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2018年07月13日 07:00 更新

「家が落ち着く」そう思わせてくれるランプシェード

キラキラ光ったり、ぼんやり灯ったり、幻想的な影を作り出したり……。優しく温かな光で、落ち着く空間を演出してくれるランプシェード。そんな素敵なランプシェードの写真を、インスタグラムで集めてみました。ランプシェードを手作りするヒントも紹介します。

ランプシェードで灯りのある暮らしを楽しもう

Photo by Robert Haverly on Unsplash

照明ひとつで、大きく変わる部屋の印象。特にランプシェードは、部屋全体を明るく照らすシーリングライトのような直接照明とは違い、一部分を照らす温かみのある優しい光が魅力で、明かりを灯すだけでホッと落ち着くような空間を演出することができます。シェードの素材やデザインによって灯り方や雰囲気が異なることから、インテリアや目的に合ったものを選びたいですね。

今回は、インスタグラムでさまざまなランプシェードをリサーチ。実際に明かりを灯した雰囲気や、手作りランプシェードの画像を探してみました。「部屋の雰囲気を変えたい」と思っている人や、ランプシェード作りが気になっている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

影デザインを楽しむランプシェード

インテリア系インスタグラマーの中で定番なのが、ロアンヌのペンダントライト。まるで宝石のようなガラスの輝きと、シックで甘すぎないデザインが、インテリア好きさんたちを虜にしています。壁に映し出されたトライアングル模様が幻想的ですね。

フランス語で“星”の意味を持つペンダントランプ、「エトワール」。玄関に飾れば、天井に浮かび上がる星型の影がお客様をおもてなしします。職人が一つひとつ手作業ではめ込んだというガラスからは柔らかい光が溢れ、温かな空間を演出したいスペースにぴったりです。

古民家の和室に合わせたのは、IKEAのユニークな照明「マスクロス」。マスクロスとは、スウェーデン語で“たんぽぽ”の意味で、壁に浮かび上がる模様はまるでたんぽぽの綿毛のよう♪

和室はもちろん、北欧モダンやミッドセンチュリーのインテリアにも合いそうなこちらのランプシェードは、日本の伝統工芸の技術を用いた作品を多数発表している照明作家、谷俊幸さんの「千(SEN)」。行灯(あんどん)をイメージして竹ひごで作られたという間接照明は、竹の隙間から溢れた光が壁に無数の線を描き、温かな空間を作り出します。

「ぽっ」と照らす置き型ランプシェード

メイソンジャーから溢れる光は、なんと日中に太陽光で充電したLEDのソーラーライト。「ソネングラス」と呼ばれるこのライトは、夜の廊下やトイレ、キャンプやフェス、非常用ランプなどさまざまなシチュエーションで役立つうえに、オブジェとして部屋に飾っても違和感がないのが魅力。ビンの中に、ドライフラワーや貝殻、砂などを詰め込んで自分だけの世界観を表現してみては?

折り紙デザイナー「ORITO」の品田美里さんの作品は、和紙の折り目が美しいコードレスのLED照明で、キャンドルのようにぼんやりと灯ります。繊細な手仕事で、部屋に落ち着きと温かみを演出してくれますよ。

テーブルの上にお月さま!? 充電式の間接照明「ムーンライト」で、部屋でお月見しながら一杯飲む、なんてオツな過ごし方はいかが? 3Dプリンタで月の表面を再現した本物のような月を眺めながら、癒しの時間が過ごせそう。

世界中で愛されているディック・ブルーナのミッフィーが照明に! USBケーブルで充電するポータブルなLED照明で、柔らかなシリコンを使った心地よい感触は、子どもがいる家にぴったり。明るさは5段階から選べるので、寝かしつけや、夜間の授乳・おむつ替えなど、ママのお助けアイテムとしても役立ちます。何と言っても、シンプルで丸みのあるかわいらしいフォルムがたまりません!

通称“スマイルランタン”と呼ばれるスパイスの「スマイルLEDランタン」は、800円前後(税抜)のプチプラなのに、キャンプなどの屋外はもちろん、屋内でも大活躍! 帽子にあるフックが特徴で、ドアノブにサッと引っ掛けて使うことができます。そして、何と言ってもこのニコニコとした表情がキュートで魅力的。デザインは10種類以上もあるので、子どもと一緒にお気に入りの子を探してみては?

こだわりの一点を。ランプシェードをDIYでつくる

一つひとつが違う形で、作り手の温かさが伝わるハンドメイドのランプシェード。気に入ったランプシェードが見つからないなら、自分で作ってみるのもいいかもしれません。こちらは、日中には素敵なインテリアとして、夜には間接照明として使える「コットンボール」。実は、100円ショップの材料で簡単に手作りできるんですよ。ガーランドのように壁に飾っても、この写真のようにビンや大きめの花瓶に飾っても素敵ですね♪

アンティークな雰囲気が魅力なビーズランプは、明かりを灯すとビーズがキラキラと輝いて、いつまでも眺めていたくなります。明かりを消しているときは、サンキャッチャーとして使えるので、楽しみ方も2倍に。材料がセットになった手作りキットも売っているので、気になった人はリサーチしてみては?

ボヘミアンビーチ系のインテリアに欠かせない、マクラメ編み。フラワーベースを吊るすプラントハンガーや、壁に飾るタペストリーなどが定番ですが、明かりを灯すランプシェードなら手編みの温かさがより引き立ちます。こちらのハンドメイドは、さまざまな素材のひもを使うことで立体感が出て、ナチュラルなのに存在感のある仕上がりになっているのが素敵ですね。

シンプルモダンなインテリアに似合いそうなレザーのランプシェードは、レザー特有の明かりの陰影が楽しめます。落ち着いたカフェのようなたたずまいで、革の間からこぼれる光にホッと心が休まりそうです。

海岸に落ちているガラス、「シーグラス」を使った涼しげなランプシェード。写真のような卵型のほか、丸型、立方体などのいろいろな形で作ることができます。明かりを灯すと、シーグラスがキラキラと光って、また違った表情が楽しめるのが魅力です。

編み物でもランプシェードを作ることができます。ざっくり編めば、こんなにキッチュでかわいいシェードのできあがり♪ 糸の素材や色合わせで印象が変わるので、季節やイベントに合わせたシェードを作ってみるのも楽しそう。

ここまで、ランプシェードのいろいろなハンドメイド作品を紹介してきましたが、「やっぱりランプシェードを手作りするのは、難しそう……」と感じているなら、100円ショップの力を借りましょう。こちらは、ボタン電池で点灯するダイソーの「アンティーク調ライト」をリメイクしたもの。本来、シェードの部分は乳白色のシンプルなデザインですが、自分好みの布やレースを貼ったり、プリンのカップ、紙コップ、アロマキャンドルのグラスを被せたりと、お手軽にリメイクが楽しめます。高さが18.3cmと小さなライトですが、複数並べて使えば明るさもアップ。人気商品なので、見かけたらすぐにゲットしてくださいね。

まとめ

市販のものもハンドメイドも、どれも温かみのあるシェードで、お客様をおもてなししたり、自宅でまったり過ごしたりするのにぴったりなものばかりでしたね。このランプシェードの写真を参考に、あなたもお好みの明かりで落ち着く部屋作りを楽しんでみてくださいね。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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