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2020年10月28日 19:03 更新

タオルの3つのリメイク方法とは?生活小物やおしゃれグッズに大変身!

使い込んでくたびれてしまったタオル。なかには気に入ったデザインだったとしても、買い替えと同時に捨てている方がほとんどだと思います。ところが、ちょっと手を加えるだけで、便利なお掃除グッズやおしゃれなアイテムに生まれ変わらせる方法があるんです。タオルに第二の人生を! タオルをリメイクするアイデア&方法をご紹介します。

タオルのリメイク方法はたくさん

Photo by Denny Müller on Unsplash

タオルをリメイクするというと、使い捨て雑巾にリメイクというパターンはあるあるです。では、他には?

例えば、トートバッグ。大きなバスタオルなら、本体と取っ手部分をとるのにじゅうぶん。しかもトートバッグは、直線に裁断すればいいだけなので、思いのほか手間もかからないんです。

前掛けもタオルリメイクにおすすめ。やわらかい質感のタオルは、プラスチックやビニール製の前掛けよりも、赤ちゃんの肌にやさしい。吸水性も抜群なので、先端を折り曲げてポケットをつければ、食べこぼしポケットにもなりますね。

さらに、バスマットを作るという方法も。切ってつなぎ合わせたタオルを三つ編みすることで、吸水性の高い優秀なバスマットが完成! もちろん、キッチンや玄関などで使ってもOKです。

そのほか、子どものスイミング用のラップタオルや、小物の収納に便利なウォールポケットなども、タオルでリメイクできます。ちょっとほつれてしまったタオルは、次の形へと変身させましょう。

タオルはリメイクに向いている素材?

Photo by Lauren Roberts on Unsplash

タオルはパイル地といって、輪っか状の糸がたくさん織り込まれています。そのため、吸水性がとても高いのが特徴。長く使うと退色こそ見られますが、吸水性の高さが損なわれることはありません。雑巾などにリメイクすると、とても重宝するのはそのためです。

また、生地端がきちんと始末されているので、あらためて端処理する必要がありません。しかも、タオルの多くは綿100%。針が通りやすくミシンがけしやすい素材なので、思いのほか簡単にリメイクしやすい素材でもあります。また、ミシンがなく手縫いでの対応もOK!

ただし、タオルのなかには、マイクロファイバーと呼ばれる化学繊維を使っているものもあります。マイクロファイバーのタオルは、触った感じはふわふわしていてやわらかく感じるのですが、繊維の一本一本がとがっているのが特徴。お肌などやわらかいものを強くこすると、傷つけてしまう可能性があるので要注意。他の生地と縫い合わせるのも難しいので、リメイクする際は綿素材のものとは分けて使うのがおすすめです。

タオルの変身術! リメイク方法を紹介

タオルによって、リメイクするものを変えましょう。少しのほつれだったら、まだまだ十分使える価値ありです。そのため、ヘアアクセサリーなど日常で使える小物に変身させるのがおすすめ。しかし、使い古したタオルなら、やっぱり使い捨て掃除用ウエスが無難ですね。タオルの使用具合を見て、判断しましょう。

掃除用ウエスに変身

Photo by Karly Santiago on Unsplash

ウエスとは、古布などを再利用して雑巾代わりに使うもののことですが、これがお掃除に大活躍。紙よりも断然丈夫で、濡れても破れる心配がないので、水まわりのお掃除に最適です。しかも、もともと捨てるはずだったものなので、使った後はためらいなくゴミ箱に捨てられるのもポイント。

例えば、お風呂の浴槽や窓、鏡に残った水滴を拭いたり、排水口にたまった皮脂や髪を取り除くのにもってこい。キッチンでも、シンクやコンロまわりについた油汚れをとるのに便利です。もちろん、トイレでも、便器の縁についた汚れをさっと一拭きしてそのままゴミ箱にポイ。もったいないと思うことがないので、キッチンペーパーやトイレクリーナーよりも気軽に使うことができるんです。そのほか、土間や車、お家の周囲など、あらゆる場所のお掃除に重宝します。

■ウエスの作り方
いらなくなったタオルをハサミで適当な大きさにカット。例えば、フェイスタオルなら、4等分するとフローリングワイパーシートにちょうど使いやすい大きさになるはず。水まわりなどのお掃除に使う場合は、ご自分の使いやすい大きさに切って構いません。もっと小さくカットして、ちょこっと汚れをサッと拭き取るようにためておいてもいいですね。

生活で使える小物に変身

Photo by Melissa Poole on Unsplash

スタイ

■必要なもの
・ミニタオル
・綾織テープ(28cm)
・マジックテープ(幅2cm×長さ2cm)
・針
・糸

■スタイの作り方
まず、綾織テープの端を1cmほど折って、その上に幅2cm×長さ2cmのマジックテープの凸面を縫いつけます。次に、ミニサイズのタオルの短い辺の端から1.5cmあたりのところにマジックテープの凹面を縫いつけてください。タオルのもう一つの端には、綾織テープの端(マジックテープがついていないほう)を、やはり1cmほど折って縫いつけます。

赤ちゃんなら、ミニタオルの大きさがちょうどいいくらいです。テープをつける以外は、カットする必要もないので、慣れればサクサク作ることができるようになると思います。

小さなトートバッグ

■必要なもの
・同じデザインのミニタオルを2枚
・カバン用の持ち手テープ(2.5cm×60cm)
・針
・糸

■トートバッグの作り方
まず、持ち手テープを半分に切ります。次に、持ち手テープをつけたい場所にしつけ糸で仮りどめしてください。持ち手テープをそれぞれのミニタオルに縫いつけます。ミニタオルどうしの側面と底辺を縫い合わせたらできあがりです。

シュシュ

■必要なもの
・フェイスタオル
・平ゴム(22cm)
・ミシンを用意してください(ミシンがない場合は手縫いでもOK)

■シュシュの作り方
まず、タオルを幅12cm×長さ52cmに切ります(耳は切り取っておきます)。タオルを縦に半分に折って、縫い代1cmで中表にミシンがけします。このとき、縫い始めと縫い終わりは、5cmほど縫わずにおきます。タオルを表に返し、両端の短い辺どうしを縫い合わせます。タオルの穴にゴムを通して結んでください。ゴム通し口を手縫いして閉じたらできあがりです。

まとめ

お歳暮やプレゼントなどでもらったタオルは、押入れにしまっておくだけではもったいない! 使い心地のよいタオルは、もっと身近なものに変身させて、本来のタオル以外の作り方を編み出してみましょう。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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