ベッドを買取してほしい! そのポイントをご紹介
重くてスペースも取るベッドはいらなくなった場合の処理に困ってしまうものの一つ。ほとんどの人が廃棄する道を選んでいるのではないでしょうか? ところが、ベッドを買取してくれるお店は少なくありません。そこで、買取対象になりやすいベッドとそうでないベッド、また買取以外の処分法についてご紹介します。
買取してもらいやすいベッドのポイント
ブランドのベッド
買取してもらいやすいベッドとそうでないベッドを分けるポイントは、メーカーやブランドの知名度です。有名なブランドのベッドはたいへん人気が高いです。そのため、高値で買取される傾向があります。具体的には、以下のようなブランドが高額買取の対象です。
・シモンズ(Simmons)
・レガリア(Regalia)
・シーリー(Sealy)
・サータ(serta)
・アルフレックス(arflex)
・カッシーナ イクスシー(Cassina ixc.)
・マニフレックス(Magniflex)
・フランスベッド(Francebed)
・ドリームベッド(Dream Bed)
・東京ベッド
・日本ベッド
・カリモク
・IDC大塚家具
使用年数が少ない
ベッドは体が直接触れる面積が広く、しかも一日のうちの多くの時間をその上で過ごすことになります。使用年数が長くなればなるほど、体の重みで中央部が凹んだり、寝汗による湿気でヘタリが進んだりするのを避けることができません。使用年数に比例して、ベッドにとって命ともいえるマットレスが劣化してしまいます。
そのため、使用年数が少ないベッドのほうが売れやすく、高値がつきやすいです。
キズや汚れが少ない
仮に使用年数が浅くても、コンディションが悪ければ、高値での買取は期待できません。例えば、マットレスにシミがついていたり、ヘタリが進んでいたりと、目に見えて使用感があるものは需要が少なくなってしまいます。サイドフレームやベッドボードなどに落書きがあるものも買取が難しいでしょう。買取を拒否されることも少なくありません。
ベッドはただでさえ中古品販売が難しいといわれている商品です。体をあずけるものですから、あらかじめキズや汚れがあるものは敬遠される傾向があります。新品が販売される際も、キズや汚れが見つかった場合は返品や無償修理の対象に。キズや汚れが少ないベッドでなければ、売れづらいというのも納得できますね。
大きめのベッド
ベッドの大きさも買取価格に影響します。売れやすいのは大きめのベッドです。小型のベッドはもともとの価格が低いため、中古市場では買い手がつきにくいというのが理由。ダブルベッド以上の大きさのものが断然需要が多く、積極的に買取される傾向があります。
保証書や説明書、付属品のついたベッド
あらゆる品物の買取に共通することですが、保証書や説明書といった付属品を揃えておくことでさらに高値での買取が期待できます。ベッドを購入する際、買取に出すことを想定することは少ないはずですから、付属品をとっておく方は少ないかもしれませんが、購入時についていたものはできるだけ集めておくことをおすすめします。
こんなベッドは業者に買取してもらいにくい
折り畳みタイプ、二段ベッド、ウォーターベッドなど特殊なベッド
特殊なタイプのベッドは買取してもらえない場合が少なくありません。店舗に設置する際や運搬するのに手間がかかることなどが理由です。以下に挙げるタイプのベッドは買取を拒否されることが多いので注意してください。
・折り畳みベッド
・ロフトベッド
・組立式ベッド
・2段ベッド
・ウォーターベッド
最後に挙げたウォーターベッドは国内ではほとんど需要がありません。店舗でディスプレイするのも難しく、買取してくれる業者はほとんどないと考えてよいでしょう。
大手量販店や通販で販売している価格が安めのベッド
元値が安いベッドを買取してくれる業者もほとんどないようです。需要が少ない上に、再販してもほとんど利益が出ないためです。有名家具量販店のもの、通販サイトなどで販売されるノーブランドのものなど、元値が安いベッドを購入する際は、買取が難しいと心得ましょう。
ベッドフレーム、マットレスだけでも買取してもらえる
ベッドはマットレスとベッドフレームをセットにして買取を依頼するのが一般的となっています。マットレスやベッドフレーム単体での需要がほとんどないことが理由です。ところが、一部の業者ではそれぞれ単体での買取に対応している業者もあります。
ただし、製造されてから10年以上経っているものは買取対象外となっているようです。また、取り扱いブランドを有名メーカーの商品に限定している業者も少なくありません。
業者だけじゃない! 買取先を見つけよう
もし、業者にベッドの買取を断られたとしても、ベッドを売却する手段はほかにもたくさんあります。例えば、ジモティーなどの広告掲示板を利用するという手があります。いわゆる交流サイトの一種で、近隣エリアのユーザを対象に不要品を売買することが可能です。登録料・手数料が不要で、0円から出品できます。
ネットオークションやフリマアプリで売るという方法もおすすめです。タダ同然の価格で出品できるため、元値が安いものや使用感があるベッドでも買い手がつく可能性があります。
ただし個人どうしでのやり取りとなるため、すべてが自己責任となります。手間も時間も必要ですし、トラブルに巻き込まれる可能性もあるので注意が必要です。
まとめ
いらなくなったベッドは、ブランドや使用年数によっては高値での買取が期待できます。また、業者に買取を断られたとしても、有料処分以外の売却方法も少なくありません。不要なベッドは眠らせておかずに、賢く処分してみてはいかがでしょうか。