細長い収納スペース、どうしてる? リネン庫の収納テク3つ
細長くて少ししか収納スペースがないリネン庫には、何をどう収めたらいいのでしょう? 自宅のリネン庫をもとに、写真付きで効率的に収納する方法3つをご紹介します。有効に使えば、とっても使い勝手のいいスペースになるんです。
“もっと人生に「できた!」を。”
こんにちは。ライフオーガナイザー®/片づけ自己啓発の都築クレアです。
私が細長いリネン庫に収めているのが、主にこの3つ。上にタオル、真ん中に掃除道具、そして下に洗濯前の衣類を分類して入れていて、残ったスペースにはリラックスアイテムを収める余裕もあります。
でも、以前は中途半端なこの棚に、何をどう収めていいのか分からず困っていました。
そこで考えた効率的に収納するテクニック3つをご紹介します。
1.タオル収納はホテルライクなたたみ方で解決!
細い収納棚に必要なタオルを収めるには、ホテルなどでよく見かける細長いたたみ方がぴったり!
幅が細くなるので、2列に収めることもでき、用途や色別、人別などに分けることもできます。
さらに、スペースの奥行きに合わせて縦長に折ると、効率よく収められます。
目的はホテルと同じにすることではなく、ラクにたためて、見た目もキレイ、かつスペースを無駄にすることなく効率的に収めること。なので、これは“ホテル風”なたたみ方です(笑)。
畳み方は、3分の1幅になるように三つ折りして、細長い形になったら、今度はそれを3分の1の長さになるように折るだけ。
このたたみ方なら、幅約28cm奥行約26cmのコンパクトなリネン庫でも、フェイスタオルがちょうど良く収まりますよ。
2.掃除道具は「普段使い」を厳選
掃除は汚れが気になったときに、パッと済ませられるとラクですよね。
リネン庫は、小さいながらもすぐに手が伸ばせる“ゴールデンゾーン”なので、掃除アイテムの収納にもってこいの場所です。
でも、掃除道具すべてを収めようとすると、このスペースではとても足りません。
そこで、リネン庫に収めるのは「普段使いするアイテム」。私の場合、よく使うものと、さらに入れ替えが億劫に感じるストックも置いています。
スペースは小さいながら、普段使うものはすべて収まっているので、とても便利。
面倒くさがりで掃除をためがちだったり、忙しくて掃除にまとまった時間が取れなかったりする方にもオススメの収納です。
3.紙袋で洗濯物を分別収納
リネン庫の下は出し入れしにくく、横幅も奥行もあまりないとなれば、ハンガーの収納もイマイチ。洗剤のボトル類も奥に置いてしまうと、出し入れしにくいので向きません。
そこでオススメしたいのは、洗濯前の衣類をしまうことです。
脱いだ衣類なら上からぽいっと放り込むだけ、取り出すときもがさっと出すだけなので簡単です。
ここで活躍するのが紙袋。紙袋なら、収納ケースよりサイズも豊富で、コンパクトなリネン庫にもちょうど収まるものが見つかります。
おかげでこんな小さなスペースでも分別して入れておくことができ、汚れが気になったら簡単に交換できます。
紙袋は上を織り込んでケースのようにして、ホームクリーニング/ネットに入れるもの/ネットなし、と分けています。
高さのある紙袋を使えば、意外と量も入れられて、翌朝洗濯するときには、分別済みの洗濯物をガサッと入れるだけなので時短にも。
さらに助かるのが、ランドリーボックス(仮置き場)がいらないこと!
わが家では面倒くさがりの夫は直接洗濯機へ投入、ネットに入れるものが多い私と娘の衣類はこの収納スペースへ、と分けることで床置きする洗濯物がなくなって、スペースを有効活用できています。
使っている紙袋は、手持ちのものがほとんどですが、ひとつ気に入って買ったのが、カインズの「雨に濡れても破れない手提げ袋(80円)」です。
見た目もスッキリ! ポリプロピレン製で汚れても拭けるので、ほかの紙袋もこれに揃えようかなと考えているくらいです。
まとめ
コンパクトなリネン庫でも、収め方や入れるものを工夫すれば、思ったより自由に、効率的に使うことができます。
何をどんな風に収めるのかはあなた次第。
こんなものを入れる場所、と決めてしまわずに「どんなものをどんな風に置きたいのか?」「どうすればラクになるのか?」……あなたの心地よさを大切に、自由に決めてみてくださいね。