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2018年11月30日 19:03 更新

リビング掃除は難しくない! 正しい手順とコツを知ろう

家族のくつろぎ空間、リビング。家の中でも特に多くの時間を過ごすリビングは、他のどの部屋よりもきれいにしておきたい一方で、どの部屋よりも汚れが溜まりやすい場所でもあります。今回は、そんなリビングを簡単にきれいに保つための、正しい掃除の順番と上手に掃除するためのコツをご紹介します。

リビングは掃除しやすいスポットNO.1!?

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ちょこちょこ掃除がしやすいリビング

みなさんは、どのくらいの頻度でリビングの掃除をしていますか? 「毎日掃除するのが理想だけど、時間がとれない」と思っている人もいるかもしれません。ですが、実はリビングの掃除は、フローリングワイパーやハンディモップなどを活用すれば、サッと掃除が完了するスポットなのです。短時間できれいにすることができるので、他の部屋や水回りの掃除よりもずっと楽チン。しかも、毎日気付いたときにちょこちょこ掃除しておけば、汚れが蓄積していくこともありません。

リビングは、家の中でも特に家族みんなが長い時間を過ごす場所なので、常にきれいな状態をキープしておきたいもの。スキマ時間にちょこちょこ掃除をするようにして、きれいなリビングを維持しましょう。

普段のリビング掃除の正しい順番は?

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整理から始めよう

リビングに限らず、部屋を片付けるときは、整理、収納、掃除の順に行うのが基本。リビングを掃除する前に、まずは部屋の整理・収納をしましょう。整理とは、不要なものを取り除くことです。そして、要らないものを捨てたら、必要なものを決められた場所に収納します。掃除をしやすくするためにも、整理・収納からはじめ、まずは環境を整えるのが先です。

高いところから始めて最後に床

リビングの掃除というと、床を拭き取るだけという人もいるかもしれませんが、実は天井や壁にも意外とほこりは溜まります。また、家具や家電の上にもほこりが溜まりやすいので、しっかりと取り除くことが必要です。中でも、エアコンや照明器具の上は見落としがちな部分なのでお忘れなく。

これらの部分を掃除するときは、高いところから始めるのがポイント。必ず上から下へと順に掃除を行うようにしましょう。

ワイパーでほこりを取ってから掃除機をかけよう

整理・収納ができたら、いよいよ高いところから順に掃除をしていきますが、ここでもう一つポイントがあります。それは、掃除機をかける前に、まずはフローリングワイパーやハンディモップなどでほこりを取り除いておくことです。これを行わずにそのまま掃除機をかけてしまうと、床に積もったほこりや花粉などが、掃除機による空気の流れで舞い上がってしまいます。

リビング掃除のコツと便利道具を紹介

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リビングをより上手に掃除するためのコツとおすすめのグッズをご紹介します。

フローリング

サッと簡単に掃除できるフローリングですが、細い溝部分に溜まったほこりは、フローリングワイパーでは取り除ききれないことも。そんなフローリングの溝の汚れは、竹串や爪楊枝などでかき出すようにして掃除しましょう。フローリング以外に、タイル目地もこれで汚れを落せますよ。

次に、フローリングの溝につまった汚れをかき出したら、ほこりを取り除いて掃除機をかけます。これだけでもかなりきれいになりますが、月に1、2度はフローリングの水拭きをするのもおすすめ。普段の掃除ではとれない汚れも落ちて、フローリングがピカピカになりますよ。

ラグやじゅうたん

ラグやじゅうたんの繊維の間にほこりなどが入り込むと、掃除機でも完全に吸い取ることができないこともあり、なかなか厄介なものです。

そんなラグやじゅうたんを簡単にきれいにする、目からウロコの方法があるんです。準備するのは、なんと、ゴム手袋のみ。ゴム手袋を着けてじゅうたんの表面をなでるだけで、繊維の間に入り込んだほこりや髪の毛、ペットの毛などがどんどんとれます。ゴム手袋は、使い終わった後も洗って使用することができるので、経済的なのも嬉しいですね。

網戸と窓ガラス

網戸や窓の正しい掃除方法を知らないという人は、意外と多いもの。よくやってしまいがちなのが、網戸や窓にいきなり水や洗剤をかけてしまうことですが、この方法は正しくありません。

網戸をいきなり濡らしてしまうと、付着していたほこりが塊になって網目の隙間に入り込んでしまいます。窓に関しても同様です。ほこりが表面についたまま濡らしてしまうと、汚れが窓に貼りついて落ちにくくなります。網戸や窓を掃除するときは、最初に乾いた雑巾やブラシでほこりを落として、それから水拭きをするようにしましょう。

窓を水拭きするときは、窓ガラス用ワイパーで水を切れば、後拭き要らずで仕上がりもきれいです。

クエン酸と重曹を活用

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クエン酸スプレーで気になる部分をサッと掃除

酸性の性質をもつクエン酸は、水垢や石鹸カスなどの汚れを落とすのが得意。べたつきやすいリビングのフローリングやスイッチ、ドアノブはクエン酸のスプレーを一吹きして乾いた布で拭き取ればOK。

また、クエン酸には消臭・抗菌効果もあるので、リビングのカーテンの臭いが気になるときにも吹きかけて使うことができます。

< クエン酸スプレーの作り方 >
水100mLに対して、クエン酸小さじ1/2を入れる。そして、その液体をスプレーボトルに入れれば完成です。

重曹で天井や壁の黒ずみを落とす

弱アルカリ性の重曹は、皮脂などの軽い油汚れを落とすのが得意です。また、細かくて丸い粒子状なので、研磨作用にも優れています。

リビング掃除において、重曹が特に活躍するのは、天井や壁の黒ずみ落とし。水で湿らせたスポンジに重曹をつけて黒ずんだ部分をこすり、水拭きと乾拭きをすれば汚れがすっきり落ちますよ。

まとめ

リビングは、正しい順番と方法で掃除すれば、誰でも簡単にきれいにすることができます。まずは毎日、気付いたときにちょこちょこ掃除する習慣をつけましょう。そして、今回紹介した掃除のコツを参考にして、あなたのリビングをより快適で居心地の良い空間にしてくださいね。
  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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