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2018年09月29日 09:00 更新

身近にあるアイテムを使ったガーデニングのリメイクアイディア

どんなに自慢のガーデニング空間だとしても、時間が経つと見慣れてきて、マンネリ化してきてしまうもの。ちょっと一手間を加えて、リフレッシュしてみませんか? ガーデニング空間をおしゃれに見違えさせるアイディアをピックアップ。素焼き鉢や空き缶、瓶、木製パレットをリメイクする方法をご紹介します。

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素焼き鉢を活かしたリメイク方法

ペイントする

Photo by Noom Peerapong on Unsplash

まずご紹介するのは、素焼き鉢を活かしたリメイク方法です。素焼き鉢は吸水性に優れ、植物を育てるのにはもってこいのアイテム。テラコッタのナチュラルな質感はとても素敵なのですが、同じものがたくさん並んでいると、どこか物足りないと感じることがないわけではありません。そこでおすすめなのが、素焼き鉢をペイントする方法です。ペイントといっても難しいことはありません。下地処理がいらないので、100均などでも手に入るアクリル絵の具と筆さえあれば、すぐに始めることができます。

アクリル絵の具は、水で薄めることができます。薄くしすぎるとテラコッタが透けてしまいますし、濃くしすぎるとハケの跡がつきやすくなります。何度か試し塗りして、ちょうどよい濃さで数回重ね塗りするのがおすすめです。一度塗った絵の具が乾いてから重ね塗りするのがうまく仕上げるポイント。アンティークな風合いに仕上げるなら、濃いめの色で下地処理してからアクリル絵の具をのせるとよいでしょう。

ステンシルを使う

Photo by Sticker You on Unsplash

ステンシル(模様を切り抜いた型紙を使った染色の技法)するのもおすすめです。こちらもとても簡単。素焼き鉢にステンシルしたい文字を、紙にプリントアウトします。あとで文字をくり抜くので、ステンシルすることを想定したものを選んでください。紙は普通の紙でOKです。

文字をカッターでくり抜きます。なるべく丁寧に。小さなカッターを使うと作業しやすいですよ。マスキングテープで紙を素焼き鉢に貼り付け、その上からペンキを塗ります(アクリル絵の具は重ね塗りする必要があるので、紙がへたってしまう可能性がありおすすめできません)。筆を使うより、食器洗い用スポンジにペンキを染み込ませてたたくように塗っていくほうが簡単です。

素焼き鉢にじかにステンシルしてもいいですが、アクリル絵の具を塗ってからだと、よりオリジナル性の高い仕上がりに。

空き缶や瓶を植木鉢に使うリメイクアイディア

ステッカーを貼る

Photo by chuttersnap on Unsplash

空き缶や瓶をリメイクして植木鉢に仕立てる方法もあります。例えば、使い終わったトマト缶などに好みのステッカーを貼るだけで、おしゃれなリメイク缶が完成。ブリキ缶の素朴な印象も素敵ですが、物足りないと感じる場合は、リメイクシートをぐるりと貼ってからその上にステッカーを貼るのもおすすめです。水はけをよくするため、底部に穴を開けるのをお忘れなく。

ペイントで錆び加工も簡単

Photo by Bogdan Dada on Unsplash

空き缶をペイントするのもおすすめ。まず、コーン缶やトマト缶などの空き缶に、好きな色のペンキを塗ります。表面を軽く紙ヤスリでこすっておくと塗料がのりやすいですよ。ペンキが乾いたら、錆の色に近いブラウン(アクリル絵の具でOK)を使って、空き缶の口の部分など錆びやすいところに色を差せば完成です。さらにワンランク上の仕上がりを目指すなら、ペンキが乾かないうちに小麦粉をまんべんなくふりかけて、エイジング加工(古びた印象を加えること)をしてみてください。

モノトーンカラーでまとめる

シックなスタイルがお好みなら、モノトーンカラーにまとめてもいいですね。塗料はペンキを使ってもいいですが、ミルクペイントのインクブラックなら、マットな質感に仕上がります。白でステンシルすれば、男前風なリメイク缶のできあがりです。

木製パレットをDIY! プチガーデニングが楽しめる

必要な道具

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木製パレットをリメイクしておしゃれなプランターをつくることもできます。木製パレットとは、倉庫など物流関係の現場で使われている木の枠組みのこと。Amazonなどでも購入することができます。そんな木製パレットをリメイクするのに、必要な道具は以下の通り。

・木製パレット
・防草シート
・タッカー
・園芸用土
・植物

防草シートは、水はけがよく土がもれ出ない程度の密度のものを選んでください。タッカーは100均に売っているものでOKです。園芸用土は、育てたい植物に合わせて選びます。

作り方の手順

1. 木製パレットの底と側面に防草シートをタッカーで打ちつけます。強度が物足りなければ二重にしてください。土が外にもれ出ないよう、しっかり打ち付けます。とくに角の部分は土がもれやすいので念入りに。

2. 木製パレットのなかに土を入れます。

3. 木製パレットの木と木の間に植物を植えていきます。

4. 土をかぶせて根を隠せば完成です。

注意点とコツ

土は押し込むように入れて、隙間ができないように注意してください。植物と植物のあいだもなるべく隙間をなくしたほうが、土がこぼれにくく見栄えもよくなりますよ。完成後は、根が張るまで木製パレットをそのまま寝かした状態にしておいてください。2週間ほどしたら、立て掛けてもOKです。なお水やりは、木と木の隙間から。水は下へと流れるので、下のほうの植物への水やりは少なめを心がけてください。

まとめ

ちょっとした一手間で、見慣れたガーデニング空間がおしゃれに見違えるものです。ひと手間加えることで、また新鮮な気持ちでガーデニングを楽しんでください。

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