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2018年03月31日 11:07 更新

「畳む」「吊るす」「丸める」カーディガン収納はどの方法がおすすめ?

さっと羽織れる便利なニットカーディガンは、いろいろなシーンで年中活躍してくれるアイテムです。ところが、ふんわりとボリュームがあるだけに、収納しようとすると何気にかさばってしまうのが悩みのタネ。大切なお洋服だから型崩れやシワも避けたいところですよね。そこで、カーディガンを上手に収納するおすすめの方法をご紹介します。

かさばらずに畳む!カーディガンの収納方法

Lazy dummy

お気に入りのカーディガンをタンスから出してみたら、シワだらけなんて経験はありませんか?まずは、カーディガンを畳んで収納する正しい方法を紹介します。

カーディガンの正しい畳み方

Lazy dummy

折り畳む前にきちんとシワを伸ばしておくことで、カーディガンにシワがつきにくくなります。はじめに、カーディガンの前身頃を表にして広げ、いったんボタンを開けた状態で全体のシワをよく伸ばしてください。軽くアイロンがけしてもOKですが、水分が残るとカビの原因となってしまうので、スチームはNGです。

次に、ボタンをすべて留めたうえで、左右の袖をそれぞれ内側に折り畳みます(ボタンは1つおきに留めてもOKです)。付け根を手でおさえ、袖を軽く引っ張るときれいに畳むことができます。さらに、収納するスペースの幅に合わせて、肩の部分を左右同じだけ内側へと折り込みます。このとき、上から下までまっすぐな直線になるよう心がけてください。あとは、裾が肩の線と合わさるように折り畳めばできあがり。

収納は立ててしまうのがコツ

カーディガンを畳んで収納する際に、シワをつくらないためコツは、立てて収納すること。実は、カーディガンそのものの重さや、重たい洋服の下敷きになることもシワの原因となります。せっかく正しい畳み方をしていても、タンスの中でプレスがかかった状態では意味がありません。そのため、畳んだカーディガンは、寝かせて収納するのではなく、タンスのなかに立てて並べておくのがおすすめです。その際、ぎゅうぎゅう詰めになっていては、圧力がかかり、やはりシワができてしまいます。洋服どうしが倒れずに支え合える程度に、余裕をもって並べるようにしてください。

カーディガンは、吊るす収納が良い?

Lazy dummy

カーディガンは畳んで収納しているという方がほとんどだと思いますが、吊るして収納する方法もあります。おすすめの方法や注意点について解説するため、参考にしてくださいね。

普通の吊るし方はNG

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吊るすといっても、ただハンガーに掛けるというのはNG。シャツやジャケットのような伸びにくい素材と違い、ハンガーに普通にかけて収納すると、カーディガンは自重によって伸びてしまったり、型崩れしたりします。ネックラインが伸びきって、知らないうちにカーディガンが床に落ちてしまう、なんて事態もよくあることです。大切なカーディガンをハンガーに吊るして収納するための正しい方法を見ていきましょう。

伸びないカーディガンの吊るし方

まず、カーディガンを中央で半分に折り畳みます。自分に向かってV時になるように回転させ、Vの字の谷の部分、カーディガンで言えば脇の下にフック部分がくるように、ハンガーを設置します。次に、袖をハンガーの肩の部分に掛けて、袖口をハンガーのバー部分に通します。反対側の身頃も同じようにします。

このように掛けることで、ハンガーのフック部分とバー部分がストッパーのような役割を果たし、ズレを防止してくれます。もちろん、クローゼットに入れる際は、洋服同士が圧力をかけ合わないよう、適度に離して収納してください。

ニット用ハンガーも便利

ニット用ハンガーを使用するという手もあります。ニット用ハンガーには、樹脂コーティングや起毛加工がされています。そのため、カーディガンがずれ落ちにくく、伸びや型崩れを軽減することができるのです。また、ニットをハンガーに吊るして収納すると問題になるのが、肩のあたりにぽっこりと付いてしまうハンガーの跡。ニット用ハンガーなら、人の体に近い丸みを帯びた肩ラインが採用されているため、通常のハンガーを使ったときのような型崩れも防いでくれます。

ニット用ハンガーを使う際は、なるべく肩に厚みがあるものを選びましょう。細い形状のものに比べ、肩に当てたときと同じような形状で収納できるため、型崩れを軽減することができます。

丸める収納術がシワができにくい

畳んで収納する方法や、ハンガーに吊るして収納する方法では、どうしてもシワや型崩れが気になるという方には、丸めて収納する方法がおすすめです。詳しい手順についてご紹介します。

シワに強い!丸める収納法

左右の袖をそれぞれ内側に折り畳むところまでは、「カーディガンの正しい畳み方」で紹介したのと同じ手順でOKです。あとは裾から肩にかけて、クルクルと丸めていきます。このとき、あまり強く丸めるのではなく、シワが入らないようにイメージしながら優しく巻いていきましょう。

深さのあるタンスであれば、丸めたカーディガンをそのまま立てて収納するのが理想的です。難しい場合は、タンスの底に丸めたカーディガンをきれいに並べてください。上に積み重ねて収納しても、丸めてあることで重みが分散されるせいか、シワがつきにくいですよ。

収納場所も取らずに済む

場所を取らずに収納できるのも、丸めて収納することのメリットです。積み重ねての収納も可能になるため、折り畳む場合よりも多くのお洋服を収納することができます。カーディガンを丸めて収納する方法は、収納スペースでお困りの方にもおすすめな方法と言えるでしょう。

まとめ

通年、大活躍してくれるカーディガン。ご家庭の収納スペースと相談しながら、最適な方法で大切にしまってあげてくださいね。そうすることで、季節がめぐってクローゼットから取り出した時に、即戦力になってくれるはずです。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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