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2018年11月07日 07:00 更新

腕時計の買取に関する豆知識と困ったときの対処法

いらなくなった腕時計。ブランドやコンディションによっては、高値での買取が期待できます。とはいえ、いざ売却となってもどこに買取してもらうのが得策なのか、簡単にはわからないものです。そこで、腕時計を高く買取してもらうポイントについて、壊れた腕時計の扱いや付属品の必要性などと合わせてご紹介します。

腕時計の買取に関する豆知識

Photo by Ricky Kharawala on Unsplash

腕時計はどこに買取してもらうのがお得?

腕時計を買取に出す前に、まずはだいたいの相場を知っておきたいところです。実際にお店に足を運んで査定してもらう際、相場観がなければ提示された査定額が妥当なものかどうかが判断できません。おおよその相場がわかれば交渉のしようがあり、安易に売り渡してしまうことを避けられます。まずは、ネットの見積もりサイトをチェックしておきましょう。

複数の買取店の価格を比較し、ある程度の相場もつかめたら、気になるお店の口コミにも目を通しておくのがおすすめ。買取店の特徴や評判を調べておくと、安心して任せられる業者がどうかを判断する材料が見つかるはずです。

最も高く売れるのが買取店とは限りません。例えば、未使用品や未開封品だとしても、腕時計の買取店では新品扱いされることはまずありません。個人がいったん所有した時点で、中古扱いとなってしまうからです。ところが、フリマアプリやネットオークションでは未使用品や未開封品であることをアピールすることで、新品と同様の高い値で取引される場合があります。

高く買取査定してもらえる腕時計は?

Photo by John Torcasio on Unsplash

どんな腕時計が高額査定となりやすいかも知っておきたいところです。査定額が安定しているのは、例えば以下のようなメーカー。

・ロレックス(ROLEX)
・オメガ(OMEGA)
・タグ ホイヤー(TAG Heuer)
・グランド セイコー(Grand Seiko)
・カルティエ(Cartier)
・ブルガリ(BVLGARI)

海外・国内の老舗時計メーカーの人気が高く、なかでもロレックスが突出。カルティエなど、宝飾品メーカーの腕時計も比較的高値がつく傾向があります。

ただし、国内外の老舗時計メーカーが販売している機械式時計は、きちんとオーバーホール(分解洗浄)してあるのが条件。間近にオーバーホールしたものは、とくに査定額が上がる傾向があります。明細書や修理保証書などがあるようなら、ぜひ持参しましょう。

このほか、個性的なデザインと独自の機能を備える、シャネル(CHANEL)やルイ ヴィトン(LOUIS VUITTON)といったファッションブランドの腕時計も高値での買取が期待できます。ただし、グッチ(GUCCI)やフェンディ(FENDI)など、ハイエンドなファッションブランドでも腕時計の市場価値はそれほど高くないものもあるので注意が必要です。

腕時計買取で困ったときの対処法

Photo by Hunters Race on Unsplash

壊れた腕時計は買取してもらえる?

腕時計が壊れて動かない状態でも、高級腕時計であれば、買取の対象となる場合があります。もちろん修理不能なものもありますが、簡単な修理で直せるものも少なくありません。とくに修理交換用の部品が手に入りやすい国内メーカーのものは、安い修理費ですむ場合もあります。なかには、単に電池が切れているだけというケースも。

修理することで高値で買取してもらえる可能性がある腕時計は、買取に出す前に、ひとまず修理費の見積もりをしてもらうのがいいでしょう。おおよその修理費用がわかれば、仮に壊れたまま買取に出したとしても、提示される査定額が妥当なものかどうかを判断することができます。

もちろん、買取査定は複数のお店で行うことが大前提。すべての買取店が一様に修理や部品の調達に長けているわけではありません。同じ壊れた腕時計でも、故障品扱いとするお店もあれば、そうでないお店もあるのです。時間や手間を惜しまず、できるだけたくさんのお店で査定を依頼してみてください。

腕時計買取に箱は必要?

付属品が揃っているかどうかも、査定額を上げるためには大切なポイント。箱がないと買取してもらえないわけではもちろんありませんが、箱があるのとないのとでは、数千円から1万円ほど査定額に差が出ることもあるようです。とくに、観賞用としての需要があるコレクションアイテムは、箱が重視される傾向があります。

腕時計の保証書をなくしたら?

保証書は必ず腕時計と一緒に査定に持ち込みましょう。とくに未使用品や未開封品の場合、保証書がないと査定額を大幅に下げてしまうことも。場合によっては、保証書がないと買取を断られることもあるので注意してください。

保証書が見つからない場合は、オーバーホールに出すという手も。明細書がオーバーホールの証拠となり、査定額を上げる可能性があります。ただし、オーバーホールにも相応の費用がかかるので、そのあたりはよく検討した方がよさそうですね。

まとめ

需要の高い腕時計は、買取のための準備をきちんとすることで査定額を上げることができます。お手持ちの腕時計のブランドやコンディションに合わせて、適切な方法を選んでくださいね。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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