
【専門家が解説】大量の洗濯物が時短できる3つの技とは
洗濯物が多いときの、洗濯家事の効率アップのコツをご紹介します。たくさんの洗濯物は、保育園で思いっきり遊んだ証。けれど、ママにとっては……。早く洗濯物を乾かすコツから、畳み方のポイント、楽にアイロンがけをする方法を解説します。
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3人の保育園児を子育て中の、名古屋在住ライフオーガナイザー®︎中矢くみこです。
保育園児が持ち帰る洗濯物。「量が多くて洗濯が大変……」と、お悩みのママは少なくありません。そんな時は、「洗濯家事」のやり方・手順を見直してみませんか?
「とにかく洗濯に手間や時間がかかってしまう……」とお悩みの方は、今までのやり方を見直せば、時短に繋がるヒントを得られるかもしれません。
洗濯物が多いほど、やり方を少し変えるだけで時短効果が現れますよ。まずは使っているツールを見直してみましょう。
時短テク1.ランドリーツールを使いこなす
ワンタッチ7連ハンガー

商品のウリでもある"ワンタッチ"で、干せるハンガーは干す時間を短縮してくれるNO.1ツール! 「干す」「乾いた洗濯物を外す」のスピードアップが叶います。
サイズの違う「大人の服」「子どもの服」でハンガーを変える手間も必要なし! たくさんのハンガーを管理する必要もなくなります。
この「ワンタッチ7連ハンガー」には、さらにお得な使い方が♪
通常のハンガーでは干しづらい、パーカーなどのフード付きトップス。フード部分を干すために、専用ツールなど使っている方もいらっしゃるかもしれませんね。
このワンタッチ7連ハンガーなら、フードのあるトップスも楽に干すことができるんです。

収納する際に使うフック部分に、フードを引っ掛けるだけでOK! 乾くのに時間がかかるフード部分もしっかり風や光が当たるので、他の洗濯物と同じ時間で乾きます。
バタフライ型タオルハンガー

保育園の幼児クラスの場合、タオルエプロンや口拭きタオルが何枚も必要だったりします。
枚数が多くなればなるほど、1枚1枚ピンチハンガーで挟んで干すのは時間がかかるもの。
(わが家の最多時期は、タオルエプロンと口拭きタオルで計14枚でした……)
こちらの「物干しタオルハンガー」は、先端が輪っか状になっており、タオルエプロンが横から差し込めるので、ワンアクションでスピーディーに干せます。
外す時は3、4枚まとめて持ちながら、横から引き抜くだけ。10枚あっても、数秒で取り込めますよ。

時短テク2.たたみ方を一工夫して楽に!
分けてからたたんでみる!
取り込んだ、山盛りの洗濯物。たたむ前に、まずは人別や収納場所別に分けてみてください。
片づけでもそうですが、「分ける」ときは意外と頭を使っています。「分けて」から「たたむ」と、意外と楽にスピードアップできることが多いので、ぜひやってみてください。
収納場所を意識して分けることで、スムーズにしまうこともできますよ。

分けておくことで、もうひとつ良いことがあります♪
子どもが小さいうちって、なかなかまとまった時間が取れないですよね。そうなると、「全部たたんでないのに中断」→「洗濯物の山が中途半端に残る」という状況になりがちだったり……。
そんな状況でも、あらかじめ分けておけば、隙間時間に優先順位の高いグループから取りかかりやすくなります。
ひとつひとつで完結できるので、達成感も感じやすい! 洗濯物の山を「一気にたたまないと」という気持ちからも解放されるかも?
たためない洗濯物の山を放置しない対策


洗濯物は取り込むのがやっと、たたむ時間すらなかなか作れない……という方には、まずは大きめのカゴをいくつか用意してみませんか?
2つほど用意しておけば、
・「子供用」と「大人用」
・「クローゼットに持っていくもの」「それ以外のもの」
など、ざっくりと分けておけるので、カゴの中からお目当てのものが探しやすくなります。
「洗濯は毎日するけど、たたむのは週末しか無理で……」という場合は、1週間分で溢れない程度の大きさのカゴを用意すると、スッキリとした見た目に。
見た目が好みのカゴなら、置きっぱなしもOKではないでしょうか?
時短テク3.アイロンがけの面倒くささを解消


手間に感じてしまうアイロンを楽にするには、アイロンをかける場所も見直してみてください。クローゼットだったり、リビングだったり、洗面所だったりと、人によって便利に感じる場所は異なります。
一番スムーズだと感じる場所に収納しておくことで、少しでもハードルを下げることができますよ。
アイロンマットならどこでもアイロン台に変身

そもそも、「座ってアイロンがけが面倒」「アイロン台の出し入れが面倒」という理由でアイロンがけに抵抗があるなら、アイロン台をアイロンマットに変えるという方法も!
アイロンマットの良い点は、ダイニングテーブル、ベッド、床、どこでもアイロンがかけられること。マット自体もとても軽いですし、折りたたんでコンパクトに収納できるのも嬉しいですよね。
注意点としては、肩の丸みなどの仕上げは、アイロン台で行うよりも難しいこと。また、スチームの水分はアイロンシートを通過するので、使ったらすぐにめくって乾かすことも必要です。(裏返しておいて置くだけでも○)
まとめ
数が多い洗濯物をスピーディーに処理していくには、「ツールの選び方」と「洗濯物は分ける」ことがポイントになってきます。
「とりあえず干す」「とりあえずたたむから」から、まずは「分ける」から始めてみませんか? 慣れるまでは、効果を感じにくいかもしれませんが、きっと時短につながるはずですよ。