野菜の正しい保存方法と収納の5つのポイント
常温保存できる野菜は、どんなふうに収納していますか? 新聞紙やポリ袋に入れたままでは見た目がイマイチで、置き場所に困っているという方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、野菜をおしゃれにストックする方法をご紹介します。
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野菜を保存するときのポイント
野菜の保存方法には、常温、冷蔵、冷凍の3つがあります。傷みやすい野菜ほど冷凍や冷蔵保存したほうが長く鮮度をキープできますが、なかには常温保存したほうが傷みにくくなる野菜もあります。
主に、土の中で育つ野菜や熱帯・亜熱帯地方で育つ野菜は低温環境には耐えられず、常温保存が適しています。
スーパーでも、常温で置かれている野菜と冷蔵保存されている野菜があるように、売り場の陳列方法を参考にしながら保存方法を判断しましょう。
常温保存が適した野菜はどれ?
常温保存に向いている野菜は、次の通りです。
■土の中で育つ野菜
じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、ごぼう、長ネギ、しょうが、にんにく、さつまいも、里いも、大根など
■夏野菜
きゅうり、かぼちゃ、ピーマン、なすなど
これらの野菜は、スーパーでも常温保存されていますよね。冷蔵庫に入れると傷みやすくなるので、常温でストックしてください。
常温収納のポイント
風通しのいい場所で保存しよう
野菜は温度だけではなく、湿度にも気をつけて保管します。風通しのいい場所に保管すると、湿度が上がらず、風味と鮮度を長くキープできます。箱に入れたり、新聞紙で包んだり、袋に入れる場合も、玄関や窓のある部屋など風通しのいい場所に置いてください。
真夏は常温野菜も冷蔵庫へ
真夏は室内が高温になってしまうので、常温保存できる野菜も傷みやすくなります。JIS(日本工業規格)では、常温の定義を"20℃±15℃"としていますが、野菜の常温保存は基準となっている20℃までと考えておいたほうがいいでしょう。
そのため、夏場は常温保存できる野菜も冷蔵庫で保管してください。
泥つき野菜はそのまま保存
ごぼうや、長ネギ、じゃがいもなど、泥つき野菜は泥を落とさずそのまま保存します。土に埋まっていた野菜は泥つきで保存すると、鮮度が落ちにくいです。直射日光が当たらないよう新聞紙に包んで保存しましょう。
ごぼうや長ネギなど、立った状態で埋まっていたものは、立たせて保管すると風味が長持ちします。
いも類は光を遮断
じゃがいもやさつまいもは、光に弱い野菜です。常温保存するときは、箱や袋に入れて光が当たらないよう工夫しましょう。リンゴと一緒に保管すると、発芽しにくくなると言われています。
カットした野菜は冷蔵庫へ
常温保存に適した野菜でも、カットしたものは劣化の原因となるエチレンが発生し、傷みやすくなります。ラップでくるむかポリ袋に入れて、冷蔵庫で保管してください。
アイテムを使って野菜を適切に収納しよう
野菜収納ストッカーを手作りしよう!
すのこ製ワゴン
すのこ板を使って、箱をDIYしてみましょう。すのこは隙間があるので通気性に優れ、ナチュラルな雰囲気になります。容量が大きく、野菜をたくさんストックしたい家庭にぴったりです。
カゴ×板で作るディスプレイ棚
木の板にワイヤー製のカゴを2~3個取り付けると、おしゃれなディスプレイ棚になります。木の板は縦長でも横長でもOKです。野菜や果物を入れるだけで外国のキッチンのようなインテリアに変身します。見せる収納が好きな方におすすめの収納法です。
鉢スタンド×麻袋
植木鉢が倒れないよう固定するのに便利なワイヤー製の鉢スタンドに、麻の袋をかけて野菜ストッカーにしましょう。キッチンカウンターに置ける小さめのストッカーになり、鉢スタンドも麻袋も100円ショップで購入できます。
場所を取らず、見た目もかわいいのでインテリアとしてもおしゃれです。
野菜を入れるだけ! 簡単収納グッズを活用
DIYが苦手な方や、もっと簡単な収納方法を探している方は、収納に便利なグッズを活用してください。
べジネット
べジネットは野菜を収納するためのネットです。野菜を入れた後は吊るすだけなので、管理が楽です。通気性があり、おしゃれなデザインのネットもたくさんあります。
ベジバッグ
野菜専用のバッグ「ベジバッグ」は、ショッピングバッグのようなルックスで見せる収納に最適です。ごぼうや長ネギなどは立てて保存でき、ポケットがたくさんあるため種類ごとに分けて収納できます。
綿素材のナチュラルな見た目で生地がしっかりしており、重い野菜を入れても破れにくくて安心です。ショッピングバッグとしてスーパーに持って行き、家に帰ったらそのままキッチンに置いてもおしゃれですよ。
ハンギングバスケット
ハンギングバスケットは、キッチンに吊り下げて野菜を置くだけで趣のあるインテリアになります。通気性に優れ、取り出しやすいので野菜だけではなく果物の保存にもおすすめです。ワイヤー製で丈夫ですし、ゆらゆら揺れる様を見ていると心が癒されます。
まとめ
常温保存ができる野菜は、野菜ストッカーをDIYしたり、便利な収納グッズを活用するとおしゃれに保管できます。直射日光を避け、風通しのいい場所に置きつつ、インテリアを格上げしてくれるような収納方法を実践してください。
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