買取してもらえるVHSビデオテープは何ジャンル？　査定基準と売る方法を解説

DVDやブルーレイディスクが普及する前に長年活用されてきたVHSビデオテープ。DVDに複製し終えたVHSや、未使用のもの、映画やアニメなどのVHSなどがまだ家に残っているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。どうせ手放すのであれば、できるだけ高値で売ってしまいたいですよね。果たして、VHSはリサイクルショップなどで買取ってもらうことができるのでしょうか？

自宅でテレビ番組などを録画しておいたVHSビデオテープは著作権の問題があるため、買い取ってもらうことは難しいようです。

そもそも、DVDやブルーレイディスクに移行している現代において、ビデオテープはすでにほとんど使われておらず、需要がありません。そのため、パッケージとして購入した映画やアニメなどのVHSビデオテープや未使用のものであっても、買い取ってもらえない、買い取ってもらえたとしても1本10円など、非常に安価というケースがほとんどなのです。

買取対象にならないケースがほとんどだというVHSビデオテープですが、なかには値が付くVHSビデオテープがあるといいます。どのようなVHSが買取対象になるのでしょうか。ここでは、買取対象になるVHSビデオテープの条件に付いてご紹介します。

もちろん、自宅で録画したものについては買い取ってもらえませんが、購入したものであれば値が付くこともあります。なかでも、DVD化されていない作品であればいい値が付くこともあるようです。どうせ売れないと諦めるのではなく、まずは査定に出してみると良いかもしれません。

レアなVHSビデオテープなど、需要が高いものは高額取引の対象になることがあるようです。レアなVHSビデオテープとはどのようなものが対象になるのでしょうか。

海外のアンティークショップ「LoveAntiques」では、ホラー映画やサスペンス映画などDVD化されていないマニアックな作品であれば、高額買取の対象になると謳っています。そのため、オークションサイトなどで高額で取引されていることも稀ではないようです。

高値で取引されることもあるというVHSビデオテープですが、ビデオテープを売るにはどのような方法があるのでしょうか。まずは、買取業者の選び方から詳しくみていきましょう。

VHSビデオテープを高値で買い取ってもらいたいなら、ゲームや衣服、本、スポーツアイテムなど幅広い商品の取り扱いがあるリサイクルショップよりも、VHSビデオテープに特化した専門業者に買取依頼を出したほうが、可能性が広がるようです。

これらの業者は実店舗があるものばかりではありません。インターネット上で取引されていることが多く、宅配買取サービスを実施している業者が多いので、売りたいVHSビデオテープのジャンルに特化した買取業者を探してみてください。

ただし、きちんと中古品の売買取引ができる業者なのかどうかは、自分で確認しなければなりません。リサイクルショップを運営するためには、古物商の許可申請が必要になります。古物商の許可を得ていない業者に売ってしまい、不法投棄などがあると売った側にも責任があるとみなされ、罰則の対象になる可能性があります。

業者を選ぶときはホームページに許可番号が記載されているかなど、細心の注意を払ってから買取依頼を出すなど連絡を取るようにしましょう。

最寄りのリサイクルショップで買い取ってもらえなかったり、安全な取引ができる買取業者を探せなかったりしたときは、自分で買い手を見つけるという方法も検討すると良いでしょう。

フリマアプリやオークションを利用した取引は業者を介さないため、その分高値で取引できる可能性があります。VHSビデオテープの価値が分かる方と出会えれば、思わぬ価格で取引できるケースもあるでしょう。

ただし、フリマアプリやオークションは出品から発送対応まですべて自分で対応しなければなりません。例えば、パッケージに傷がついているなど不良箇所がある場合は、あらかじめしっかり伝えておいたほうが、取引時のトラブルを未然に防ぐことができるでしょう。

DVDやブルーレイディスクが主流になった現代において、VHSビデオテープは需要が高いわけではないため、未使用品であったとしても値が付くことが少ないようです。

しかし、映画やアニメ、アイドルの秘蔵映像など、DVD化されていない作品については、高値が付く可能性もあるようです。できるだけ高値で手放したい場合は、宅配買取サービスやオークションサイト、フリマアプリなどさまざまな方法を検討してみてくださいね。