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2018年04月26日 20:00 更新

押入れの上段収納どうなってる!? 正しい収納方法とは

奥行きがあり仕切りがないため、いろんなものをどんどん詰め込んでしまい、気づけば雑然とした状態になってしまいがちな押入れ。今回はそんな押入れの収納方法とコツをご紹介します。

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こんにちは、マスターライフオーガナイザー®、はやさかひろみです。

押入れがあると家のいろいろなものが片付きそうですが、仕切りのない広い空間のため、うまく使えていないというお悩みが多い収納場所でもあります。

今回は、そんな押入れ上段の収納のコツをお伝えします。

押入れ収納、こんなことになっていませんか?

何がしまってあるかわからない

押入れには、普段あまり使わないものをしまっているお宅も多いのではないでしょうか? また、迷ったら「とりあえず押入れに……」とモノをしまうケースも多いですよね。そんなふうに収納していくうちに、何がしまってあるかわからなくなっていませんか?

押入れは容量たっぷりなためたくさんのモノが収納できますが、高さと奥行きがあります。さらに、仕切りのない広いスペースなので、どんどんしまっていくうちに奥に何があるのかわからなくなってしまいがちです。

重たいものを収納してしまっている

押入れは、上段と下段、天袋に分かれているものが多いと思います。大人が一番使いやすい高さは、上段。次に下段、天袋の順です。

使いやすい高さとはいえ、重たいものを上段に収納してしまうと出し入れがしづらくなってしまいます。季節家電やスーツケース、雛人形など、大きく重たいものは下段に収納するのがオススメです。

使わないものを適当に収納している

Lazy dummy

押入れを開けると、段ボールや袋などが詰め込まれていませんか? 中に何が入っているのかわからない、はたまた引越しの時の荷物がそのまま……なんていうことも。

スペースがあるからといって、使わないものを適当に収納してしまうと、本当に使うものを収納することができなくなってしまいます。

取り出す頻度を考慮して収納したり、箱や袋に入れる場合は何がどこに入っているか、ラベルを貼るなどの工夫も必要です。

押入れ上段の正しい収納方法とは

降ろせる程度の軽いものを収納する

重いものほど低い位置に収納した方が、出し入れは楽になります。押入れの上段には、降ろすのが苦にならない程度の重さのものを収納しましょう。

重たかったり、動かすのに一苦労するようなものを収納してしまうと、入れたらそのまま入れっぱなしになってしまう可能性が高いです。

収納ボックスは蓋つきを活用

高さのある広い空間をうまく使うには、蓋つきのボックスを使うのも手。保管時のホコリよけにもなり、重ねて収納することもできるので、空間を有効利用できます。あまり使わないお子さんのおもちゃなどを収納するのもいいかもしれません。

ただし重ねて収納する場合、下のものが取り出しにくくなるため、使用頻度の高いものほど取り出しやすい場所に収めるとよいでしょう。

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湿気対策は必須

空気がこもりがちな押入れの収納には、湿気対策が必須。空気の通り道がないと、カビが生えやすくなってしまいます。「壁から離す」「すのこを敷く」「湿気取りを置く」などして、湿気には十分注意しましょう。

季節外の洋服を収納

押入れ上段に季節外の洋服を収納する場合、大きな衣装ケースに入れてしまうとケースが重たくなり、ケースを重ねると下のものは取り出せなくなってしまいます。

かといって、引き出し式のケースは出し入れしやすいものの、押し入れ上段の場合は引き出しが3段以上だと取り出す際に引き出しの中が見えなくなってしまう可能性が……。ケースを使う場合は、出し入れのシュミレーションをして、引き出しの高さが腰〜目線の間くらいに収まるようにするのがオススメです。

奥行きが広すぎる場合は、奥にあまり使わないもの、手前によく使うものを収納しましょう。

布団やシーツを収納

普段使わない布団類は、収納袋に入れて収納すると、湿気やホコリの心配も少なくなり収納もしやすくなります。替えのシーツなどは使う人別にしたり、夏物・冬物などにまとめて収納しても◎。

湿気やカビが気になりやすい布団収納。使わない布団をしまう前は、天日干しをするなどしてから収納袋や圧縮袋に入れるようにしましょう。

まとめ

押入れは、たくさんモノが収納できますが、ちょっとコツが必要な収納場所。特に上段は一番使いやすいスペースなので、工夫すればとても使い勝手のいい収納として役立ちます。「湿気」「奥行き」「高さ」の3点に気をつけて、「出し入れしやすい」収納を目指してください。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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