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2018年09月13日 21:00 更新

明るさを取り戻そう! 照明器具(シェード・電球・蛍光灯)お掃除マニュアル

照明器具を掃除すると、部屋の明るさが最大40%ほど明るくなるのだとか。けれども、高い場所にあり、目に留まりにくい照明。あまり掃除をしたことない人も多いのではないでしょうか。ここでは、照明器具の素材別に適したお掃除方法をご紹介します。

電球・蛍光灯の掃除手順

Lazy dummy

高い位置にあり、普段あまり目に留めないことからお掃除の頻度が低い照明。しかし、照明はそのままにしておくとホコリがとても溜まりやすく、虫が混入していることも。

照明を1年以上お掃除していないと、20%も照明の明度が低下すると言われています。特に油汚れがつきやすいキッチンの照明は、お掃除をしていない場合40%も明るさが低下する場合も。照明が暗いと目に負担がかかり、眼精疲労の原因や近視にもなりやすくなります。

また、ホコリが照明に溜まるとガンコな汚れとしてこびりつき落ちにくくなるため、さらに明るさが低下してしまいます。大切な家族の目を守るためにも、照明は半年に1度はお掃除をしましょう。

照明器具を取り外す前に

照明器具は、通電中は熱を持っています。そのままお掃除をすると、やけどや感電の恐れがあり非常に危険です。照明器具を取り外すときは、必ず電源を切ってしばらく時間を置き、熱が冷めきってから行いましょう。

電球の場合は、熱を持った状態で水拭きをすると、電球のガラス部分が急激な温度変化で割れてしまうこともあります。そのため、必ず電球の熱が冷めてから掃除をするようにしてください。

また、電源を切ったあとも濡れた手では絶対に触らないように注意しましょう。照明の故障の原因になるだけでなく、通電したときに漏電や感電する可能性があります。照明器具の掃除が終わり、再度取り付けるときは無理に取り付けようとせず、取扱説明書をよく読んでから再度設置してください。

電球・蛍光灯本体の掃除法

照明の掃除をする前に、まずは必要な道具を揃えましょう。
・やわらかい布
・はたき
・雑巾
・ブラシ
・中性洗剤
・脚立(照明が高い場所にある場合)
そのほか、ゴム手袋やマスクも必要に応じて用意してください。

基本的な掃除方法は、以下のとおりです。

1.電源を切り、熱が冷めたら照明を取り外します。

2.やわらかい布で拭きます。ホコリがしっかりキャッチできる、マイクロファイバータオルがオススメ。乾いたやわらかい布で拭くだけで、汚れのほとんどを落とすことができますよ。

3.汚れがひどい場合は、水拭きをしましょう。タオルや雑巾を硬く絞り水拭きをしたら、しっかりと乾燥させてください。

4.取扱説明書をよく読み、照明を取り付けたらお掃除終了です。

【素材別】照明シェードの掃除手順

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設置場所によって、素材やデザインのバリエーションが豊富なシェード。使用している素材によって、お掃除方法や注意点が異なります。自己流でお掃除をすると、照明器具が傷んでしまったり、故障の原因にもつながったりすることも。ここでは、素材別にそれぞれに最適なお掃除方法を紹介していきます。

アクリル製

リビングに設置するシーリングライトは、アクリル製のものが多いです。ほとんどのライトが簡単に取り外しができますが、虫が入り込んだりホコリが溜まりやすい構造になっています。アクリル製シェードの掃除方法は、以下のとおりです。

1.まず照明を取り外したら、内側のホコリや虫を取り除きます。

2.ホコリを取り除いたら、30〜40度ほどのぬるま湯で水洗いをしましょう。汚れがひどい場合には、中性洗剤を少量混ぜたぬるま湯で洗ってください。やわらかいスポンジなどでこすると、さらに効果的です。

3.汚れが取れたら、しっかりと自然乾燥をさせるか、乾拭きをして水気を拭き取ります。乾燥が不十分だとカビが発生してしまうので、気をつけてください。

金属製

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金属製の照明は重く、熱伝導率が良いため熱くなっています。取り外すときは、熱をしっかりと冷ましてから行ってください。金属製シェードの掃除方法は、以下のとおりです。

1.やわらかい布、またははたきでホコリを取り除きます。

2.合成塗料を使用しているシェードは、洗剤を使わずに硬く絞った雑巾で水拭きします。メッキ塗装されているシェードは、水拭きをするとメッキが剥がれてしまう恐れがありますので、ホコリを取り除くだけにしておきましょう。

3.最後に乾いた布で拭き上げます。水分が残っているとサビの原因になりますので、水気を残さないように注意してください。

紙・木・布製

和室などに使われる風情ある照明は、木製や紙製のものが多く洗うことができません。これらの素材でできたシェードは、こまめにホコリが溜まらないようにお手入れをしましょう。

1.やわらかい布やはたきでホコリを取り除きます。

2.取り切れないホコリは、使い古したやわらかめの歯ブラシなどで掻き出しましょう。化学雑巾を使用すると素材が変色してしまうことがありますので、使わないようにしてください。

まとめ

高い場所にあり、なかなか掃除をする頻度が少ない照明だからこそ、丁寧にお掃除をする必要があります。照明がキレイになると明るさが戻り、部屋の雰囲気が変わるだけでなく、自分や家族の目を守ることにも繋がります。ヤケドや感電に気をつけて器具のお手入れをし、ピカピカな照明で明るく毎日を過ごしましょう。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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