整理下手な人が苦手を克服した片付けルールとは?
「ものが多くて部屋が片付かない」「ものが散らかっていて、どこに何があるかわからない」という経験がしょっちゅうあるという人は、整理下手なのかもしれません。そんな整理下手な人でも、コツや方法を知ることで、片付け上手になることができます。今回は、実際に整理下手だった人も克服できた、片付け方法やルールを見ていきましょう。
いくつ当てはまる? 整理下手な人の特徴
整理とは、必要ないものを取り除き、乱れた状態のものを整えること。お部屋の片づけは、整理、整頓、掃除の順に行うのが基本です。お部屋が散らかっていて全然片付かない、という人は、整理がうまくできていないのかもしれません。
整理ができない人には共通して見られる特徴があります。次のうち、当てはまるものが多いほど整理が苦手なタイプだと考えられます。あなたはいくつ当てはまるでしょうか?
✔ ものをなかなか捨てられない
✔ 無料のものはついもらってしまう
✔ バーゲン品を見つけるとたくさん買ってしまう
✔ ものがたくさんあると安心する
✔ すべきことを後回しにしてしまう
✔ いつか一度にまとめてやろうと考えている
✔ 「忙しい」など、できないことに対して言い訳をすることが多い
整理できない人が克服した片付け方法とは
ここで、整理ができなかった人が実際に苦手な整理を克服した片付け方法をご紹介。ぜひ参考にしてみてください。
定位置を決める
ものをどこに置いたかわからず、家中探すというのは整理整頓が下手な人によく見られるパターン。ものを使った後も、しまう場所が決まっていないため置きっぱなしにしてしまい、またどこにあるかわからなくなる……という悪循環に陥ることもあります。
このような悩みは、ものの定位置を決めることで解決。家の中のすべてのものに定位置を決めて、そこにラベリングしておきましょう。そうすれば、ものを探すのも片付けるのもスムーズになりますよ。
リセットするタイミングをつくる
一度にまとめて整理しようと考えるのも、整理が苦手な人の特徴でしたね。そのような人は、「今は忙しいから今度しよう」と先送りにして、いつまでも部屋が片付かない上に、どんどん部屋が散らかっていくので、整理するのがもっと大変になってしまいます。部屋の整理は、毎日コツコツ行いましょう。
部屋を整理する習慣をつけるためには、毎日1回、部屋を片付いた状態にリセットするタイミングを決めることが大切。例えば、夕食の前や寝る前などと時間を決めて、その時間は毎日部屋を片付けるようにしましょう。
片付けのノルマを決める
散らかった部屋を片付けるには、時間も労力もかかるもの。一度にやろうとすると大変で、やる気もなかなか起こらないですよね。
そんなときは、「今日は○○だけは必ずやる」と自分でノルマを決めましょう。ノルマをクリアすれば達成感を得られ、片づけをするのが楽しくなってくるかもしれませんよ。
範囲のせまい場所から着手する
最初から広い部屋を片付けるのは、何から手を付けて良いかわからず、やる気が起こらないという人もいるでしょう。そんな整理の苦手な人は、トイレやキッチンなど、せまい空間から片付け始めるというのもおすすめ。家の中で綺麗で快適な部分ができると、他の部分も片付けたくなるはずです。
整理下手でも大丈夫! 簡単片付けルール5つ
整理が下手な人も、ちょっとしたコツを意識して取り入れることで上手に整理ができるようになります。ここでは、片付けをするときにチェックしてほしいルールを5つご紹介します。
ルール1. 使っていないものは思い切って捨てる
部屋が片付かない人の多くは、「もしかしたらまだ使えるかも」「もったいなくて捨てられない」と、ものを溜め込む傾向があります。部屋をすっきりさせるためには、不要なものは思い切って捨てましょう。
捨てる目安は、1年以上使っていないこと。1年間使わなかったものは、なくても困らないものなのです。捨てるのはもったいないと思うかもしれませんが、不要なものを置いておくことでスペースを無駄にしている方がもったいないですよ。
ルール2. ものの数は家族に必要な分だけ
普段使っているものでも、数が多すぎる場合は減らしましょう。例えば、食器棚に並ぶ茶碗やコップも、数が多すぎるとごちゃごちゃして見えがち。家族の人数が3人ならそれぞれ3つずつ、というように、家族に必要な分だけ残して、あとは処分すればすっきりします。
ルール3.ものは種類ごとに分類して片付ける
整理・整頓の苦手な人がやりがちなのが、さまざまな種類のものをまとめて一緒にしまっておくこと。ごちゃごちゃしたものをまとめて収納してしまえば、一見片付いているように見えます。しかし、どこに何があるかわかりにくいので、ものの出し入れに苦労することも。ものを片付けるときは、文房具、掃除用品、洗濯グッズなどのように、種類ごとに分類して取り出しやすいようにしまいましょう。
ルール4.収納用品に統一感を持たせる
片付けるものを種類ごとに分けたら、いよいよ収納していきます。このとき、収納用品を統一するのが上手な収納のコツ。同じ種類や素材の収納ケースや収納ボックスを複数使って収納していけば、お部屋に統一感が出て、すっきりと綺麗に見えますよ。
ルール5.部屋の3割はスペースを空ける
あえて空いたスペースをつくっておくのも、お部屋を片付けるときのポイントです。空いている場所があるからといって、全部収納スペースに利用してしまうと、お部屋が窮屈な印象に。お部屋の3割ほどは何も置かずに空けておくことをルールづけておけば、ものが増えることもありません。
まとめ
部屋の整理にはコツがあります。今回紹介した方法やルールを実践すれば、整理下手な人でも上手に部屋を片付けられるようになるはず。まずは、不要なものを処分して、必要なものを定位置にしまいましょう。そして、毎日コツコツと整理する習慣をつければ、綺麗に片付いた部屋を維持できますよ。