【初心者必見】家庭菜園・ガーデニングにおすすめな花と野菜とは
実は春はガーデニングを始めるのにぴったりな季節。春の訪れを感じたら、ぜひ庭やベランダに新たな命の息吹を咲かせる準備をしてみてはいかがでしょうか。ここでは、春のガーデニングにおすすめの花や野菜を紹介。家庭菜園はベランダでも行うことができるので、ぜひチャレンジしてみて!
家庭菜園・ガーデニングのスタートは春が良い?
春が家庭菜園を始めやすい理由
朝置きたらベランダに出て、野菜やハーブを摘み取り、新鮮な素材を活かした朝ごはん。そんな優雅な朝時間をつくることが叶うガーデニングや家庭菜園、「興味はあるけれど、まだ始めていない」と悩んでいる方は、ぜひ春の時期に始めてみて!
実は多くの農園が4月から使用を開始していることもあり、春は植え付けできる苗がとっても豊富なシーズン。家庭菜園やガーデニングを始めるのにうってつけの季節なんです。野菜の場合は品種にもよりますが、春に植え付ければ、早くて夏の時期にはちょうど食べごろを迎えますよ。
春のガーデニングにおすすめの花
ガーデニングといっても、庭や植え付けの準備など、とても大変ですよね。ここでは、初心者でも手軽に始められるようベランダで育てることのできる花を紹介します。
ベランダガーデニングのメリットは、なんといっても「家」といういちばん身近な場所から、季節の変化を感じ取れるところ。この時期に植えつけをすれば、夏ごろには季節の花が見ごろを迎えます。
・ダリア
植え付け時期 : 3月〜6月
開花時期 : 6月〜10月中旬
ダリアは、比較的栽培も簡単で開花期間も長いため、初めてガーデニングを行う人も手を出しやすい植物です。華やかな花姿が印象的で、ベランダをぱっと鮮やかに彩ります。
・ベゴニア
植え付け時期 : 5月〜6月
開花時期 : 5月〜11月
花びらの形がとってもかわいらしいベゴニアは、ガーリーなテイストのプランターにぴったり! 強い日光よりも半日陰ぐらいの場所を好むので、ベランダガーデニングにもぴったりです。
・ニチニチソウ
植え付け時期 : 4月〜5月中旬
開花時期 : 6月〜11月
小ぶりな花が控えめで、寄せ植えにもぴったり。もともと熱帯地方が原産の草花なので、太陽を好みます。日当たりがよく、風通しのいい場所に植えましょう。
春のガーデニングにおすすめの野菜
まだ若干の寒さは残るものの、ぽかぽか暖かい日差しを心地よく感じることができる春は、植え付け作業もしやすいですよね。そんな春の時期に植え付けしたい野菜たちを、時期ごとにご紹介。採れたてのお野菜の味はやっぱり格別。春の時期に植えればだいたい初夏が始まる頃には収穫することができますよ。
3月
・じゃがいも
スーパーでよく買う野菜の代表格・じゃがいもは、2月〜3月ごろに種植えを行います。初心者でも比較的栽培しやすい品種は、メークイン・男爵・きたあかりなど食卓でもおなじみの品種。収穫までは2〜3カ月が目安です。
・ラディッシュ
ラディッシュは種まきから収穫までが20日前後と短期間なため、比較的初心者にも栽培しやすい野菜です。小型サイズのプランターでも、十分に育てられるのでベランダ栽培にも向いています。
・カブ
カブの中でも、根径5cm以下の「小カブ」。種まきから収穫まで2カ月以内と、短期間で栽培することができます。新鮮なカブは肉厚で甘く、料理に使うととってもおいしいですよね。
4月
・枝豆
キーンと冷えたビールには欠かせない枝豆も、家庭菜園で栽培できちゃいます。植え付けは4月〜5月下旬。丈夫で病気にも強く、手間もかからないので育てやすい野菜です。
・リーフレタス
サラダに欠かせないリーフレタスは、家庭菜園ビギナーにも栽培しやすい野菜のひとつ。家庭菜園で収穫すれば、毎朝シャキシャキの採れたてレタスを楽しむことができますね。レタスは、玉レタスよりもリーフレタスのほうが栽培しやすくおすすめです。
・5月
・ゴーヤ
高温を好む野菜なので、なるべく暑い時期に植えるようにしましょう。東京だと、早くても5月の連休以降がおすすめです。7月中旬から9月中ごろまで収穫できますよ。
・トマト
家庭菜園の定番・プチトマト。小学生の自由研究で育てていた方も多いのでは? 少し懐かしい気持ちになるプチトマトも、ベランダ菜園で始めやすい野菜のひとつです。収穫は、トマトの花が咲き始めてから2カ月前後が目安となります。
・シソ
料理の仕上げに加えたいシソですが、スーパーで売ってるものだと量が多く、使い切れず余ってしまった……なんてこと、ありませんか? 家庭菜園であれば、欲しい分だけ採れるので便利ですよね。ハーブの一種もあるシソは生命力があり、病気にも強いので育てやすい野菜のひとつ。日光と水をたっぷりあげれば、一週間程度で発芽します。
春の家庭菜園・ガーデニングを成功させるために
種から植えつけることを中心にご紹介してきましたが、どれも比較的育てやすい野菜の部類ではあるものの、成功率はやはり種よりも「苗」から育てるほうが高いです。野菜によっては、種から育てるのはある程度の経験値や専門知識が必要な場合もあります。もし初めて種から育てる場合は、ラディッシュやリーフレタスなど比較的失敗しにくい野菜を選びましょう。
また、春は気温の寒暖差が激しく、想定気温よりも低かった(または高かった)など、天気の問題で失敗するケースも考えられます。「早く始めたい!」とつい焦ってしまいそうですが、適した気温になるまで待ってから始めるのが、成功率をアップさせるコツ!
まとめ
季節の花を独り占め鑑賞できたり、毎朝採れたて野菜が食べられたりするベランダガーデニングには、生活を豊かにしてくれる魅力がいっぱい。始めやすい春からスタートして、ぜひ夏にはガーデニング力をアップし、さらなる花や野菜を育てていきましょう。