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2020年10月28日 18:52 更新

ペンキで塗装&リメイクする時に必要なオススメ塗料と塗り方

ちょっとしたDIYを楽しんでみたい。でも、あまり大げさなことはできないし、したくない。そんな方におすすめなのが、塗装するだけで完成するプチリメイクです。簡単なのに意外に楽しくて実用的な、リメイクの材料や方法についてご紹介します。ぜひ参考にして、オリジナル作品を作ってみては?

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どんなペンキでリメイクする?

Photo by Kelli Tungay on Unsplash

セリアの水性塗料

“塗るだけリメイク”でよく使われている材料の一つが、セリアの水性塗料です。一部のファンのあいだでは「セリアのペンキ」の通称で親しまれていて、小学校などで使い慣れた絵の具感覚で使えるから、リメイク初心者にもおすすめ。水性であるにもかかわらず、乾くと水に強くなるためトイレや洗面所など、水まわりで使うことができるんです。

白や黒のほか、スモーキーグリーン、スモーキーブルー、ダークグリーン、スモーキーオレンジ、スモーキーピンク、ナチュラルベージュなど、微妙な風合いに仕上がるくすみ系の色をラインナップしています。

バターミルクペイント

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バターミルクペイントもDIYやリメイクで人気の塗料の一つ。セリアの水性塗料と同じく、水性で扱いやすく、数十種類もの絶妙なやわらかさを感じさせる色彩が展開されています。乾くとマットな仕上がりになるのが特徴で、ペンキのように家具や壁を塗るのにも使えます。やはり水に強く、屋外で使うものに塗ることも可能です。

最も一般的なサイズは200ミリリットルですが、カラーサンプルとして12ミリリットルのものも用意されているので、初めてリメイクする人や、小さなものを塗ってみたいと考えている人におすすめです。

キヌカ

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キヌカは私たち日本人にとっての主食、米を100%原料とする自然の塗料です。だから、万が一、体のなかに入っても大丈夫なので、小さなお子様がいるご家庭でも安心して使うことができます。木製家具や床板など木専用の塗料で、塗ったものに膜を張らず染み込んでいくのが特徴。そのため、一般的な水性塗料と違って木目を隠すことなく、木の風合いを楽しむことができます。塗料にありがちなニオイもありません。

ただし、チーク材やくり材など一部の木材には向いていないので要注意。また、ワックスが塗布されている木材にも使用できません。

使用する際は、ハケを使わずウエスを使って、木に擦り込むように塗るのがおすすめです。

オスモカラー

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オスモカラーも、人や環境にやさしい塗料です。原料はひまわり油や大豆油などの植物油と、植物性のワックス。キヌカと同じく、材料の表面に膜を貼らないので、木のぬくもりや表情を生かすことができるのが特徴です。木の呼吸を邪魔しないので、湿度をコントロールするという木本来の働きを妨げることもありません。化学物質不使用で、誤って体内に入ってしまっても安全です。お子様のいるお家でも大活躍してくれますね。

mizucolor

mizucolorは、アルガンオイルやクルミオイルなど、90%以上が自然由来の塗料。食器やおもちゃを含む木製品用の塗料で、30色をラインナップしています。キヌカやオスモカラーと同じく、塗ったあとも木目が見える、自然の風合いを残した仕上がりが特徴です。

小さなもので60ミリリットル、大きなものだと1,000ミリリットルのものもラインナップされているので、塗りたいものの大きさに合わせて選べます。屋外でも使用可能です。

塗装+αによってオリジナル感をアップ

ペイント×やすり

Lazy dummy

上でご紹介した塗料はどれも塗るだけでOKなものばかりですが、もう一手間加えることで、さらに質感がUPし、オリジナル性が高まります。一手間といっても難しいことはありません。リメイク初心者にもおすすめなのが、やすりをかける方法です。

例えば、木材にセリアの水性塗料を塗り、乾いた後にやすりがけをすることでヴィンテージ感のある表情に仕上がります。ところどころにあえてムラを出すように心がけると、より本格的な雰囲気に。たちまち味のあるシャビー家具の完成です。

あえての1回塗りでムラ出し

Lazy dummy

絵の具を塗るとなると、ムラなく仕上げようしますが、あえて1回しか塗らないことで古びた風合いを出すという方法もあります。水性塗料を木材に何度も塗ると、木目をすっかり隠してしまいます。あえて重ね塗りしないことで、経年による色落ちのような雰囲気を出すことができるのです。

ハケで塗っているときにかすれてしまうと、塗り直したくなりますが、我慢してみてください。すべて塗り終わる頃には、想像以上におしゃれな雰囲気に仕上がっているはずです。

スポンジでグラデーション

Lazy dummy

ハケではなく、スポンジを使って塗るのもおすすめ。ベースの色をムラなくキレイに塗って乾かしたうえに、スポンジに軽く塗料を含ませてポンポンと叩くように色を落としてみてください。すると、ところどころ色ムラのあるグラデーションっぽい仕上がりに。

スポンジは同じ面ばかりだと同じ柄がついてしまうので、ときどき向きを変えるとより完成度が高くなります。ブラウン×オレンジのように同系色でやるのが無難ですが、ブルーグリーン系のカラーをベースにライトなイエローを重ねるという具合に、意外なカラーを合わせてもおしゃれですよ。

なお、理想は海綿スポンジですが、100均などで変える普通のスポンジを使ってもOKです。

まとめ

塗料を塗るだけで小物やお家のなかをおしゃれにリメイクできるなんて驚きですが、実際にやってみると思いのほか簡単です。ぜひ挑戦して、手軽にお家の模様替えを楽しんでみてください。

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