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2018年12月28日 14:33 更新

掃除が最強の消費運動!? ダイエットしたいママ注目

健康的なダイエットには運動が欠かせません。わかってはいても運動のための時間がなかなかとれないのが、忙しいママにとっての現実。そこでおすすめなのが、掃除の時間を運動の時間にしてしまうという、ダイエットしたいママ注目の方法です。家事をこなしながらダイエットもできる一石二鳥のアイデア。「掃除ダイエット」についてご紹介します。

掃除し“ながら”ダイエットができる!?

有酸素運動に似た効果がある?

Lazy dummy

軽度の運動であったとしても、筋肉を使っている以上、それだけ基礎代謝をアップさせる効果が期待できると言われています。基礎代謝がアップすれば、おのずと体が温まり、免疫力も向上。毎日の掃除が健康的な体づくりに役立てられるとしたら、取り入れない理由はありませんよね。

掃除は、もはや運動だった!

たしかに、きちんと掃除するとそれなりに疲労感があるし、季節によっては汗ばむことだって少なくありません。それもそのはず、トイレの周辺機器を製造する企業が調べたところによると、およそ3分間のトイレ掃除の筋力負荷は、両手に3キロのダンベルを持って時速4キロの速度で100メートル歩くのとほとんど同じなのだとか。

掃除と消費カロリーについての興味深い調査結果もあります。風呂掃除を30分間行なって、さらにゴミ捨てもすると、水泳(80分間)やウォーキング(106分間)、ジョギング(59分間)に相当するカロリー消費があるのだとか。さらに驚くことに、床のモップがけを1時間行なった後にモップ絞りをすると、エアロバイク(60分間)、ウエイトリフティング(70分間)、社交ダンス(60分間)をしたのと同じだけのカロリーを消費するようです。こうなると、もはや「掃除は運動だ」と言いたくなりますね。

どんな掃除をすれば効果的?

では、ダイエットにはどんな掃除がいいのでしょうか? 掃除の種類別に、期待できる効果について解説します。

雑巾がけ

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雑巾がけによる拭き掃除では、蹴る力や瞬発力など下半身の筋力が向上します。小学生の頃に教室を床ぶきしたようなスタイルで、リビングなどフローリングの床の木目に沿って足を後ろに蹴るようにして一方向へ前進。また、もちろん床拭き掃除も効果的です。床を押すようにイメージしながら、ゆっくり力を入れて拭くことで、上半身全体の筋力強化につながります。雑巾を絞る際にも、腕の筋力トレーニングを意識し、いつもより強めに行なってみてください。握力向上が期待できますよ。

窓・壁ふき

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窓・壁ふきは脚力や背筋力のトレーニングになります。窓ガラスや壁をふく際は、まず背筋を伸ばし、両足を肩幅の広さに開きます。できるだけ腕を伸ばし、脇腹の筋肉を意識しながら左右に大きく動かします。下の方をふくときは、中腰となって背筋と太ももの筋肉を意識し、スクワットするような感覚でやるのがおすすめです。やはり雑巾を強く絞るように心がけ、握力の向上にも努めましょう。

いつもの掃除にワンプラスでダイエット

有酸素運動のひとつ、ウォーキングは脂肪を燃焼させてくれる効果があるというのは有名な話。しかし、子育てや働いているママは自分のためにウォーキングの時間を取るのは難しいですよね。そんなママに朗報! 実は、毎日の掃除が有酸素運動と同じ効果があるのです。

意識的に動作を加えることで、いつもの掃除がたちまち有酸素運動に! 家事をもっと効果的な運動にするためのアイデアをご紹介します。

皿洗い+かかとの上げ下げ

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例えば、皿洗いする際には、かかとを上げ下げするだけで有酸素運動に。下半身の引き締め効果が期待できます。また、片足ずつ膝を折り曲げてかかとをおしりに当てるような運動もおすすめ。脇腹やおしり、太ももの筋肉のトレーニングに効果的です。1秒毎に左右の足を交互に、それぞれ30回ずつ行なうとよいでしょう。これによって、30分あたり150kcalのカロリーを消費できます。

掃除機+アキレス腱伸ばし

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ほとんど運動していないように思える掃除機がけも、有酸素運動になります。例えば、掃除機の延長管を前に出すに合わせて片足を踏み込むように、軽くアキレス腱を伸ばす動作を加えてください。片足に体重がかかり、ほどよく足の筋肉を鍛えるだけでなく、ヒップアップも期待できますよ。ゆっくり時間をかけて行なうとさらに効果的です。比較的大きな動きを伴うので、リビングなど広い場所を掃除する際にお試しください。

お風呂掃除+体ひねり

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お風呂掃除の際には、体をひねる動作を加えてみましょう。浴槽から少し離れて横向きにかがむ姿勢をとり、浴槽から遠い方の手で磨き掃除を行ないます。お腹の両側、腹斜筋(ふくしゃきん)のトレーニングになり、女性らしいくびれたウエストに近づくことができます。ひねりすぎて体が辛いと感じるのはNG。適度に体の向きを変え、左右の手で無理なく行なってください。お腹がねじれていることを意識すると効果的です。

まとめ

掃除をしながらカロリー消費に効果的な運動ができて、引き締め効果や筋力アップまで期待できるとしたら、こんな好都合なことはありません。ちょっと掃除時間や方法を変えたり、動作をプラスしたりするだけ! 時間を有効に使う賢いママの“ながら”ダイエット、ぜひお試しください。
  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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