天井掃除はどうやる？　天井の場所別の簡単な掃除方法

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天井は、床と違ってゴミやホコリが溜まらないと思っていませんか？　天井をよく見てみてください。きっとうっすらとホコリが溜まっているのを見つけられるはず。これは、ホコリが空気の流れによって舞い上がり、静電気や湿気により天井に引きつけられたものです。

他にも、天井の隅にクモの巣ができたり、料理中に蒸気になった油が天井に付着したりと、実は、天井は意外と汚れやすい場所。そんな天井の汚れを放置すると、カビやシミの原因になることも。年に数回は天井を掃除するようにしましょう。

ここで、天井掃除に使うと便利なお掃除グッズをご紹介します。

フローリングワイパーは天井掃除にも役立ちます。天井に届くように、柄の長いものを使用しましょう。

雑巾はマイクロファイバーのものがおすすめ。極細繊維でホコリを絡め取ることができます。

柄の長いハタキがあれば、高いところのホコリを落とすのも楽チン。

天井の掃除をするときは、ホコリが舞いやすいのでマスクをしておくと安心です。

食器を洗うのにも使う中性洗剤は、天井に付いたたばこのヤニを落とすのにおすすめ。

油汚れやタンパク質汚れを分解するアルカリ電解水。キッチンの天井掃除に使うと便利です。

重曹も油汚れに強いので、キッチンの天井の掃除に最適です。

天井から落ちたホコリをかぶるのを防ぐため、部屋の家具には新聞紙やゴミ袋をかぶせておきましょう。

それでは、ここからは天井のお掃除方法を場所別に解説します。

最初にすべきことはホコリ掃除。天井のホコリが家具に付着しないように、新聞紙やゴミ袋などで覆ったら、ハタキやフローリングワイパーを用いて、天井のホコリを落としていきます。フローリングワイパーには、専用のお掃除シートの代わりにマイクロファイバーの雑巾をつけるのもおすすめ。サッと撫でるように掃除するだけで、ホコリをしっかりとキャッチしてくれます。

ホコリを取った後は、水拭きをするともっと天井がきれいになります。フローリングワイパーのウエットシートや固く絞った雑巾をフローリングワイパーに装着し、天井を拭きましょう。

タバコを吸う人のいるご家庭では、ヤニが天井や壁に付着していることもあります。付着したばかりのヤニなら、水拭きだけでも落とすことが可能ですが、落ちない場合は中性洗剤を使いましょう。中性洗剤をぬるま湯に溶かして薄め、雑巾にスプレーして天井を拭き掃除。水では落ちないヤニ汚れも落ちやすくなりますよ。天井を掃除したら、同様の方法で壁もきれいにしちゃいましょう。

水回りの掃除で苦労することと言えば、カビを取ることですよね。風呂場の天井にカビが発生してしまったら、どのように掃除すると良いでしょうか。

天井のカビを取る場合は、柄の長いスポンジを使うと便利です。カビ取り剤をつけたスポンジで天井をこすり、天井全体に洗剤が行きわたるようにします。このとき、カビ取り剤が体にかからないよう、スポンジの真下に入らないように注意が必要です。全体をこすり終えたら、しばらく放置してから水で流してください。

カビ取り剤などの洗剤を使って風呂場を掃除する場合は、洗剤が顔や体につかないように、保護メガネやマスクを付けて行いましょう。また、必ず換気をしながら掃除してください。

キッチン周りは油汚れが付着していることも多く、家の天井の中で最も掃除し甲斐のある部分かもしれませんね。油で汚れたキッチンの天井を掃除するときは、アルカリ電解水や重曹などを活用しましょう。重曹を使う場合は、あらかじめ500mlの水に対して、大さじ1杯の重曹を溶かして重曹水を作っておいてください。

最後は、車の天井の掃除方法です。掃除するときは、車内にゴミ袋やビニールシートを敷いて、汚れを防ぎましょう。

まず、洗濯洗剤をぬるま湯に溶かして薄め、きれいな雑巾に染み込ませます。そして、洗剤液で湿らせた雑巾を絞らないまま車の天井にそっと押し当てていきます。このとき、垂れた液は洗面器で受け止めるか乾いたタオルで拭き取ってください。これを繰り返して、天井の汚れが落ちたら、しっかりと乾燥させて掃除完了です。

天井の掃除は、決して難しいものではありません。汚れの種類や場所に合った方法で定期的に掃除を行って、家中の天井をピカピカにしましょう。

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