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2018年12月27日 10:35 更新

掃除での家庭用手袋の選び方! 活用法と清潔に保つアイデア

掃除による手荒れやケガから手を守ってくれる家庭用手袋。種類は豊富ですが、選ぶ決め手に悩む方も多いと思います。種類の違いや活用法、お手入れ法をご紹介します。家庭用手袋を選ぶヒントにして、ぜひ取り入れてください。

家庭用手袋の種類と使い道

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こんにちは。家事代行CaSy(カジー)キャストで整理収納アドバイザーのまつうらです。

女性にとって、お子さんに触れるママにとって、手荒れは大敵ですよね。そんな手荒れから守るために、水や洗剤を使う掃除のときは、家庭用手袋の使用をおすすめします。

掃除に適した家庭用手袋の種類は?

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素材や厚さ別にたくさんの種類の家庭用手袋が店頭に並んでいますよね。おしゃれなものも増えていますし、手軽に購入できる100円ショップにも種類はたくさん。では、掃除に適した家庭用手袋はどれがいいのでしょうか?

素材は「ビニール」がおすすめ

家庭用手袋の素材は、ビニール、天然ゴム、ニトリルゴム、ポリエチレンなどが挙げられます。最も多く使われているビニール手袋は、手になじみやすく着け外ししやすいことから、掃除におすすめです。洗剤・漂白剤から手を守る力も強いのもポイント。

厚さは「掃除内容と目的に応じて選ぶ」

キッチンやお風呂などの水回り掃除、床や窓などの拭き掃除のときなどは「中厚手」か「厚手」がおすすめです。洗剤・水・寒さは手荒れの原因となります。しっかり手を守ってくれる、厚みのある手袋がベターです。

一方、細かい場所のお掃除をするときは、手にフィットして素手感覚に近い「うす手」や「極うす手」が作業しやすいでしょう。

とはいえ、ご自身が優先したい目的に応じて選ぶのがベストです。たとえば洗い物をするとき、手の保護が最優先であれば厚めの手袋を、洗い残しやすすぎ残しをしないために作業のしやすさを重視するなら、うすめの手袋を選んでください。

家庭用手袋をもっと活用しよう

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ビニールやゴム製の家庭用手袋の役目は手を守ってくれるだけではありません。手袋自体を掃除道具として使ったり、使い古しの手袋でまったく別の使い方をすることもできるのです。

カーペットのほこり取り

カーペットについているほこりや髪の毛を、掃除機で吸い取るのは大変ですよね。粘着テープでの掃除では、なるべく使うテープの枚数を抑えたいところです。そんなとき、手袋をはめた手でカーペットの表面を軽くなでてみてください。

なでたところのほこりが、見事に手袋に吸着してくるはず。掃除機や粘着テープでのお掃除より、ぐっと楽になりますよ。テレビを見ながら、子どもと遊びながらできるのもポイント!

ほこり取りに使うビニール手袋やゴム手袋は、使い古して穴が空いたものでもOKです。

軍手を重ねて拭き掃除

ビニール手袋・ゴム手袋の上に軍手を重ねます。雑巾では掃除しにくいところや細かいところの掃除に重宝します。おすすめの掃除場所はブラインドや巾木(はばき)、トイレのすきまなどです。手で掴んだり指でなぞったりと、手の動きを活かしてお掃除ができます。

輪ゴムとして再利用

穴が空いてしまったビニール手袋やゴム手袋は、カットして輪ゴムを手作りすることができます。指の部分を切れば小さい輪ゴム、手首や甲の部分を切れば大きい輪ゴムが作れます。カットする幅によって輪ゴムの強度も調節できます。ビニール手袋やゴム手袋は鮮やかな色が多いので、きれいな輪ゴムができるのもうれしいですね。

家庭用手袋を清潔に使うコツ

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家庭用手袋の洗い方・干し方

掃除をしている間に、家庭用手袋の外側も内側も汚れている可能性があります。外側には、もともと掃除箇所にあった汚れや洗剤が付着しているかもしれません。内側には、頑張って掃除している手から出る汗や皮脂がしみついています。

外側、内側それぞれの洗い方と干し方を知り、手袋を清潔に保ちましょう。

外側の洗い方

家庭用手袋を使用後は、油汚れはもちろん、ゴム手袋についている洗剤もしっかり落としましょう。汚れや洗剤が付いたまま放置すると、劣化しやすくなります。

1.手袋を手にはめたまま、手を洗うような要領で石けんを付けて洗います。
2.水かお湯でよく洗い流します。

高温のお湯もゴム手袋の劣化の原因になりますので、手にも心地よい42度くらいのお湯がおすすめです。

内側の洗い方

汗や皮脂汚れをほうっておくと雑菌が繁殖し、臭いの元になります。清潔でない家庭用手袋は手荒れを引き起こしやすいので、内側もきれいに洗いましょう。

1.手袋をひっくり返します。指先の部分まで完全にひっくり返すのは大変なので、ある程度ひっくり返ればOKです。
2.手袋に水道から水を入れます。手袋の指先まで水が入り、完全にひっくり返ります。
3.石けんで優しく洗います。
4.水かお湯でよく洗い流します。

干し方

せっかく洗った家庭用手袋も、濡れたまま置いておくとカビが生えやすくなります。早く乾く方法で干すことが肝心です。

ポイントは3つ。
・裏返した状態で干す
・袋口を開けた形で吊り下げる、またはスタンドに立てる
・風通しのよい日陰に干す

シンク近くに置いたままだと乾きが遅くなりますし、直射日光があたる場所に干すと手袋が劣化しやすくなるので注意してください。

家庭用手袋を汚さない裏ワザ

掃除のあとに手袋まで丁寧に洗うのは大変です。そんなときは手袋に汚れをつけない工夫をしましょう。内側を洗う手間と時間が省けますよ。

家庭用手袋の下に綿の手袋を着けるだけ。そうすれば家庭用手袋の内側に汗や皮脂が直接付くことはありません。綿の手袋は洗濯機で洗えばOKです。家庭用手袋による手荒れの予防にもなります。

家庭用手袋は使い捨てにする方法も

家庭用手袋を洗う手間をかけたくない、雑菌の心配をしたくない、という方もいるでしょう。その場合は、使い捨ての家庭用手袋を使うことをおすすめします。最近は100均やホームセンター、ネットショップなどで、ビニールやポリエチレン製の使い捨て手袋をリーズナブルに入手できます。使い捨て手袋を用意しておけば、手袋を洗う手間をかけずに毎回清潔な手袋を使えて、時短にもなりますよ。

まとめ

家庭用手袋の種類自体も多いですが、着用の仕方やお手入れ方法もさまざまです。それらを踏まえると、どのタイプがご自身に合っているか選びやすくなりますね。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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