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2019年04月04日 18:32 更新

着られなくなった子供服の簡単リメイクアイデア8選

子供の成長はあっという間。小さい頃の服は、すぐにサイズアウトしてしまいます。でも、すぐには捨てないで! 上手にリメイクして、別のかたちで長く使いましょう。思い出の服や、いただいたけれどあまり着る機会のなかった服などをリメイクする、8つのアイデアをご紹介します。

子供服を小物へリメイク

Lazy dummy

マスク、リュックなど子供用グッズの作り方

子供服の素材は、綿100%で肌触りのよいものが多いです。色柄もかわいいものがたくさんありますね。何度も洗濯していると生地も柔らかくなり、マスクやタオルにリメイクするにはピッタリの素材になります。

特にお裁縫が苦手な方におすすめしたいのが、四角く切って周囲を縫うだけの汗取りパッドです。暑い季節、子供は背中に大量の汗をかきます。ベビーカーやチャイルドシートに乗る際は、背中が背もたれに密着するので暑さは倍増。そんなときに便利なのが、サイズアウトした肌着をリメイクした汗取りパッドです。

汗とりパッド

適当な大きさに切って、端を三つ折りにしてザクザクと縫うだけ。ハンドタオルのように、角のひとつにループを縫い付けてできあがりです。子供服の背中側に差し込んで、湿ってきたら引き抜くだけ。身体を冷やさずにすみます。

お家の洗濯物の香りがついた布は、「安心タオル」として持ち運ぶこともできます。寝るときや外出時にもタオルを手放せないというお子さんにはちょうどいいですね。

マスク

衛生的には使い捨ての方が良いと思いますが、肌が敏感なお子さんや、耳が痛くなるお子さんには、リメイクマスクもオススメです。肌着をリメイクしたマスクは柔らかく、耳にかけるゴムの長さも調節できます。

こちらも、四角く切って縫うだけ。いちいちミシンを出さなくても、手縫いでOKです。肌着によく使われている伸縮性のある素材は、糸を編んで作られています。そのため、切りっぱなしでもほつれることはありません。ガーゼのようなほつれやすい素材は、布端が外へ出ないように折り込んで縫うか、端を縫います。

リュック

サイズアウトした洋服を、そのまま子供用のバッグにリメイクするのもおもしろいですよ。スカートなら、裾を縫い合わせて持ち手をつけるだけ。子供用の服はウエストゴムのものが多いので、中身が出ないバッグになって、扱いも楽です。

シャツなら袖口と裾を縫い合わせ、持ち手用の織りテープを縫い付けて簡単リュックにします。テープやひもの代わりに、ゴムをつけても。小さい子の背中にもフィットして、ズレたり落ちたりしにくいリュックができます。

首の部分は、フタもつけません。タオルやおもちゃ、おやつなど軽いモノを入れて使います。売り物にするわけではないので、細かいところは気にしないで。多少ほつれても問題ありません。定規ではかったり、印をつけたりする工程も不要です。刺し子用のカラフルな糸を使うと、ザクザク縫っても味が出ます。気の向くままに手を動かしてみましょう。

ヘアバンド、シュシュなどファッション小物の作り方

ヘアバンドやシュシュも、直線に切って縫うだけでOK。ヘアバンドは、後ろの髪に隠れる部分を太くて平らなゴムでつなぎます。

シュシュ

シュシュの場合は、筒状に縫った布にゴムを通すだけ。子供服の身ごろの部分をそのまま輪切りにするのが簡単でオススメです。輪の状態にして、一部分を残して縫い合わせます。5センチくらい、縫わずに開けておいて、そこから裏返しにひっくり返してください。ここがゴムの通し口になります。

この部分は、あとから縫い合わせなくてもOK。ゴムが縮んで布がクシュクシュになると目立ちません。布の長さによって、クシュクシュの度合いが変わります。好みによって調整しましょう。

ボタン

柄がかわいい子供服は、くるみボタンにします。くるみボタン作成キットは100均でも手に入ります。気に入った柄の部分を丸く切り抜き、専用の道具で押し込むだけ。同じく100均の丸ゴムを通してつなげば、かわいい髪ゴムの完成です。柄の出方を確認するため、丸く切り抜く型紙を、クリアシートで作ると便利!

ブローチ

子供服の一部を使って、ブローチを作ってみました。デザインは、子供が描いた絵を採用。ちょっといびつなところにも愛着がわきます。

子供服をもっとかわいく! ちょこっとリメイク

Lazy dummy

ワッペンやポケットをプラス 

本格的なリメイクは面倒……という方には、ちょこっとリメイクをオススメします。いま着ている子供服をもっとかわいくするために、ワッペンやポケットをプラスしてみましょう。ワッペンは、アイロンで押さえるだけでくっつく熱接着のものが市販されています。無地のシンプルなTシャツに、ワンポイントつけるだけで特別な感じになりますよ。

サイズアウトした子供服から、ワッペン部分やポケットを切り抜いて取っておきましょう。布用ボンドで貼り付けるだけでも大丈夫です。

サイズアウト服はドッキングでリメイク

着丈が短くなってしまったTシャツは、ドッキングリメイクで再生します。作り方は、Tシャツの裾にスカートを縫い付けるだけ。単品で着ていたときとは、また印象が変わります。サイズの合うスカートがない場合は、長方形にカットした布にギャザーを寄せて、Tシャツに縫い付けるのもあり。Tシャツを短く切ってつなげば、ハイウエスト切り替えのワンピースになります。

このリメイクは、ミシンで縫うことをおすすめします。まち針でとめて縫う自信がない場合は、しつけ糸を使って仮縫いしてからミシンをかけます。手縫い派も、本返し縫いという縫い方であれば、丈夫に仕上がりますよ。ゼロからワンピースを作るよりはるかに簡単♪ 人気のリメイク方法です。

まとめ

サイズアウトした子供服は、すぐに捨てないで、なにかにリメイクできないか考えてみてください。モノを大切にする気持ちは子供にも伝わりますし、お気に入りの服を長く楽しめます。

細かい部分にこだわらず、まずはチャレンジ! だんだん腕も上がり、凝ったリメイクができるようになりますよ。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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