「冷蔵庫の上」の簡単な掃除法とは? 必要は物はこれ!
毎日の掃除ではうっかり忘れがちな場所、それが台所の死角、「冷蔵庫の上」です。中や扉はこまめにキレイにしていても、大きな冷蔵庫の上には手が届かず、掃除が行き届かないことも。そこで、セスキ炭酸ソーダを使った掃除法から、置くだけ簡単手間いらずの裏ワザをご紹介します。年に数回の掃除で簡単にキレイを維持することができますよ。
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意外と溜まっている冷蔵庫の上の汚れ
原因は、ほこりと油
冷蔵庫の上には、意外と汚れが溜まっています。その原因は、ほこりと油。調理に使う油と、ハウスダストが汚れの正体です。家事動線を考えると、冷蔵庫はガス代の近くに置いてあることが多いですね。
手が届かないから溜まりやすい
放っておくと、故障の原因に……?
ほこりと油が合体した汚れはベトベトと粘着し、落としにくくなります。濡れたふきんで拭いたくらいでは落ちません。冷蔵庫の上くらいなら、こうした汚れが溜まっていてもそれほど問題にはなりませんが、危ないのは電源プラグです。冷蔵庫の裏は、冷蔵庫の上と同じように目が行き届かず忘れがちな部分。ここに汚れが溜まると、故障や火事の原因にもなります。帯電しているプラグ付近は、静電気でほこりを呼びやすくなっていますから要注意です。冷蔵庫の上を掃除するタイミングで、プラグも点検しておきたいですね。
汚れが溜まってしまったら? 冷蔵庫の上の掃除法
セスキ水で拭き掃除
洗浄液を作るなら、重曹よりも扱いやすいでしょう。セスキ水は、水500mlにセスキ炭酸ソーダを小さじ1の割合で作ります。セスキ炭酸ソーダは、血液汚れを落とすのにも使えますから、ご家庭に常備しておくと便利です。
強力! 重曹パック
冷蔵庫の上を見てみたらすごいことになっていた……という場合は、セスキ水より強力な重曹パックをおすすめします。重曹は、セスキ炭酸ソーダよりもアルカリ性が強いので、より強力な洗浄剤になります。まず、重曹水を作りましょう。水100mlに小さじ1の割合です。1:1と覚えて、作りたい量によって加減してください。もともと水には溶けにくいので、お湯を使うとはやく溶けます。
重曹パックをするには、キッチンペーパーを重曹水で濡らし、冷蔵庫の上に貼り付けて湿布状態にします。ラップをかけて水分の蒸発を防ぐと、さらに効果はアップします。汚れがゆるんできたら、ペーパーが乾かないうちにそのまま拭き取ります。汚れたペーパーはそのまま捨てられるので手間もかかりません。
冷蔵庫の上にほこりを溜めない工夫
ラップで汚れ防止
そもそも、人目につきにくい冷蔵庫の上は、頻繁に掃除をする場所ではありません。かといって汚れを溜めてしまうと掃除が大変ですから、はじめから溜めない工夫をしましょう。冷蔵庫の上にラップを貼ってしまえば、定期的にはがして捨てるだけでOKです。
新聞紙で汚れ防止
ただ、ラップはちょっともったいないかなという気もしますね。高い場所で、目に入らないようなら、新聞紙をしいておきましょう。冷蔵庫は側面や上面から熱を放出していますから、あまり分厚くしかないようにしてください。汚れよけですから、1枚だけで大丈夫です。ヒラヒラと飛びそうで危ないので、四隅をマスキングテープなどで固定しておきます。冷蔵庫の裏面に落ちてしまうと、熱がこもって危険ですから注意してください。
冷蔵庫の上を収納場所に使うのは、熱の面でも、掃除のしやすさの面でも、あまりおすすめできません。最近では、上にものを置けるテーブル仕様の冷蔵庫も増えています。このタイプなら、天板に熱はこもらないので安心です。
まとめ
大掃除のときくらいしかのぞかない冷蔵庫の上は、日常の死角です。多少汚れていても目立ちませんが、冷却効率が悪くなる場合もありますから、モノは置かず、キレイにしておきたいですね。何カ月に1回か、上敷きを取り替えるだけの掃除でしたら負担感もありません。休日に思い切って点検をしてみましょう。一度キレイにしてしまえば、維持するのは簡単です。
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