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2019年04月04日 18:50 更新

収納棚の2つのDIY方法とは? 初心者さんから上級者まで!

「DIYで家具を作る」と聞くと「難しそう」「初心者ではできない」というイメージがあり、なかなか初めてさんは着手しにくいですよね。しかし、DIY初心者にも比較的つくりやすいのが「棚」。そこで今回は、100円ショップのものを中心に、初心者でも簡単にできる棚作りの方法をご紹介します。

※記事内の商品を購入した場合、売上の一部がマイナビウーマンに還元されることがあります。

DIYで棚を作ってみよう!

Lazy dummy

新たに引っ越したときや家族が増えて収納スペースが必要になったとき、間取りや予算の都合でなかなか思い描いた棚が見つからないことってありますよね。また、デザインが……なんて見た目が気に入らないケースも。

そんな時は、いっそのこと自分でDIYしちゃうのも手。一見難しそうな棚作りですが、実は「棚」こそ、DIY初心者さんにうってつけの家具なんです。しかも、材料のほとんどが100円ショップで揃うので、かかるお金も安価で済むのもポイント。

DIYの楽しさのひとつは、やっぱり「自分流」にアレンジできること。シンプルな収納棚の作り方を覚えれば、あとはアレンジをするだけ。「ここにこの取っ手をつけてみよう」「ボタンをつけてアンティーク風にしてみようかな」と、作っているうちにどんどんアレンジ欲が湧き出てきて、DIYが楽しくなってきますよ。

DIYビギナーは、構造もシンプルな収納棚作りから、ぜひ始めてみましょう!

【初心者向け】100均アイテムでできる棚の作り方

それでは「私にも棚が作れるかも?」と、DIY欲が高まってきたところで、100円ショップや手に入りやすい身近なアイテムを使ってできる収納棚の作り方をご紹介!

マルチに使えるすのこ棚

下に敷くときに通気性がいい板として、ベッドの設置やガーデニングで活用されている「すのこ」。機能性だけでなく、取り入れるだけでおしゃれな印象になるので、DIY通の中では定番のアイテムです。もちろん100円ショップで購入することができますよ。

ショップにもよりますが、すのこはいろんなサイズがあるので、作りたい収納棚に合わせた幅・長さのすのこを選びましょう。ほしい長さがない場合、のこぎりなどでカットするという手もありますが、初心者にはなかなかハードルが高いですよね……。その場合は100円ショップではなくなりますが、ホームセンターで購入し、お願いすればほしい長さにカットしてもらえます。

【必要な材料】

すのこ
接着剤

【作り方】

1. すのこ2枚を縦向きに並べ、その間に棚数に合わせた枚数のすのこを挟み込みます。
2. すのこ同士が合わさっている部分を強力な接着剤で固定します。耐荷重が気になる場合は、さらにねじを使って固定すると安心です。
3. 接着剤をしっかり乾燥させて完成です!

さらに、よりオリジナリティの棚にしたい場合、ペンキなどですのこを色付けしてもおしゃれ。色付けする場合は、すのこを組み立てる前に行うようにしましょう。

組み合わせるだけ! カラーボックスでキッチンカウンター

Lazy dummy

カラーボックスは、もともと形ができ上がっているため、強度があり丈夫。DIY初心者には扱いやすいアイテムです。

ただ組み合わせるだけではなく、パーツをつけてアレンジして、自分だけのオリジナル棚を作ってみましょう。インテリア雑誌でよく見るおしゃれなキッチンカウンターも、カラーボックスを使えば簡単にできちゃいます!

【必要な材料】

3段タイプのカラーボックス2つ
天板
(奥行きが、カラーボックス2つ分の奥行きと同じサイズになるように事前にカット)
接着剤

【作り方】

キッチンカウンターの幅に合わせて、カラーボックス同士の感覚をあけ、その上に天板を橋をかけるように設置。

DIYにもう少し慣れてくれば、カラーボックスに扉をつけたり、塗装したりして、さらにアレンジを加えると、お店顔負けのキッチンカウンターになりますよ!

ディッシュスタンドでできる! おしゃれな飾り棚

Lazy dummy

壁面収納になる飾り棚は、空いたスペースを有効活用できるだけでなく、おしゃれなインテリアとしても使えるので、ぜひトライしてほしいDIYのひとつです。

【必要な材料】

ディッシスタンド2セット
棚板

【作り方】

1.ディッシュスタンドを感覚をあけて、縦に取り付けます。
2.ディッシュスタンドに橋をかけるように棚板を設置。

ディッシュスタンドは、セリアなど100円ショップのものでもOK。大きいサイズのディッシュスタンドを使えば、棚板を複数枚設置できたり、置ける幅が広がります。ただ耐荷重がそんなにないので、あまり重いものは乗せすぎないようにしましょう。軽めのフォトフレームやインテリア小物などがベターです。

【上級者向け】壁の傷・金具なし! ディアウォールで棚づくり

Lazy dummy

「ディアウォール」とは、木材を床と天井に突っ張らせて設置し、壁に傷や穴を作らず棚をDIYできるという便利アイテム。賃貸マンションでも「ディアウォール」を取り入れれば、新しく収納スペースを設置できるということで、DIY通にはおなじみのアイテムです。

若井産業 WAKAI ツーバイフォー材専用壁面突っ張りシステム ディアウォール ホワイト
¥ 730 (2019/04/04時点)
(2018/5/18 時点)
【2個セット】ツーバイフォー材8F+ディアウォール(ライトブラウン) セット販売 【2x4材 長さカット無料】
¥ 4,320 (2019/04/04時点)
(2018/5/18 時点)

こちらがディアウォールの本体。カラーはホワイト・ライトブラウン・ダークブラウン・ブラックの4色展開で、ホームセンターで販売されているツーバイフォーの木材にぴったりフィットする仕様となっています。DIY通は自分で木材を選び、アレンジしていますが「どんな木材を選べばいいかわからない……」という初心者さんは、ツーバイフォーの木材とディアウォールがセットになったものを購入するのがおすすめ!

【必要な材料】

ディアウォール
ツーバイフォーの木材
棚板
棚受け

【作り方】

1. まず柱となるツーバイウォーの木材にディアウォールを取り付けます。
2. 床と天井にツーバイフォー木材を設置します。
3. 棚受けを使って棚板を好きな位置に固定します。電動ドライバーを使ってねじで固定していくと楽ですよ!
4. 必要な棚数分「3」を繰り返せば、ディアウォールを使った収納棚の完成です!

ディアウォールを使った棚づくりは少し難易度が高めなので、DIYに少し慣れた頃に行うか、他の人の手を借りるのがベスト! ツーバイフォー材は、天井と床の長さぴったりに切ってしまうと、ディアウォールをはめた時に長さがオーバーしてしまうので、50mmほど短めにカットするのがポイントです。

まとめ

DIY初心者さんは、いきなりホームセンターで材料を揃えたりするのはハードルが高いので、気軽に買える100円ショップのものを活用してDIYにチャレンジしてみるのがおすすめです。始めてみると意外と楽しく、いろんなものにチャレンジしてみたくなっちゃうかも!?

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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