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2019年04月09日 14:29 更新

【掃除のプロ直伝】玄関掃除で毎日するメンテナンス方法まとめ

玄関は家の顔であり、お客様が最初に訪れる場所。砂ボコリや嫌な臭いのない快適な空間をキープすることが大切です。今回は、お掃除のプロから学ぶ「玄関掃除」の方法をまとめました。必要なお掃除場所はどこ? 毎日掃除するべきポイントは? などを解説していきます。

玄関をまるっとお掃除

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こんにちは! 家事代行CaSy(カジー)キャストのまつうらです。

風水の考え方では、玄関がキレイかどうかで運気が上下するとも言われています。

運気を下げないためにも、ここでは玄関掃除のポイントを紹介。砂ボコリが溜まった床(たたき)や靴箱、手垢が付いたドアやインターホンをキレイに保つ方法をまとめました。

床(たたき)

床(たたき)に溜まった砂・土・ホコリは、人に踏みつけられるとこびりついて取れにくくなってしまいます。こびりつく前の掃除が大切です。まずは、玄関掃除の基本をチェック!

1.ホウキまたは掃除機で砂・土・ホコリを取り除く
砂やホコリが濡れてしまうと、ホウキで掃きづらくなってしまいますので、乾いた状態で掃いてください。ただ砂ボコリが舞い上がるのが気になる方は、湿らして細かくちぎった新聞紙を撒いてから掃くことをおすすめします。新聞紙に砂ボコリが吸着し、舞い上がることなく取り除くことができます。掃除機を使う方は、トイレットペーパーの芯をななめに切ったものを掃除機の先に付けて掃除機をかけてください。掃除機のノズルを砂ボコリで汚さずに済みますよ。

2.ブラシで付着した汚れを取る
床全体を濡らし、ブラシでこすります。集合住宅だと玄関に水を流しにくいので、濡らしてゆるく絞ったぞうきんや霧吹きスプレーを使うと適度に床を濡らすことができ、便利です。汚れが取りにくい場合は、ブラシに住宅用洗剤を付けてこすります。

3.濡らして固く絞ったぞうきんで拭き取り、乾燥させる
ブラシで落とした汚れと洗剤をぞうきんで拭き上げます。ぞうきんの代わりに、いらなくなった衣類などの古布を使ってもいいですよ。

靴箱の中

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靴箱の中にはホコリや湿気がたまりやすいうえに、靴に付いていた砂や土も落ちています。放っておくと臭いやカビが発生することもあるので、晴れて湿気のない日を選んで掃除しましょう。

1.靴箱の中身をすべて取り出す
靴箱に入っている靴や小物をすべて取り出し、床に敷いた新聞紙の上に並べます。履かない靴は処分しましょう。

2.小さなブラシや掃除機で砂・土・ホコリを取り除く
四隅に溜まった砂ボコリは取りにくいですが、そんなときは100円ショップで入手できる卓上用チリトリ付きミニほうきが重宝します。掃除機を使うときは、床(たたき)掃除と同様に、ななめにカットしたトイレットペーパーの芯をノズルの先につけるといいでしょう。

3.濡らして固く絞ったぞうきんで拭き取り
消毒用エタノールをスプレーし、汚れを拭くとカビ予防になります。また、靴箱の中を早く乾かすことができ一石二鳥です。

4. 扉をあけたまま乾燥させる
扉をあけたまま風を通して乾かします。晴れて湿気の少ない日に行うようにしてください。扇風機を回すと乾燥を促すことができます。

5. 靴の中のホコリを取り除く
靴のつま先部分にはいつの間にかホコリがたまっていることが多いです。その状態の靴を履いて、汗が混ざるとカビが生えることも。靴箱が乾くまでの間に、外に出した靴の中のホコリや砂をティッシュで取り除きます。

6.よく履く靴だけを靴箱へ戻す
いらない靴は処分し、シーズンオフや冠婚葬祭用などのすぐに履かない靴は別の場所に保管します。靴箱の中は8割程度の収納を心掛けると、湿気が溜まりにくくなり、出し入れしもしやすくなりますよ。

ドア回り、壁、インターホン

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ドアやドアノブ、手に届く範囲の壁、インターホンなど、家族やお客様が触れて付いた手垢をすっきりとキレイにしましょう。

1.砂やホコリをブラシやハンディモップで取り除く
ドアの外側や壁の上の方などは砂やホコリが溜まっているかもしれません。ブラシやハンディモップで取り除きます。

2.重曹水をスプレーして手垢を拭き取る
手垢の気になる部分に重曹水をスプレーし、ぞうきんで拭き取ります。

※重曹水スプレーの作り方
水200ccに重曹小さじ1の割合でスプレーボトルに入れ、振って溶かす

3.乾拭きする
ぞうきんで乾拭きします。マイクロファイバークロスで拭き上げれば、ドアノブがピカピカに輝きます。

キレイを保つ! 毎日のメンテナンス法

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毎日の心がけで、玄関のキレイが保てます。当たり前のことも、今一度見直してみましょう。

靴は靴箱にしまう

出しっぱなしの靴が増えると、砂ボコリが床に溜まりやすくなります。また、床を掃除するときに靴が邪魔になりますね。その日に履いた靴の湿気を飛ばすために一晩置き、翌朝には靴箱にしまうようにしましょう。

靴を出し入れするとき、こまめに砂やホコリを取り除きます。卓上用のミニほうきは靴のすきまにも入りやすいので便利です。

ドア回り、壁、インターホンを乾拭きする

ドア回りや壁、インターホンには毎日手垢が重なっていきます。マイクロファイバークロスでこまめに乾拭きしましょう。マイクロファイバークロスなら、乾拭きだけでも手垢を絡めとってくれます。ドアノブが光るだけで、玄関の印象がパッと明るい印象になります。

除湿、消臭剤を活用

嫌な臭いが発生したり湿気が溜まったりしがちな靴箱に、消臭除湿対策をしましょう。玄関が快適な空間になり、カビ予防にもなります。

重曹には消臭と除湿の効果があります。空き瓶などに入れた重曹を置くと、臭いや湿気を吸ってくれますよ。また、靴箱専用の消臭除湿シートを靴箱の中に貼れば、スペースを取らずにすみます。

消臭除湿シートは、靴を置く面に貼るのが一般的ですが、靴の出し入れをするときにシートが剥がれたりよれたりすることがあります。そこで、各段の天井部分にシートを貼るのをおすすめします。この貼り方でもしっかり消臭除湿効果は発揮されますし、シートが剥がれてイライラすることもなくなりますよ。

まとめ

玄関に溜まった砂ボコリや手垢の掃除方法、キレイにした後のメンテナンス法をご紹介しました。これで運気もアップし、お客様が来たときも慌てずに済みますね。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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