100均すのこでガーデニングの棚を作ろう！　簡単DIYのアイデアを紹介

DIYの材料としてもよく使われるすのこ。ホームセンターやインテリア用品店など、店舗でさまざまな種類のすのこが販売されています。例えば、ニトリでは国産ヒノキを100％使用したすのこが販売されており、素材にこだわる人に大人気です。

実は、すのこはダイソーやセリア、キャンドゥなど、多くの100均でも売っています。100均のすのこのメリットは、何といってもその安さ。1枚たった100円と、プチプラでDIYの材料を手に入れることができます。しかも、品質だって◎。安くてもしっかりと丈夫な素材で作られているので、安心して使うことができます。サイズも豊富に揃っているので、使いやすいサイズのものを探してみてくださいね。

100均のすのこで作るガーデニング棚の作り方を説明します。作り方はいたってシンプルなので、初心者の方でも挑戦しやすいですよ。

・すのこ（下駄が3本付いたもの）2枚
┗ 棚の側板となります
・すのこ（お好みの長さのもの）3枚
┗ 棚板となります
・ビス
・ドライバー
・木工用ボンドや接着剤（あれば）

①側板として使う2枚のすのこの下駄（すのこの裏側に付いている角材）を、内側に向かい合わせるようにして縦にする。
②棚板として使うすのこを、側板のすのこの下駄と下駄の間に橋渡しするように置き、木工用ボンドか接着剤で仮止めする。
③仮止めした部分を、ドライバーを使ってビスで完全に固定する。

「基本の棚では棚板と棚板の幅が広すぎる」という場合は、棚板どうしの間を区切ってみましょう。側板となるすのこの棚板を取りつけたい位置に、あらかじめ自分で下駄を付けておけば、棚板どうしの間を自由に区切ることができます。

また、棚の裏板を取りつけたいときもすのこが使えます。側板と同じ長さのすのこをビスで固定し、裏板にしましょう。側板のすのこでは棚の幅に合わない場合は、裏板として使うすのこの下駄を切って分解し、適度な幅に並べて取り付けると良いですよ。

すのこの棚は、そのまま使っても良いのですが、色を付けるとさらにおしゃれに見えます。お好みの色でペイントし、庭をより素敵に見せてくれるガーデニング用棚に仕上げましょう。

すのこを100均で買うときに、合わせて「水性ニス」を手に入れておくのがおすすめ。ウォールナット、チーク、メープル、けやきなどカラーバリエーションも豊富で、すのこ棚をグッと素敵に変身させてくれますよ。

水性ニスは、ボトルに入ったままでは使いにくいため、まずは浅めの容器に注ぎます。もし、粘度が強い場合は水で薄めましょう。そして、刷毛を使ってペイントしていきます。

水性ニスは、塗り重ねるほど色味が濃くなります。お好みの色になるまで、色を塗り重ねていきましょう。ただし、塗り重ねる際は数時間あけるようにしてください。色を塗り終え、完全に乾燥させたら完成です。

すのこでガーデニング用棚を作ったら、それに合うガーデニンググッズもすのこで作ってみてはいかがでしょうか？　水性ニスで棚と色を揃えると、統一感も出て、よりいっそう庭がおしゃれになるはずです。

すのこは、壁に立てかけておくだけでガーデンフェンスとして使えます。すのこの隙間の部分にフックを掛け、植物や小物などを飾ると、ガーデニングがさらにおしゃれにグレードアップすること間違いなし。

ガーデニング好きのみなさんの中には、ベランダでガーデニングしているという人もいるでしょう。ですが、ベランダの柵って無機質であまりおしゃれとは言えないものが多いですよね。

そんなときは、ベランダの柵もガーデニングに合うようにDIYしちゃいましょう。やり方はとっても簡単で、すのこを結束バンドでベランダの柵に固定するだけ。こうして柵全体にすのこを取り付けると、ベランダがガーデニングにぴったりのナチュラルな雰囲気に大変身します。しかも、目隠しにもなって一石二鳥ですね。

ただし、マンションによってはベランダの使い方に規定があるので、一度確認してくださいね。

ガーデニングスペースをよりおしゃれで便利にしてくれる棚は、100均のすのこで簡単に作ることができます。ぜひ、今回ご紹介したガーデニング用棚やガーデンフェンスなどを活用して、さらにおしゃれにガーデニングを楽しんでくださいね。