【専門家テク】もてなす側もラクに楽しむ! ホームパーティー準備のコツ
ホームパーティーって何だか大変そう……そんなふうに思っていませんか? おもてなしの一番の目的は、招いた方たちとゆっくりテーブルを囲んで楽しいひと時を過ごすこと。それなのに自分がへとへとに疲れてしまっては本末転倒ですよね。そこで今回は、気軽に楽しめるホームパーティーの準備のコツについてお伝えします!
ホームパーティーの準備のコツ【料理編】
こんにちは。暮らしと食のオーガナイザー、吉井謡子です。
ホームパーティーを開くのに、一番気になるのは"料理"ですよね? ラクにおもてなしをするには、背伸びせず普段通りにするのがコツ。楽しむことが第一なので、気の置けない友だちなら持ち寄りをお願いしたり、ケータリングサービスを利用したりするのもひとつの方法です。
メニューを考えるときのポイント
とはいえ、やっぱりおもてなしとしてしっかり料理をしたいという人には、以下のメニューを参考にしてください。
当日ラクできるメニュー構成
普段作っている家族の好きな料理を、メニューに入れてしまいましょう。作り慣れた献立なら、当日慌てることもありません。その他にも、ホームパーティーにあった方がいいメニューは、
・事前に作れる、当日温めるだけでよいスープや煮込み料理
・作り慣れた料理や煮込むだけ、焼くだけなどのメイン料理
・サッと作れるサラダやおつまみ
このように、当日になるべく手がかからず、事前に用意できる料理がオススメ。また、温めるものや冷やしておくものを組み合わせることで、食卓が楽しくなります。
スープなどまとめてたくさん作れるものであれば、家族の夕食として多めに作って、次の日にパーティーに回す、なんていう裏技もアリです!
料理の手順を全て紙に書き出す
当日の準備がスムーズにいくか心配……という方は、事前にメニューを紙に書き出してみましょう。次に「切るだけ」などの簡単なものでも、工程をすべて書き出します。
前日までにする作業はわかるように印を入れ、当日の作業は段取りを考えて番号を振り、盛り付ける食器まで書いておきましょう。
あとはこのメモを見て順に作業しながら一つひとつ線で消していけば、頭を使わなくとも慌てずスムーズに、温かいものは温かく、冷たいものは冷たく準備できるのです。
ホームパーティーの準備のコツ【お家編】
家が狭い、家が散らかっている……これもホームパーティーを開くのを躊躇してしまう理由ですよね。
家が狭くても、狭い場所って案外落ち着くものです。ローテーブルなどを用意して床に座るスタイルにすれば大勢入ることができますし、くつろぎ感のあるおもてなしになりますよ。
片付けは、思い切って家族に協力をお願いしましょう。ある程度の年齢のお子さんなら「明日はお客さんが見えるから、物はきちんと決まった場所にしまってね」というと、張り切って一緒に手伝ってくれるでしょう。また、お客さんを定期的に招くほうが、家をきれいにキープできるかもしれません。
ココだけは押さえたい! 家の準備
掃除や片づけは家族にお手伝いを頼みつつ、ポイントを押さえて無理なく準備しましょう。
・リビング
目につくモノをざっと片づける
・テーブル
テーブルクロス(必要であれば)を準備し、香りが邪魔にならない小さな花を飾れば印象アップ!
・玄関
余分な靴を片づけ、スリッパを用意する
・トイレ
トイレットペーパーを欠かさず、タオルは新しいものを用意
・洗面
鏡や洗面所の水回りはキレイに磨き、清潔なタオルを用意
掃除をするときには、玄関からトイレ、洗面所、リビングと、お客さんの動線にあるドアノブを磨くと◎。また、当日にはお客様の荷物を預かるので、コートやバッグ置き場、ハンガーを用意しておくことも忘れずに。
楽しく簡単に華やかに! ホームパーティーの演出のヒント
アイディアをピンタレストで探す
簡単で華やかな演出をいくつか知っているととても便利。このブーケサラダはクッキングシートをくるっとまとめた上に彩りよくサラダを盛り付けただけですが、たちまち食卓が華やかになり話も弾みます。
いくつかのおつまみを串に刺せばオシャレなピンチョスになるし、料理やデザートの仕上げにエディブルフラワー(食べられるお花)を飾れば、それだけで素敵になります。
私はインスピレーションを得るために「ピンタレスト」を時々使います。海外のアイディアも含めてお洒落な画像が見れるのでおすすめです。
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子ども・大人テーブルを分ける
また、お子さんがいても大人たちがゆっくり楽しめるよう、お子さんが幼稚園くらいの年齢になっていれば、子ども用の食卓を別で用意してしまいましょう。
子ども用のローテーブルに、取り分けスタイルの料理や食べやすいサンドイッチやおにぎり、飲み物を用意しておけば、大人になった気分でパーティーを楽しんでくれます。あっという間に食べ終わって遊び始めたら、さっと子ども用のテーブルを片づけることができ、子どものタイミングでおやつを出すこともできます。
せっかく楽しいパーティーを開くなら、もてなす側の自分自身も楽しめるようにしたいですよね。
まとめ
ホームパーティーを開くためのヒントは見つかりましたか? 大切なのは、自分も楽しむということ。準備は大変かもしれませんが、やり方次第でサクッと準備できるでしょう。