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2018年11月14日 21:00 更新

レコード・プレイヤーの買取は慎重に! 査定相場と業者の選び方

今回は、レコードやレコード・プレイヤーの買取方法を取り上げます。音楽も定額サービスを利用する時代となり、レコード・プレイヤーを使う機会はほとんどなくなりましたが、価値がなくなったわけではありません。査定額をアップさせるコツや、損をしないための買取業者の選び方についても紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

レコードの買取方法は?

Photo by Mr Cup / Fabien Barral on Unsplash

レコードを買取してくれる店

利用する人がずいぶん減ってきたとはいえ、レコードにはまだちゃんと市場があり、売買されています。お家のなかで眠っているレコードを見つけた場合は、買取に出すのがおすすめです。

レコード買取の主な方法としては、次の3つが挙げられます。

店頭買取

店頭に持ち込んで買取を依頼する方法です。買取の際、身分証明書の提示を求められるので、レコードとともに必ず持参しましょう。

宅配買取

宅配での買取を受け付けている買取店もあります。ただし、少量では買取対象としない場合も多く、例えば40枚以上からなど、枚数に下限を設定している場合も。店舗によっては、発送用のダンボールを用意してくれて、送料が無料の場合もあります。メールや写真による事前査定を依頼することも可能です。

訪問買取

査定担当者に出張してもらい査定・買取してもらうという手もあります。やはり少量では買取対象になりませんし、エリアも限定されます。例えば、ある買取店では東京都の場合で100枚、それ以外の関東圏で200枚以上を条件としています。出張費用は無料です。

レコードの買取相場

Photo by Clem Onojeghuo on Unsplash

レコードは品物によって大きく買取価格が異なってきます。例えばLP盤であれば、有名アーティストのものなら数百円程度の値がつくのが一般的です。とくに名盤とされるものや人気があるものなら1,000~3,000円程度の買取価格がつく場合もあります。入手が困難なレアなものにいたっては、1万円以上になることもざら。高価なものだと10万円を超えるものもあるようです。

上記の価格はコンディションがよいことが前提です。ジャケットに目立った傷や汚れがあるものや、盤面がすり減っているものなどは大幅な減額となり、買取不可となる場合もあります。

レコード・プレイヤーの買取方法は?

Photo by Lee Campbell on Unsplash

レコード・プレイヤーを買取してくれる店

レコード・プレイヤーも買取してもらえます。主な買取先としては、中古オーディオ買取専門店と、中古楽器の買取専門店が挙げられます。

中古オーディオ買取専門店では、レコード・プレイヤーに詳しいスタッフが査定を担当するため、適正価格での買取が期待できます。レコード・プレイヤーを求めて来店する人も多いため、とくに状態がよいものは高値で買取してもらえる可能性があります。

レコード・プレイヤーを扱っている中古楽器の買取専門店もあります。こちらはレコード・プレイヤーとしてより、あくまで特定の音楽ジャンルに特化した楽器としての扱いとなることが多いようです。メーカーや品物によっては買取対象とはならないので、事前にホームページなどで確認してからお出かけになるのがよいでしょう。

リサイクルショップでも買取してもらえる場合があります。ただし、オーディオに詳しい人材が常勤している可能性は低いため、高値での買取は期待できません。

レコード・プレイヤーの買取相場

Photo by Tyler Nix on Unsplash

レコード・プレイヤーも品物によって、買取価格が大きく異なります。例えば、希少価値が高く高値での買取が期待できるのが、マイクロ精機によるもの。かつて数々の名器を世に生み出してきたことで知られる国内のオーディオ機器メーカーで、安くても数万円程度の値がつくといわれています。高価なものでは数十万円ほどの高値で買取される商品もあるようです。

DJ御用達のブランドとして知られるテクニクス(Technics)のレコード・プレイヤーも、高額買取が期待できます。品物と状態次第では、3万円台前半から6万円台後半の値がつくことも。新しいものほど需要が高く、高値がつく傾向があります。

レコード・プレイヤーの買取に関する注意点

Photo by James Sutton on Unsplash

査定額アップのコツ

レコードやレコード・プレイヤーの査定額をアップさせるためには、付属品を揃えておくことが不可欠です。レコードならジャケットや帯は必須。レコード・プレイヤーの場合は、箱や説明書、レコード針など、一つでも欠けてしまうと減額の対象となります。とくに古いプレイヤーは、アクセサリーパーツが入手困難になっているケースが少なくありません。すべて付属品が揃っていなければ商品として成立しない場合があるので、注意したい点です。

見た目がキレイであることも大切です。ダストカバーにホコリや汚れがついている場合は、やわらかい布を使ってやさしく拭き取っておくとよいでしょう。背面も汚れやすい部分です。歯ブラシなどを使ってたまったホコリを取っておくことで、印象がずいぶん変わってくるでしょう。

買取業者はしっかり選ぼう

Photo by Natalie Perea on Unsplash

良心的な買取店も多いですが、価値がわからないと見るや、レアな商品でも安く買い叩こうとする業者もまれにあります。インターネット上の口コミなどを参考にして、安心して買取をまかせられる業者を選びましょう。

また、レコードやレコード・プレイヤーの買取価格を少しでも高くするためには、買取を依頼しようとしている商品にどの程度の価値があるか、あらかじめ知っておく必要があります。事前にインターネットでリサーチするなどしておくのがおすすめです。

まとめ

昔のレコードやレコード・プレイヤーは、品物によっては高額で買取が期待できるものもあります。お家のなかからひょっこり出てきたもののなかに、もしかしたらお宝が混じっているかもしれません。ぜひ買取に出すことを検討してみてはいかがでしょうか。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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