掃除が最強の消費運動!? ダイエットしたいママ注目
健康的なダイエットには運動が欠かせません。わかってはいても運動のための時間がなかなかとれないのが、忙しいママにとっての現実。そこでおすすめなのが、掃除の時間を運動の時間にしてしまうという、ダイエットしたいママ注目の方法です。家事をこなしながらダイエットもできる一石二鳥のアイデア。「掃除ダイエット」についてご紹介します。
掃除し“ながら”ダイエットができる!?
有酸素運動に似た効果がある?
軽度の運動であったとしても、筋肉を使っている以上、それだけ基礎代謝をアップさせる効果が期待できると言われています。基礎代謝がアップすれば、おのずと体が温まり、免疫力も向上。毎日の掃除が健康的な体づくりに役立てられるとしたら、取り入れない理由はありませんよね。
掃除は、もはや運動だった!
掃除と消費カロリーについての興味深い調査結果もあります。風呂掃除を30分間行なって、さらにゴミ捨てもすると、水泳(80分間)やウォーキング(106分間)、ジョギング(59分間)に相当するカロリー消費があるのだとか。さらに驚くことに、床のモップがけを1時間行なった後にモップ絞りをすると、エアロバイク(60分間)、ウエイトリフティング(70分間)、社交ダンス(60分間)をしたのと同じだけのカロリーを消費するようです。こうなると、もはや「掃除は運動だ」と言いたくなりますね。
どんな掃除をすれば効果的?
では、ダイエットにはどんな掃除がいいのでしょうか? 掃除の種類別に、期待できる効果について解説します。
雑巾がけ
窓・壁ふき
窓・壁ふきは脚力や背筋力のトレーニングになります。窓ガラスや壁をふく際は、まず背筋を伸ばし、両足を肩幅の広さに開きます。できるだけ腕を伸ばし、脇腹の筋肉を意識しながら左右に大きく動かします。下の方をふくときは、中腰となって背筋と太ももの筋肉を意識し、スクワットするような感覚でやるのがおすすめです。やはり雑巾を強く絞るように心がけ、握力の向上にも努めましょう。
いつもの掃除にワンプラスでダイエット
意識的に動作を加えることで、いつもの掃除がたちまち有酸素運動に! 家事をもっと効果的な運動にするためのアイデアをご紹介します。
皿洗い+かかとの上げ下げ
例えば、皿洗いする際には、かかとを上げ下げするだけで有酸素運動に。下半身の引き締め効果が期待できます。また、片足ずつ膝を折り曲げてかかとをおしりに当てるような運動もおすすめ。脇腹やおしり、太ももの筋肉のトレーニングに効果的です。1秒毎に左右の足を交互に、それぞれ30回ずつ行なうとよいでしょう。これによって、30分あたり150kcalのカロリーを消費できます。
掃除機+アキレス腱伸ばし
ほとんど運動していないように思える掃除機がけも、有酸素運動になります。例えば、掃除機の延長管を前に出すに合わせて片足を踏み込むように、軽くアキレス腱を伸ばす動作を加えてください。片足に体重がかかり、ほどよく足の筋肉を鍛えるだけでなく、ヒップアップも期待できますよ。ゆっくり時間をかけて行なうとさらに効果的です。比較的大きな動きを伴うので、リビングなど広い場所を掃除する際にお試しください。
お風呂掃除+体ひねり
お風呂掃除の際には、体をひねる動作を加えてみましょう。浴槽から少し離れて横向きにかがむ姿勢をとり、浴槽から遠い方の手で磨き掃除を行ないます。お腹の両側、腹斜筋(ふくしゃきん)のトレーニングになり、女性らしいくびれたウエストに近づくことができます。ひねりすぎて体が辛いと感じるのはNG。適度に体の向きを変え、左右の手で無理なく行なってください。お腹がねじれていることを意識すると効果的です。