
効率的な正しい掃除手順! 時短のための3つの順番とは?
みなさんは、普段どのように家の掃除をしていますか? 実は、掃除には正しい手順や方法があるんです。正しい手順を知れば、効率良く、さらにきれいに掃除ができるようになるかも。今回は、基本的な掃除の手順やコツについて解説します。みなさんも、これを読んで掃除の流れをマスターしましょう!
掃除には流れがあった! 手順をチェック


せっかく掃除をするなら、より時短で、よりきれいに仕上げたいですよね。ここでは、上手に掃除して部屋の汚れをしっかりと落とすためのコツをご紹介します。
ホコリ掃除をするときは「上から下へ」
ホコリは上から下に落ちていきます。最初に床を掃除してから家具や家電の上に溜まったホコリを掃除すると、掃除し終えた床が再び汚れてしまうことも。ホコリを取るときは、必ず上から下の順に進め、床は最後に掃除するようにしましょう。
このことは、家全体の掃除についても言えます。家中の掃除をするときは、まずは2階から始め、階段、1階の順に進めていくのがポイントです。
床掃除は「奥から手前へ」
床の掃除をするときは、奥から手前へと進めていくのが正解。汚れを部屋から追い出すようなイメージで、奥から順にきれいにしていきましょう。床の水拭きやワックスがけの場合も、奥の方から後退りするように床を掃除していけば、きれいにしたところを踏んで汚すこともありません。
窓・壁掃除は「下から上へ」


意外と知らない人が多いのが、窓や壁を掃除するときの手順。窓や壁の洗剤を拭き取るとき、上から順に拭いていませんか? 上から下へと拭いていくと、垂れた洗剤がどんどん下の方に流れていき、シミができてしまうことも。
下から上に拭き進めていけば、液垂れを防ぐことができます。窓や壁のように、床と垂直になった部分の水拭きは、下から上の順に行うようにしましょう。
軽い汚れから、ひどい汚れへ
掃除をするときは、まずは汚れが軽い部分から始めましょう。「汚い部分を早くきれいにしてしまいたい!」という気持ちがあるかもしれませんが、最初からひどい汚れの部分を掃除すると、雑巾やスポンジなどの掃除用具が一気に汚れてしまいます。汚れの付いた掃除用具で掃除をすると、他の部分にまで汚れが移りそうですよね。掃除は軽い汚れの部分から、ひどい汚れの部分へ行うようにすることが大切です。
洗剤は掃除道具につけて使う


壁や床、家具などが汚れていると、汚れている部分に洗剤を吹きかけたくなることはありませんか? ですが、直接洗剤をつけると、材質によってはシミや色落ちの原因になるなど、大切な家や家具を傷めてしまうことも。
汚れた部分に直接洗剤をつけるのではなく、必ずスポンジや雑巾などの掃除用具に洗剤をつけて掃除をするようにしましょう。また、あらかじめ目立たない部分で材質に影響がないか試しておくと安心です。
工程をふんで掃除をしよう! 部屋掃除の順番まとめ


(1)まずは片付けをする
部屋の掃除をしようと思っても、部屋の中が散らかっていると物が邪魔になって掃除しづらいものです。まずは、床やテーブルの上にあるものを片付けましょう。
いるもの・いらないものに分け、不要なものを捨てる
部屋の片付けをするとき、最初にすべきことは、不要なものを処分すること。いらないものを取っておくと、部屋の中がごちゃごちゃしてなかなか片付きません。部屋にあるものを「いるもの」と「いらないもの」に分け、不要なものは捨てましょう。そして、必要なものは使いやすい場所にきちんと収納しましょう。
(2)モップでホコリを取る


片付けが終わったら、いよいよ掃除です。掃除というと、いきなり掃除機をかける人もいるかもしれません。ですが、いきなり掃除機をかけると、掃除機の排気でホコリが舞い上がってしまいます。また、水拭きをする場合も、最初からいきなり水拭きをすると、水分を含んだホコリが床や窓などにくっついてしまいます。
掃除で最初に行うべきことは、ホコリを取り除くことです。モップを使って、部屋のホコリを拭き取っておきましょう。
(3)掃除機や雑巾がけで仕上げる
モップでホコリを取り除いたら、仕上げに掃除機や雑巾がけをしましょう。モップだけでもある程度は部屋がきれいになりますが、掃除機は、フローリングの溝などに溜まったホコリなど、モップでは取りきれないゴミやホコリまでしっかりと吸い取ってくれます。