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2018年08月15日 19:00 更新

玄関を幸せな入口に! 玄関の傘立て収納ポイントとは?

「玄関は幸福の入口」と、よく言われます。そのためには、靴だけでなく傘もスッキリ収納したいものですよね。しかしながら、数が多かったり、長さのある傘でかさばったりと、ちょうどいい傘立てが見つかっていない方も多いのでは? そこで、今回は我が家の傘の持ち方と収納を例に、傘の収納のポイントをご紹介いたします。

Photo by Photos by Lanty on Unsplash

こんにちは。ライフオーガナイザー®のうめだあさみです。

夏、真っ盛りですね。日傘をご利用の方も多いかと思います。日傘に雨傘、折りたたみ傘……。

気がついたら玄関の傘立てがパンパン! 傘が出しにくい上に、見た目がよくない……なんてことになっていませんか? 

そうならないよう、必要な時に必要な傘が取り出せる傘の持ち方と収納について、ご紹介いたします。

そんなに必要? 必要本数を見直そう

Photo by Noah Näf on Unsplash

まずは、現在ある傘の本数を確認してみましょう。

急な雨の際に購入したビニール傘。サイズの合わない子どもの傘。なぜか何本もある自分の傘。気付いたら増えていた……という声をよく聞くのが傘なんです。

まずは、家族全員で「1番好き」な傘を、1本ずつ選んでください。「家族それぞれの最高の1本のみを、玄関の特等席に保管する」と決めると、むやみに本数が増えるのを防ぐことができます。

我が家では、この方法で「マイベスト傘」1本から増えることなく、現在、雨傘5本と日傘1本が、玄関に収納されています。

しかしながら、やむを得なく増えてしまうビニール傘も存在します。

これらはお客様用に2本、2台の車の中に各2本保管すると決め、それ以上は持たないルールにしています。これで本数が増えることはないので、新たな収納に悩むことがありません。

普段使いの長傘の収納法

出典: https://www.muji.net
壁に付けられる家具・長押・幅44cm・オーク材 幅44×奥行4×高さ9cm
1,890円(税込)

我が家では、以前は従来の傘立てを使用しておりましたが、現在は傘立ての代わりに、無印良品の「壁に付けられる家具・長押」を利用し、引っかけ収納にしています。

壁に取り付けることが困難な場合は、マグネットを玄関に取り付けてもいいかもしれません。

この引っ掛け収納に変えてから、子どもがいる我が家にとって予想外のメリットもありましたので、次に詳しくご紹介しますね。

見た目がスッキリ!

限られた本数の傘だけが整然と並んでいるので、見た目がスッキリ整います。その上、どれも家族のお気に入りと考えると、気持ちもなんだかあたたかくなりませんか?

傘立ての場合は、傘の長さが違うと、おのずと頂点の高さがまちまちになってしまいますが、この場合、頂点の高さは同じなので、長さ順に並べ替えるとよりスッキリとした印象になります。

掃除がラク

床から離れてるので、わざわざ傘立てを移動して掃除をする必要がありません。傘の下をほうきで掃くだけなので、以前は億劫だった毎朝の玄関掃除も続けることができるようになりました。

掃除自体が楽なので、たたきを水拭きする頻度も増えました。

子どもでも安全して出し入れできる

陶器製の傘立てを使用している場合、倒れて割れてしまうことがありますよね。背の低い子ども達が、長い傘を出し入れするときには、その危険性が高まります。

長い傘が出し切れずに、傘立てごと転倒してしまったら大変!

でも、引っかけ収納の場合、長押本体に手が届かなくとも、傘の先を持って、柄を引っかけるだけなので、出すのも、戻すのも簡単です。

自立心が出てきて、何でも自分でやりたいお子様にはピッタリです。

行方不明を防止する折りたたみ傘収納

小さな折りたたみ傘は、傘立てに入れておくと沈んでしまいますし、適当な隙間にしまい込むと忘れてしまいがちです。なくしたと思って、新しく購入したら、傘立ての奥に埋もれていた……なんて、もったいないですよね。

折りたたみ傘も、定位置を決めましょう。

我が家では、下駄箱内にプラスチックケースを収め、そこを定位置としています。現在は大人しか使わないので、大人の目の高さに収納してあります。

定位置が決まっているので、出掛ける際にも迷うことなく取り出すことができます。

濡れた傘は一時保管で、玄関の汚れを予防

雨で濡れてしまった傘。そのまま玄関に入れると、玄関まで水浸しになってしまいます。そのため、我が家では、使用後の傘は、玄関の外で一時保管します。

後日、天気のいい日に、庭のフェンスに干して、乾かしてから玄関内にしまうことにしています。少し手間にも感じますが、玄関のたたきに水と砂の混ざった落ちにくい汚れがついてしまうことと比べると、傘も玄関もスッキリして気持ちのいいこの方法をおすすめします。

まとめ

家族が帰ってきてほっとする玄関。突然のお客様に焦らなくて済む玄関。そんな玄関を作る第一歩として、傘から見直してみませんか?

玄関収納で悩ましい靴の見直しよりも、気楽に取り掛かれるかもしれません。

たかが傘。されど傘。意外とかさばる傘を見直して、スッキリ心地よい空間に整え、幸運も流れ込んでくる玄関を作ってみてくださいね。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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