住まい
タイルシートで簡単リメイク！種類と便利な活用事例
100均一でも展開されているリメイクシートですが、最近どんどん進化を遂げて、さまざまなタイルシートやタイルシールが販売されています。では、どんなところに使ったらいいのでしょうか？ ここでは、タイルシート・タイルシールの種類や使い方を紹介していきます。
※記事内の商品を購入した場合、売上の一部がマイナビウーマンに還元されることがあります。
手軽さが人気！ リメイク用タイルシート
本来、タイルを貼るのはなかなか手間のかかる作業です。クラシカルな雰囲気のタイル貼りキッチンなどに憧れるものの、自分ではちょっと……とためらってしまいがちです。ところが、タイルシートなら貼るだけなので簡単。DIYに慣れていない人でも気軽にリメイクすることができます。大掛かりな作業の必要がないので、賃貸でも楽しむことが可能です。
最近では、タイルシートも100均で手に入る安いものから、さまざまな機能を兼ね備えたシールなど、一口にタイルシートといってもたくさん！ 貼る場所によって、タイルシートの機能をチェックし、選ぶことをおすすめします。
人気なのが、本当のタイルのように目地からモザイクタイルが浮き上がっている3Dタイプのもの。作りがしっかりしていて、一見職人さんが作ったものなのか貼っただけのタイルシートなのかを見分けるのが難しいほどです。
キッチンで使う場合は、耐熱性に優れているものなら、レンジまわりなど火気がある場所でも安心して使うことができます。防汚性が高いものであれば、油汚れがついてしまっても調理の後に濡れた布で水拭きするだけでOKなので、掃除も簡単です。
柄タイル風のステッカーもあります。アラベスクのような、植物や動物のかたちを幾何学文様にしたおしゃれなものも多く、キッチンだけでなくお家の中のあらゆるところを手軽にイメチェンすることができますよ。
リメイク用タイルシートはどこで買う？
注目が集まっているせいか、リメイク用タイルシートはホームセンターや通販はもちろん、100均でも購入できるようになってきました。例えば、ホームセンターでは、ポリウレタンや塩化ビニールなどを材料にしたタイルシートが人気。縦横それぞれ30センチ程度の大きさのものが、600円ぐらいで販売されています。この価格帯のものなら気軽に取り入れられますし、防水性が高く水まわりで使うことができますね。また、ハサミやカッターで、使用したい場所に合わせて好きな大きさに切って使えるので、とても便利。もちろん、油汚れなどもさっと水拭きするだけでキレイになります。
通販なら、価格も素材もさまざまなものが手に入ります。例えば、耐熱・撥水加工が施された凹凸が控えめなタイルシートなら、60センチ×6メートルの大ぶりのものでも3,000円前後。キッチンのお色直しならこれで十分まかなえそうです。
100均のタイルシートも人気です。例えば、塩化ビニール樹脂を使ったタイル的なルックスの3Dタイプのタイルステッカーは、21センチ×12センチで108円。しかも、ブルーやグリーンなどキッチンに似合いそうな涼しげなカラーのほか、シックなブラウンやモノトーンなど、カラーラインナップも充実しています。洗面所など、ちょっとした壁をリメイクするにはもってこいの手軽さですね。
タイルシートの上手な貼り方
ここからは実践編。タイルシートの貼り方をご紹介します。
まずは、壁の汚れをキレイに落としておくことが大切です。ホコリや水分、油汚れはしっかりお掃除。洗面所に貼る場合、カビ汚れがあると剥がれやすくなってしまいます。
下準備が整ったら、あとは貼るだけ。とくに用意するべき特別な道具などはありませんが、シートを貼るときには、タオルなどで押さえるとムラなくキレイに貼ることができます。
タイルシートの裏フィルムの一部だけを剥がし、両角をしっかり合わせて壁に貼ります。斜めになっていないか確認できたら、裏のフィルムをすべて剥がして貼ってください。薄いタイプのシートなら、タオルを使って中心から外側へと、気泡を押し出すように。3Dタイプのものは、商品によっては目地がある辺とない辺がある場合があります。この場合は、目地がある辺が壁の端にくるように向けて貼りましょう。薄手シート、3Dシートのいずれの場合も、2枚目以降は同じ向きで続けて貼っていくだけです。
注意点としては、剥がせるタイプとして売られていても、長期間貼ったままにしていると剥がれにくくなってしまうということ。そのため、壁の表面を傷つけないか試し貼りしてから、本格的に貼っていくことがおすすめです。
タイルシートを使ったおしゃれリメイク例
タイルというと水まわりを連想する人が多いせいか、リメイク用のタイルシートは、防水加工されているものが少なくありません。そのため、水まわりでも気兼ねなく使用することが可能です。例えば、洗面所の鏡に、タイルの一列を貼るだけでも◎。
また、必ずしもキレイに並べる必要はありません。多少ズレがあっても、それはそれでハンドメイド感があっておしゃれ。自由にハサミやカッターで切って、大きさが変えられるという点を利用して、あえてランダムな形に貼ってアートっぽく仕上げている人もいるようです。
もちろん水まわりだけでなく、デスクの上やチェストなど家具の装飾に使ってもOK。玄関先におしゃれに貼っている人もいて、アイディア次第でいろんな風に楽しむことができます。
まとめ
とっても手軽にリメイクできるタイルシート。コストも時間もかけずに、水まわりなどをレトロで表情豊かに見違えさせることができます。部分貼りをして、センスよく仕上げて部屋＆家具をグレードアップさせてください。
※表示価格は、時期やサイトによって異なる場合がございます。詳細はリンク先のサイトでご確認くださいませ。
