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2020年10月28日 19:03 更新

寄せ植えの7つのポイントとは?ガーデニング初心者向け!

ガーデニングの上級テクニックが必要に思える寄せ植え。一見難しそうですが、いくつかのポイントを押さえれば、オシャレな寄せ植えが完成します。では、どのようなコツがあるのでしょうか。今回は、オシャレな寄せ植えを作る7つのポイントをご紹介します。

寄せ植えとは?

Photo by Eduard Militaru on Unsplash

1つの鉢に、複数の植物を植えていくことを「寄せ植え」といいます。同じ空間に色やサイズ、高さが異なる植物を植えてコントラストを楽しむことができると人気を集めていますが、センスが問われそうでなかなかチャレンジできませんよね。でも、基本の植え方を覚えれば、すぐに寄せ植えを楽しめるようになりますよ。では、はじめに、必要なものを1つずつチェックしていきましょう。

寄せ植えに必要なもの

Photo by Alyson McPhee on Unsplash

寄せ植えだからといって特別なアイテムは必要ありません。土の敷き方は一般的な鉢植えと変わらないので、既にガーデニングを楽しんでいる! という方であれば、いつも使っているアイテムをそろえていただければ問題なしです。

大きな鉢

寄せ植えに必要不可欠なものが大きな鉢。どの程度の種類の植物を、どのくらいの量植えるのかにもよりますが、十分なスペースが空くように大きめの鉢を用意しましょう。もちろん、プランターでも問題ありませんが、10号以上のサイズのものがおすすめです。

土や肥料、鉢底石

寄せ植えの場合も、鉢底石を入れた上から、土や肥料を入れていきます。植える植物にもよりますが、土は腐葉土と赤玉土を3対7の割合で混ぜ合わせたものが良いでしょう。ベランダで栽培する場合は、バーミキュライト(※)をプラスするのがおすすめ。日陰の場合は軽石を追加するなど、鉢を置く場所も考慮して土の割合を変えてみてください。

(※)土壌改良のための土。保温効果があったり、通気性がよかったり、植物の成長をサポートしてくれる。

スコップ、ハサミなどの道具

寄せ植えをスムーズに行う場合は、スコップやハサミなど、基本的なガーデニング道具をそろえておくことも大切です。ビニールシートがあると、土を混ぜるときや鉢に入れるときに便利です。

初心者向け! オシャレな寄せ植えの作り方

Photo by Erik-Jan Leusink on Unsplash

道具が揃ったらさっそく寄せ植えにチャレンジしましょう。ここでは、植物やプランター選びのコツから詳しく紹介します。ポイントごとにまとめているので、しっかりチェックして参考にしてくださいね。

メインの花を選び、寄せ植えのテーマ(イメージ)を決める

寄せ植えは、ただ数種類の植物を集めて植えるだけでは、統一感がなく、ぐちゃっとした印象になってしまいます。まずは、寄せ植えする植物のうち、メインの花や植物を選んでおくのがポイント。メインが決まると寄せ植えのテーマを決めやすくなります。

プランターを選ぶ

テーマが決まったら、鉢やプランターを選びましょう。ポップがテーマなら、白がベースになっているものや、ブリキ缶などを用意するのがおすすめ。クールなら、ガラス繊維で作られたグラスファイバー製のものや、樹脂製のものをあわせると良いでしょう。

メインの植物に合わせて、他の植物を選ぶ

プランターを選んだら、次にメインの周りに置く植物を決めます。配置パターンとしては、メインの植物を中央に置き、それを囲むようにメインよりも少し小ぶりの植物を、空いた隙間にさらに小さなものを置くのがスタンダード。

あまり多くの色を使ってしまうと統一感を出すのが難しくなるので、3色と決めたり、暖色系や寒色系など同じ色味のものを取り入れると良いでしょう。

植え付け

ポットから植物を出して、苗の根をしっかりほぐしてからプランターの中に入れていきます。苗の根をしっかりほぐさないと、育ちが悪くなってしまうリスクがあるので、手間に思えても、しっかり行うことが大切です。

植物の組み合わせを決めるポイントは?

Photo by Rebecca Lee on Unsplash

寄せ植えを上手に完成させるためには、いくつかのポイントがあります。どのようなポイントを押さえれば、ハイセンスな寄せ植えになるのでしょうか。ここでは、意識したい7つのポイントをご紹介します。

似た性質を持つ植物を集める

寄せ植えの難しい点は、植える植物にあわせて、土の性質を自由に変えることができない点にあります。そのため、見た目だけを重視して植物選びをしてしまうと、すべての植物がきれいに咲かないことも。同じ属性のものや、開花時期が同じものを選ぶとよいでしょう。

同系色か反対色でまとめる

同系色でまとめるほか、反対色を意識して植物を選ぶと、統一感のある寄せ植えが完成します。紫なら黄色、青ならオレンジ、赤なら緑など、反対色であわせると、カラフルな色合いでもごちゃごちゃした印象にならないのでおすすめです。

白を取り入れる

食器やインテリアに多く使われている白は万能色とも呼ばれており、どんな色にも合うカラーとして重宝されています。白が入るだけで、ぐっとエレガントな印象に。鉢も白でそろえてオールホワイトでまとめるのもおすすめです。

植物の数は奇数にする

大きめの鉢に寄せ植えをするなら、偶数よりも奇数でまとめたほうが、統一感がアップ。中央にメインの植物を植えたら、周りに2種類か4種類の植物を植えてみてください。

形の似た植物をあわせる

花や葉の形や大きさ、分厚さをそろえると、違う種類の植物でも、一気にまとまりがあるように見えます。メインの植物の周りに置く、サブの植物については、形をそろえるとよりメインが際立って見えるのでおすすめです。

高低差を出す

鉢なら中央から外に向かって、幅のあるプランターなら後ろから前に向かって背の高いものから低いものが並ぶように、配置すると立体的な寄せ植えが完成します。バランスの難しい寄せ植えですが、この法則を守って植えればまとまり良く配置することができます。

カラーリーフプランツをアクセントに

寄せ植えに使う植物すべてを花にしてしまうと、どうしてもしまりがなくなってしまいます。でも、グリーンをあわせるとどうしてもイメージ通りの華やかな寄せ植えにならないということもあるでしょう。そんなときは、カラーリーフプランツを使ってみることをおすすめします。カラーリーフプランツとは、その名の通り、色がついている葉を持つ植物のこと。

ピンクやオレンジ、紫に白などさまざまな色があるので、思い描いたイメージを崩さずに寄せ植えを完成させることができます。

まとめ

ガーデニングのなかでも難しそうに思える寄せ植えですが、コツを押さえれば、誰でも簡単にマスターすることができます。メインの植物選びや、植物の組み合わせルールを踏まえて、まとまりのある寄せ植えを完成させてくださいね。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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