単に作ることができるハンドメイドの雑貨アイディアを5つご紹介します。

グルーガンとは?

Lazy dummy

グルーガンとは、一言でいうと接着剤のことです。スティック状になった樹脂(グルー)を熱で溶かし、再び固めることで接着。グルーを溶かす道具が銃(ガン)のような形をしていることから、グルーガンと呼ばれます。いろんなものを簡単に接着することができるので、ハンドメイドや趣味の工作においておなじみのツールとなっています。

熱でグルーを溶かす過程で、ガン本体、とくに先端のあたりはかなり高温になるため、取り扱いには注意が必要です。最近では100円ショップでも購入することができます。メーカーによって出力がまちまちで、高温なものほど作業しやすいのですが、小さなお子様と一緒に作業することを想定される場合は、あえて低温のものを選ぶのがよいでしょう。

グルーガンの使い方

Lazy dummy

使い方はとっても簡単です。まず、ガンにスティック状のグルーをセット。次に電源を入れ、およそ5分程度、スティックが温まるのを待ちます。引き金を引くと、先端から溶けたグルーが出てくるタイプのグルーガンがほとんど。グルーガンの先端に接着したいものを当てて、引き金を引きます。熱が冷めるまで固定し、動かなくなったら手を離してください。

平らなもの同士なら、少量のグルーでも接着可能です。でこぼこしているものの場合は、隙間を埋めるようにたっぷりグルーを使うとうまく接着できますよ。また、溶けたグルーが糸を引くことがありますが、先端で円を描くようにすると、うまく糸を切ることができるので試してみてください。

グルーガンの手作り雑貨アイディア

ヘアアクセサリー

Lazy dummy

グルーガンはいろんな手作り雑貨の制作に便利ですが、初心者におすすめしたいのがヘアアクセサリーです。例えば、グルーガンを使って、リボンやビーズをバレッタに接着するだけで、たちまち素敵なヘアアクセサリーが完成します。ヘアクリップに造花を乗せてもいいですし、お気に入りの生地を包んだボタンを作り、ヘアピンに接着してもOK。オリジナルのヘアアクセサリーを、簡単に作ることができますよ。

フォトフレーム

Lazy dummy

フォトフレームもおすすめです。作り方は、100均のフレームに、小さな貝殻やシーグラス(海岸に落ちている角のないガラス片)、ガラスビーズなどを、グルーガンを使ってランダムに貼り付けるだけ。飾る写真にあわせて、いろんなものを自由に貼り付けてOKです。

接着剤としてだけでなく、グルーガンを使ってアンティーク風のフォトフレームを自作することもできます。まず、100均のフォトフレームにグルーガンで自由に模様を描きます。グルーガンが固まったら、その上からペンキを塗ってください。仕上げに、シルバーやブラウンなどのアクリル絵の具を使ってエイジング加工を施すと、レトロな風合いのオリジナルフォトフレームが完成します。

コースター

コースターもグルーガンを使って簡単に作ることができるものの一つです。まず、直径5mm程度の紐を用意し、グルーガンでところどころ接着しながら、ぐるぐると巻いていきます(蚊取り線香のように)。このとき、グルーが上から見えないように注意してください。コーヒカップやグラスなどを十分に置けるような大きさになったら、端をグルーガンで始末します。裏側にグルーガンをまんべんなく塗って、同じ大きさのフェルトを貼ったら完成です。

キャンドルホルダー

オリジナルのキャンドルホルダーも、意外と簡単に作ることができます。まず、使いたいキャンドルを収納できる大きさの透明グラスを用意してください。外側に植物油をうっすらと塗って、表面をコーティングします。塗りすぎたら、ペーパータオルなどで拭き取ればOK。

次に、グルーガンで好きな模様をグラスに乗せていきます。模様は後でまるごと取り外すので、すべてがつながるように描くのがポイントです。底から描き始めるのがよいでしょう。

グルーがグラスを埋め尽くし、十分に乾燥したら、グラスから模様を取り外してください。グルーについた植物油は、壊さないよう注意しながら食器用洗剤で洗ってください。あとは、グルーをグラスに再びかぶせればオリジナルのキャンドルホルダーの完成です。

リース

Lazy dummy

リースもグルーガンを使った小物作りの定番。市販のリース土台(発砲スチロール製)を用意し、その上にいろんなサイズ、カラーのボール型オーナメントをランダムに乗せていきます。さらにフェザーをところどころにON。仕上げにフェイクパールのネックレス、リボンなどを加えたらオリジナルリースの完成です。

まとめ

熱を使うため、なんとなく難しそうな印象があるグルーガンですが、使い方はとても簡単です。糊よりも手軽で、いろんな小物作りに幅広く使えます。今では、100円均一でも売っているので、ちょこっとDIYに活用してみてはいかがでしょうか?

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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