蛇口周りの水垢掃除の3つのポイントまとめ

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蛇口周りは、洗顔や歯磨きをしたり、食事を作ったりするため、清潔な状態をキープしておきたいですよね。いつも水を使用していることもあって、目立つ汚れが付きにくいため、掃除をおろそかにしてしまいがちな部分でもあります。しかし、よく見てみると、水垢やカビなど、さまざまな汚れがついているんです。まずはその原因について確認していきましょう。

水垢の原因となるのが、水道水に含まれるミネラル。水滴が残っていると、時間の経過とともに水分は蒸発しますが、ミネラルなどの成分は気化せずにそこに残ってしまいます。少量であれば目につくことはありませんが、少しずつ蓄積し、白く見えるほどの汚れとなってしまうのです。

蛇口の付け根部分にある黒いヒダのようなものは、黒カビです。黒カビは湿気が多い場所に生えるもので、繁殖力が強いことが知られています。1度発生すると、乾燥にも強く、完全に取り除くことが難しいカビです。

また、水垢やカビなどの汚れとともにぬめりが気になるという人もいるでしょう。この原因は手垢や石鹸のカス、食べ物のカスが原因と考えられています。

放置すると、汚れは落ちにくくなってしまうので、気づいたらすぐに取り除くことが大事。そして、汚れをつけない工夫が大切です。

水垢はアルカリ性の汚れ。そのため、酸性であるクエン酸が水垢に有効です。また、クエン酸は食べ物にも入っているものなので、安心して使うことができるのも大きなポイント。お掃除も安全に行うことができます。

水垢そのものの汚れ落としに効果があるとされているクエン酸は、トイレや浴室、洗濯槽など水が使われているさまざまな場所の掃除に活用することができます。長年こびりついたガンコな水垢には、粉のままふりかけ少しつけておくことで、きれいに除去することができますよ。

クエン酸は粉のまま使うこともできますが、あらかじめ水で溶かしてスプレーボトルに入れておくと一気に扱いやすさがアップします。台所においておけば、どこにでもささっと使える万能スプレーに。シンプルなスプレーボトルを用意して、マスキングテープでラベリングしておけば、キッチン台の上にそのまま置いても、ごちゃごちゃした印象を与える心配はないでしょう。

ここでクエン酸を使用した蛇口周りの水垢汚れに対する掃除手順をご紹介しましょう。クエン酸のほかに用意するのは、スプレーボトルとメラミンスポンジです。

①まず、はじめにクエン酸液を作ります。
　クエン酸小さじ1杯・定量の水をスプレーボトルに。
　よく振って完全に溶かし切ってください。
②水垢がある部分にクエン酸液を吹き付け。
③メラニンスポンジで軽く擦って、汚れを落とします。
④水でしっかり流し、乾拭きしたら完成です。

汚れが残ってしまう場合は、クエン酸液を吹きかけた後、ラップやキッチンペーパーでパックをして、少し置いてからメラニンスポンジで擦ってみるとよいでしょう。

クエン酸と共に酸性のお酢は、水垢汚れに効果的なアイテムです。黒カビが気になる蛇口の付け根は重曹で汚れをかき出した後に、こちらのアイテムを吹きかけましょう。お酢が重曹に反応して炭酸ガスが発生し、細かな隙間に入り込んでカビ汚れをきれいにしてくれます。

掃除しにくい蛇口周りの水垢は、アイテムを活用するのも◎。Candoの「すみっこ洗い」はその名のとおり、すみっこ掃除に特化したブラシです。2本ついており、洗面などの形状に合わせて、フィットするのがポイント。

スプレーを吹き付けただけで落ちなかった汚れは、ブラシを併用しましょう。

水垢の原因は水道水に含まれているミネラルだと考えられています。水道水に含まれているミネラルはごくわずかですが、掃除を怠っていると少しずつ蓄積し、白い汚れとなって目立つように。水垢をつけないためには、日ごろからこまめに掃除をしておくことが大切です。

水垢は蛇口周りに残った水滴のうち、水分ととともに蒸発しきれずに残ってしまったミネラル分が蓄積することで起こります。つまり、そもそも水滴を残さないようにすれば、水垢の発生を予防することができるというわけです。水道を使用した後は、タオルで水滴をこまめに拭きとり、水分が残らないように注意しましょう。

水を頻繁に流している蛇口周りは、一見、特別な掃除をしなくても清潔なように思えますが、実は汚れやすい箇所でもあります。水垢の除去にはクエン酸やお酢が効果的です。クエン酸液を常備したり、こまめに水滴を拭き取ったりして、水垢が発生しないような環境を作ってくださいね。

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