【専門家テク】手紙の収納はキーワード別仕分けですっきり!?
大切な人からの手紙。子どもからの手紙。はたまた、学校や役所、銀行からの手紙。多種多様な情報が入っているので、ひとまず残しておこうと保管していたら、 いつの間にかたくさんの手紙があふれて、「見返したい時に見つからない」なんてことありませんか? そんな手紙の後悔しない残し方とおすすめの収納方法についてご紹介します。
こんにちは。ライフオーガナイザー®のうめだあさみです。
“気持ち”や“情報”を伝えてくれる手紙。残し方がわかりにくく、埋もれてしまい、「見返したい時に埋もれてしまって、見つからない!!」なんてことありませんか?
手紙は場所を取るものではないので、整理はついつい後回しにしてしまいがちです。しかしそのままにしておくと、“気持ちを伝える”“情報を伝える”という、手紙の重要な役割も果たせなくなってしまいます。
後から後悔しないためにも、賢く整理・保管し、手紙と上手に向き合いましょう。
必要な手紙を選びだす
気持ち重視・思い出で選ぶ
友人からの手紙。恩師からの手紙。親や子どもからの手紙。
相手の気持ちがこもっていると思うと、なかなか処分に踏み切れないものです。
思い出を仕分けするのは、人それぞれに基準があります。
誰かの基準ではなく、あなた自身の気持ちと向き合ってみませんか。
仕分けをする際に、まずは残してあった手紙に再度目を通してみてください。
見るだけで嬉しくなる、元気になる、幸せな気持ちになる手紙は大切な手紙ということで保管します。
迷う手紙は「迷う」ラベルを付けて残します。
期間を決めて、定期的に見直しを行い、それでも処分する気持ちになれないのであれば、それはすでにあなたの宝物です。
迷わずに、「もういいかな」と思った手紙は、すでに役目を果たしています。
「ありがとう」の感謝の気持ちを込めてサヨナラ(処分)する機会なのかもしれませんね。
内容重視・重要性で選ぶ
ダイレクトメールは結構な頻度で自宅に届きます。また、ついつい溜まってしまいがちな子どもの学校からの手紙や、役所・銀行からの手紙。これらには、重要な情報と簡単なお知らせが混在しています。目を通せばいいのか、保管すべきものなのか、重要・期日・最新をキーワードに仕分けてみましょう。
仕分けキーワード①重要
「大切に保管しておくべき内容が記入されている」「一回だけ発送される重要な情報」は保管優先度の高い書類になります。これらの書類は、送付元からも「大切に保管してください」と記載されていることが多いので、一つの目安にしてください。
仕分けキーワード②期日
「○日の行事について」「○日~○日セール」などの情報は、期日が過ぎた時点で古い情報になります。保管しておくと新しい情報と混ざり、混乱の元になりかねません。すぐに処分するのが心配であれば写真で保管するか、○カ月・〇学期など、期限を決めて保管しましょう。
仕分けキーワード③最新
情報は鮮度が重要です。保管してあった情報の鮮度が落ちてしまえば「どれが最新だっけ?」と、発送期日を見返すことになりかねません。前述した「重要」な情報も更新される可能性があります。常に更新された最新情報を保管するようにしましょう。
大切な手紙の収納方法
必要な手紙を選び出すことができたら、それらを最適な住所に保管してみましょう。用途に沿った保管方法により、あなたの心を温かくしてくれる役割を果たしたり、イライラしないで情報を取り出すことが可能になるかもしれません。
サイズの合ったファイルを使用
せっかく残すと決めたのに、思い入れのある手紙や重要事項が記載してある手紙があちこちに混在したり、折りたたんだままで中身が確認できないままでは、必要な時に見返せませんよね。そんな時はファイルを活用するのもひとつの方法です。
レターセットサイズのファイル、A4サイズのファイル。今は100円ショップでも様々なサイズが購入できます。ページをめくっただけで中身が分かる、手紙に合ったサイズのファイルを活用してみてください。時折内容を確認したい、学校などからの手紙は、ドキュメントファイルを活用してみてもいいですね。
ボードを使って飾り付け
見るだけで心が温まる、そんな思い出深い手紙は、しまい込んでいたらもったいないですよね。常に目に入る場所で心温まりたい、そんな時は、お気に入りの小物や写真と一緒に、手紙も飾ってみる収納はいかがでしょう? ボードを見るたびに、心温まるなんて素敵ですね。
ウォールポケットでインテリアを意識
セールのお知らせのダイレクトメールや、返信する必要がある手紙など、引き出しにしまい込んだまま忘れてしまう……なんてことはありませんか? 「ファイルに入れたら忘れてしまう」「飾る内容ではない」そんな時には、おしゃれなウォールポケットに差し込んでみてはいかがでしょう?
生活感を隠し、インテリアになじませながらも、少しだけ見えることにより、「すっかり忘れていた!!」の防止につながります。
まとめ
気付けば溜まってしまう手紙の山。場所を取らないからと整理を後回しにした結果、イライラ・モヤモヤしてしまいがちです。
自分自身と、情報と向き合い、仕分けをして、定期的に見直しを行う。
そして、残す手紙の最適な住所を見つけてあげれば、“気持ちを伝える”“情報を伝える”役割以外にも、“いつでもあなたを励ましてくれる”“お財布にやさしい”と、思わぬ役割まで果たしてくれるかもしれませんね。