住まい 住まい
2018年11月10日 07:00 更新

800万円リフォームでできることは? 空間大改造から、耐震補強も

予算が800万円のリフォームでは、「ライフスタイルの変化に合わせて、家もリフォームで大きく変えたい」「将来にわたって長く安心して住める家にリフォームしたい」など、たいていのことが叶えられるでしょう。今回は、リフォーム予算が800万円ある場合の使い道と、失敗しない業者選びのポイントについて解説します。

リフォーム予算800万円あったら何ができる?

Lazy dummy

心機一転! 空間をフルリフォーム

「子どもが成長したので、自分の部屋をつくってあげたい」「自宅で料理教室を開くことにしたので、そのための設備を作りたい」「介護の必要な親と同居することにしたので、1階の和室を洋室に変え、寝室として使えるようにしたい」など、ライフステージやライフスタイルの変化によって、必要な部屋や設備は変わっていくもの。

リフォーム予算が800万円の場合、豪華な素材や設備を使わなければ、たいていの家やマンションのフルリフォームが可能です。設備や配管を新しいものに取り換えたり、間取りを変更したりして、もっと暮らしやすく、ライフスタイルに合った家にリフォームしましょう。

新しいスペースを! 増築リフォーム

「子どもが生まれて家族が増えた」「親と同居することになった」など、家族が増えると、どうしても必要な部屋の数も増えるもの。間取りの変更だけでは対応できず、新たなスペースを作る必要があるという場合もあるでしょう。

そんなときは、思いきって家を増築するというのもアリです。800万円あれば、1階と2階をまとめて増築するなど、大規模な増築も可能ですよ。

おしゃれなデザイナーズリフォームも可能

Lazy dummy

800万円あれば、住宅づくりのプロである建築家を起用した、機能的でオリジナリティあふれるデザイナーズリフォームもできるんです。

「自分らしく、他にはないおしゃれなデザインの部屋をつくりたい」「スペースをプロの力で最大限に生かして欲しい」など、部屋のデザインにこだわりたいという人は、デザイナーズリフォームを考えてみてはいかがでしょうか?

耐震補強やバリアフリー化も可能

Lazy dummy

水回りを全て新しいものに入れ換え、全ての部屋のフローリングと天井と壁のクロスを張り替え、それに加えてキッチンの移動や和室を洋室に変えるリフォームを行うと、かかる費用の合計は約400万~500万円。予算800万円なら、まだ300万~400万円ほど余裕があるため、そのお金を使って耐震補強工事やバリアフリー化を行うのも良いでしょう。

基礎の補強や壁の補強などによる耐震補強工事にかかる費用の相場は、150万円程度。家全体のバリアフリー工事を行う場合の費用の相場は、200万円程度です。予算が800万円ある場合は、家全体をきれいにするリフォームに加えて、耐震補強工事とバリアフリー工事を行うことで、将来にわたって安心して暮らせる家づくりができます。

予算800万円は大口リフォーム! 業者選びで失敗しないために

Photo by G. Crescoli on Unsplash

業者選びのチェックポイント

800万円はかなり大きな金額です。これほどの費用をかけて行うリフォームは、絶対に失敗したくないですよね。リフォームが満足のいくものになるかどうかは、リフォーム業者によって決まるといっても過言ではありません。では、リフォーム会社はどのように選ぶと良いでしょうか? ここでは、良いリフォーム業者を見分けるためにチェックすべきポイントをご紹介します。

ポイント①:求めるリフォームに近い実績があるか

リフォーム業者には、それぞれ得意な工事というものがあります。リフォーム業者を選ぶときは、自分が求めるリフォームの実績が豊富な業者を選ぶと安心です。

ポイント②スタッフの対応はどうか

リフォーム業者によっては、業者側の意見を押しつけてきて、依頼主の話をきちんと聞いてくれないということもあります。どのようなリフォームをしたいのか、意見をしっかりと聞いて、適切な対応をしてくれるスタッフがいる業者を選ぶようにしましょう。

ポイント③アフターサービスをしてくれるか

リフォーム業者を選ぶ際は、補償やアフターサービスの制度があるかどうかも要チェック。補償やアフターサービスがしっかりしていれば、工事中に傷ができたり、工事後に欠陥が見つかったりしてもきちんと対応してもらえるため、安心して家のリフォームを任せることができます。

悪徳リフォーム業者に注意!

リフォーム業者の中には、通常よりも高い金額を提示してくる業者や、不必要な工事まで勝手に行う業者など、悪質な業者も存在します。特に、家にやってきてリフォームを勧めてくる訪問販売タイプの業者を選んで、トラブルになることはよくあるパターンです。上手い営業トークに惑わされず、良心的な業者をしっかりと見極めるようにしましょう。

良いリフォーム会社を選ぶためには、複数の業者を比較してみることが大切です。必ずいくつかの業者に相談し、見積もりを作ってもらい、どの業者が一番適正な金額で満足のいくリフォームを行ってくれるのかを検討してみましょう。

まとめ

家の大規模な改築や増築をしたり、デザイナーズリフォームで自宅を憧れの空間に大改造したり、将来のことを考えて家をバリアフリー化したりと、できることがたくさんある800万円のリフォーム。後悔しないリフォームのために、きちんとリフォームプランを立てて、しっかりと良い業者を見極めてくださいね。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

PICK UP -PR-

関連記事 RELATED ARTICLE

新着記事 LATEST ARTICLE

PICK UP -PR-