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2019年04月05日 17:39 更新

お風呂のゴムパッキン汚れに試したい2つの掃除法とは

ちょっと油断するとカビが生えてしまうお風呂場。中でも落とすのが大変なのが、ゴムパッキンの黒カビです。強力なカビ取り剤を使って手っ取り早く取り除くのもいいですが、人や環境への影響に配慮した、重曹やお酢などを使用する方法もよく知られています。今回は、そんなゴムパッキンの黒カビをお掃除する2つの方法と、カビの予防法を紹介。

パッキン掃除(1)カビ取り剤を使う

手軽なスプレータイプと強力ジェル

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お風呂のゴムパッキンはやわらかいため、ブラシなどで強くこすり洗いをすると、小さな傷がたくさん付いてしまいます。その傷に水垢や石鹸カスなどが入り込むと、カビが生息しやすい環境が整って繁殖します。カビを放置してしまうと、たちまちゴムパッキンの奥のほうへと根を張り、落ちにくくなるという悪循環に。

そんな頑固な黒カビ汚れに効果を発揮するのが、カビの細胞を分解し、カビの色を漂白する力がある塩素系のカビ取り剤です。スプレーで吹きかけると泡になるタイプが一般的で、手が届きにくいところなどに手軽に使えるのが特徴。ただ、重力で流れ落ちてしまうため、壁などにはちょっと使いづらいという面があります。

他方、ジェルタイプのものは、粘度が高く、洗浄力が強いのが特徴。なかには、赤いラメのようなものが入っている洗剤もあり、塗り忘れを避けられるものも。また、塩素系カビ取り剤にありがちなツンと鼻を突く臭いがないのも特徴です。

スプレータイプと強力ジェルタイプ、いずれも数分~数十分ほど放置するのが定番の使い方です。スプレーで吹きかけると泡になるタイプはシャワーなどで洗い流すだけでOKですが、ジェルタイプは粘度が高いため、雑巾などで拭きとる必要があります。

※製品によって放置時間など使い方が異なるため、説明書きをよく読んでお使いください

頑固なカビにはラップ作戦

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カビ取り剤を放置しただけでは落ちない頑固な汚れには、キッチンラップを使ったお掃除方法がおすすめです。スプレータイプのカビ取り剤を噴霧し、キッチンラップ(キッチンペーパーでも可)でパックします。パックすることで液だれしにくくなるので、手軽なスプレータイプでも垂直面などでの使いやすさが増しますよ。

なんと厄介なことにカビは、空気に触れている限り死滅しないのだとか。そのため、キッチンラップをかぶせることで空気の流れを絶ち、黒カビが生きられない環境を作ります。キッチンラップをかけたまま半日ほど放置してラップをはずし、シャワーで洗い流せば、頑固な黒カビもキレイに落ちていることでしょう。

パッキン掃除(2)ナチュラル系アイテムを使う

重曹とお酢を使ったパッキン掃除手順

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塩素系のカビ取り剤を使う以外にも、頑固なカビと戦う方法はあります。なかでもよく知られているのが、重曹やお酢といった体内に入っても害のないものを使用したお掃除方法です。小さなお子さまやペットがいるお家など、刺激の強い洗剤を使いたくない場合におすすめです。

まず、酢と水を1対1~4の割合で、スプレーボトルに入れてよくかき混ぜます。ゴムパッキンの黒カビが気になるところにスプレーし、キッチンラップやキッチンペーパーを使ってパックしてください。そのまま1時間から数時間、汚れの度合いに応じて放置します。キッチンラップとキッチンペーパーをはずしたら、使い古した歯ブラシ(毛がやわらかいもの)などを使って、ゴムパッキンをやさしくこすってください。

それでも落ちない黒カビには、酢水をスプレーしてよく湿らせた状態のところに、歯ブラシなどでそっと重曹をすり込むのが効果的です。さらに酢水をスプレーすることで、反応を早めることができますよ。そのまま1時間ほど放置したあと、歯ブラシなどでやさしくこすると、黒カビをキレイに洗い流せるはずです。

予防が大事! 浴室の黒カビを予防するアイデア

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お風呂のしつこい汚れは、できてから取り除くよりも、未然に防ぐほうが断然手軽で楽ちん。浴室の黒カビを予防するアイデアを3つご紹介します。

換気扇をつけっぱなしにする

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最も簡単な方法が、換気扇をつけっぱなしにするという方法です。カビが繁殖するには湿度が70%以上の環境が条件。こまめに換気することで、湿度を低く維持することができます。換気扇をつけて湿気を逃すようにしましょう。

パッキンにロウを塗る

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ゴムパッキンにロウを塗ることで、カビが入り込むのを防ぐことができます。ゴムパッキンに沿って、やわらかいロウソクを押し付けるように塗ってください。すると、水をはじいて汚れがつきにくくなります。

入浴後に熱湯でカビを死滅させる

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お風呂上がりに、浴室全体に50℃以上のお湯をしっかりかけることで、ゴムパッキンの表面付近の黒カビを死滅させることができます。くれぐれも火傷には注意してください。

まとめ

できてしまった浴室の黒カビには、手早くキレイにできる塩素系カビ取り剤や、安全性の高い酢水・重曹を使ったお掃除方法が効果的です。また、できるだけ黒カビを発生させないように、事前に予防してお掃除を楽にしましょう。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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