おしゃれに飾る? 型崩れを防ぐ? ハットやキャップの収納法
コーディネートのポイントや仕上げにはもちろん、休日にはすっぴん隠しにも大活躍する帽子。あるのとないのでは印象がガラリと変わるので、コレクションしている方も多いでしょう。しかし、かさばり場所もとるので、量が増えてくると収納に困るアイテムです。今回は、そんな帽子の収納方法をまとめました。
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ハット・キャップの収納のキホン
せっかくコレクションした帽子、適当にしまってしまうと型崩れを引き起こしてしまい、被ってもなんだかうまくきまらない……。そうならないためにも、まずは正しい収納方法を覚えておきましょう。
湿気がある密閉空間はNG
予想以上に、頭皮は汗をかいている場所。1日お出かけし、たっぷり汗をかいた帽子を、高温多湿な場所に置いておくと劣化や変色を引き起こしてしまう可能性があります。帽子はその形状から、湿気を溜め込みやすいもの。できるだけ風通しがよく、湿気が少ない場所に保管しておくのがベターです。ボックスに詰めるなど、湿度がこもりやすい密閉空間での収納もなるべく避けましょう。
型崩れをしないように収納
特にストロー素材やフェルト素材など、型崩れしやすい素材の帽子や、帽子に装飾がついているものは、収納の際に注意が必要。クローゼットに押し込んでしまうと、シワがついてしまったり、装飾が傷んでしまう可能性があります。
クローゼットの中に置いて保管する場合は、帽子の内側に新聞紙などを丸めて詰めるか、専用クッションを入れて保管するのがおすすめです。
ハット・キャップ収納はディスプレイ風に!
クローゼットの中にしまうと取り出しにくくなってしまいがちなハットやキャップは、「中」にしまうのではなく、「外」で見せる収納にするのもひとつの手。お店のような雰囲気を意識するとインテリア代わりにもなりますよ。
ワイヤーネット×S字フック
100円ショップなどで気軽に買えるワイヤーネットとS字フックを、お好きな場所の壁に固定してください。S字フックに帽子の柄をかけるように置きます。玄関近くに設置すれば、外出時にサッと取れますね。
ワイヤーネットのサイズは、持っている帽子をいくつかけるかで決めましょう。帽子がたくさんある場合は、ワイヤーネットを複数枚、結束バンドなどで固定しつなげてもいいですね。
麻ひも×クリップ
帽子収納をおしゃれに見せたいなら、インスタグラムでよく見るガーランド風にアレンジするのもおすすめ。100円ショップでも購入できる麻紐を適当な長さに切り、紐の両端をピンで固定します。そして、紐状に等間隔にクリップで帽子を挟むと完成です。
インスタ映えするおしゃれな帽子収納ですが、心配なのが重さに耐え切れず、紐が落ちてしまうこと。ピンと紐はしっかり固定し、かつ収納する帽子は軽めの素材のみにしましょう。
コルクボード・有孔ボード
帽子の数がそんなにたくさんない場合は、大きめのコルクボードや有孔ボードにピンを指し、引っ掛けるようにして収納するとおしゃれ。ポストカードやオーナメントも一緒にディスプレイすると、一気にお店のような垢抜けた雰囲気に。季節ごとに変化をつけても素敵ですね。
選りすぐりのみを壁面収納
我が家で取り入れている収納アイディアがこちら。壁に、100円ショップで購入できる両面テープタイプのフックを貼り付け、お気に入りや使用頻度の高いものだけを掛けるようにして収納しています。
私は普段、すっぴん隠しに毎日帽子を愛用しているのですが、リビングの壁にかけておくと、お出かけ時も息子を抱っこしたまま、さっと帽子を持っていけるのでとても便利。お気に入りだけを厳選しているので、インテリア代わりにもなっています。
ハット・キャップ収納専用アイテムをチェック
やっぱり型崩れ防ぐには、専用のアイテムがベスト。ここでは、ハットやキャップの形状を保ったまま、おしゃれに飾ることができる商品を紹介します。
ハットスタンド
お店でもよく見かけるハットスタンド。お気に入りのハットやキャップもきれいに形状をキープしてくれ、かつインテリア代わりにもなるので「見せる収納」としておすすめしたいグッズのひとつ。ハットスタンドは、増えたときのことを考えて、なるべく複数個、帽子をかけられるタイプのものを選んで。
ジョイントハンガー
場所を取らずに帽子を収納したい方にぴったりなのが、この「ジョイントハンガー」。ポールにはもちろんのこと、クローゼットの扉の内側などにもひっかけて使うことができます。壁面にひっかけて、見せて飾るのもあり!
帽子用クッション
「できればクローゼットに収納したい、でも型崩れは防ぎたい……」という場合は、帽子用クッション(通称:あんこ)を、帽子の中に詰めるだけでも違います。帽子用クッションが見つからない場合は、ビニール袋に丸めた新聞紙を入れ、ガムテープなどで止めたものでも代用可。
キャップウォッシャー
キャップをクローゼットや収納ボックスに入れていると、気になるのがキャップの「つば」のヨレや変形などの劣化。この部分は内部にクッションを詰めていても変形を防げないのが難点です。
そこで使えるのが、このキャップウォッシャー。キャップ全体をしっかりホールドしてくれるので、他のものとぶつかっても変形などの劣化の恐れがありません。
まとめ
せっかくコーディネートを組んでも、仕上げに取り入れた帽子がヨレヨレだと途端に印象ダウン。靴やバッグ、帽子はスタイリングの良し悪しを左右するところなので、見過ごせないですよね。お気に入りの帽子を長期間キープできる収納方法を取り入れ、大切な帽子を守りましょう。