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2018年05月16日 13:00 更新

着なくなった洋服は愛犬へ! 犬服へのリメイク術

着なくなった洋服をなかなか捨てられないという方は、多いのではないでしょうか。サイズアウトしていたり、流行に合わなくなったりしても、思い出がたっぷり詰まっていると手放すのにも勇気がいりますよね。今回は、犬服へのリメイク術についてご紹介します。

犬服にリメイクできるもの

Lazy dummy

わんちゃんに、かわいい洋服を着せてあげたい! と考える方は多いでしょう。でも、既製品を購入しようとすると出費がかさんでしまいます。そんなとき、おすすめしたいのが、人間の洋服を犬服へリメイクするという方法です。

犬服へのリメイクができる洋服には、どのようなものがあるのでしょうか。さっそくチェックしていきましょう。

子ども服

キュートな柄物が多い子ども服は、犬服へのリメイクに向いています。体のサイズには個人差がありますが、チワワやパグ、トイプードル等の小型犬であれば、90~100cmのサイズを、体重が10kg前後の場合は120cm程度の服を選ぶとよいでしょう。

子ども服を使用する利点は、袖や首周りの部分をそのまま使用することができることです。「苦しいとかわいそうだから」といって、ゆとりのある大きめのサイズで作ると、わんちゃんの身体とフィットせず、逆に歩きにくくなってしまったり、ケガをしたりする可能性も。まずは、わんちゃんにあわせてみたり、既製品の犬服と比べてみたりしてから裁断、裁縫に進むようにしてくださいね。

Tシャツ(大人用も可)

袖や首周りのサイズ調整は必要ですが、子ども服でなくても犬服へリメイクすることができます。まずは洋服をわんちゃんに着せてみて、サイズを詰めるような形で余分なところを切り落とします。裁断する前に、印をつけておくと失敗せずに作ることができますよ。

Tシャツをリメイクするときには、前身頃をわんちゃんの背中側に持ってきます。そのため、なるべくTシャツの全面にデザインがあるものを選ぶと、かわいい犬服ができあがりますよ。

赤ちゃんのロンパース

小さな赤ちゃんの洋服はかわいい服が多く、さらに1日に何回も着替えなければならないので、ついたくさん買ってしまいますよね。でも、成長が早い赤ちゃんはどんどん大きくなるので、洋服が傷まないうちにすぐにサイズアウトしてしまいます。もう着られなくなった赤ちゃんのロンパースは、犬服のリメイクにぴったり。小型犬~中型犬まで、さまざまなわんちゃんの洋服で手軽に作れますよ。

お子さんの成長の証をたんすの肥やしにすることなく、有効活用することができるのでおすすめです。赤ちゃんのロンパースはそのまま使える箇所が多いので、ミシンがなくても手縫いだけで、短時間で仕上げることができます。

リメイク時に気をつけたい! サイズの合わせ方とは

Lazy dummy

人間の洋服を犬服にリメイクするときに気をつけたいことがあります。それがサイズの合わせ方です。赤ちゃんのロンパースや子ども服からわんちゃんの洋服を作るときは、あまり手を加えなくても完成させることができますが、細かな点に気を配ることでわんちゃんにストレスを与えない犬服づくりができますよ。

サイズの測り方

犬服を作るときは、着丈のほか、胴回りや首周りをしっかりと測ります。同じブランドやメーカーでもサイズに違いが出る場合もあるため、一つひとつ作るたびにサイズを測ることをおすすめ。

犬服を既に持っている場合は、それに合わせて採寸すればよいですが、持っていない場合はわんちゃんの着丈、胴回り、首周りを測ります。首の付け根部分~しっぽの付け根までが着丈ですが、おしっこがかからないように胸の丈を決めるとよいでしょう。

リメイクの注意点とは

人間の洋服では、前身頃、つまりお腹側にロゴやイラストが描かれていることが多いですよね。しかし、わんちゃんの場合は背中部分にデザインがくるようにします。そのため、人間の洋服の前身頃が、犬服では背中側にきます。

元の洋服のサイズが大きなサイズになればなるほど、カットする部分が多くなるのを覚えておきましょう。カットしたときに、デザインが切れてしまったり、入れたいデザインが入らなくなってしまわないように注意が必要です。

簡単に作れる犬服のリメイク術

Lazy dummy

犬服を作るときに必要になる道具をチェックしていきましょう。リメイクする人間の服のほか、待ち針、メジャー、裁ちばさみ、チャコペン、ミシンなどの裁縫道具を用意します。このほか、洗濯バサミや既製品の犬服もあると便利です。

次に簡単に手順をチェック。まずは、既製品の犬服にあわせるか、洋服をわんちゃんに着せてみて採寸します。わんちゃんに着せて採寸するときは、裏返しにし、前身頃が背中にくるように着せてくださいね。

わんちゃんに洋服を着せたら、ちょうどよいところを洗濯バサミでとめてからチャコペンでしるしをつけます。着丈はちょうどよいところで折り返し、洋服を脱がせてから、アイロンでしっかり折り目をつけると簡単に採寸を済ませることができますよ。

裁断ができたら、もう一度わんちゃんに着せてみて、大きすぎないかチェックします。余分な部分はここで調整。確認し、サイズが合っていたら身頃をあわせ首側から縫っていきます。同じように袖を縫ったら完成です。

まとめ

わんちゃんの洋服は人間の洋服をリメイクすることで簡単に作ることができます。「自分で作るなんてなんだか大変そう」と思うかもしれませんが、赤ちゃんのロンパースや子ども服を使えば、元の部分を活かして簡単に犬服づくりができますよ。節約になるだけではなく、洋服に詰まった大切な思い出を取っておける犬服づくりにチャレンジしてみてくださいね。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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