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2018年03月03日 19:30 更新

物置部屋の収納のコツを一挙紹介!

「とりあえずここに置いておこう」と気づけば物がごちゃごちゃになっていて、使い勝手も見栄えも悪くなってしまいがちな物置部屋。そんな物置部屋がすっきり片付くコツを解説します!

Lazy dummy

ライフオーガナイザー®の原田ひろみです。
「とりあえずこの部屋に置いておこう」と思っているうちに、いつのまにか物置部屋にモノが溢れているってことないですか?

物置部屋も立派な居住スペース!! 有効的に使いたいですよね。物置部屋にあるものが把握でき、必要なときは、すぐに出し入れができる状態だと“時短”にもなります。さらに見た目もおしゃれに整うと、「その空間を維持したい!」とモチベーションアップにも繋がりますね。

そこで、物置部屋をすっきり収納するコツをご紹介します。

物置部屋の収納の手順

いざ!物置部屋を片づけようと思っても何から始めたらいいか悩みますね。
収納手順は、「出す」「分ける」「おさめる」3つのステップですすめます。

①モノをすべて出す

Lazy dummy

まずは、収納する場所からモノをすべて出します。

「すべて出すのは大変!」と思ってしまいますが、いらないモノを間引きながら片づけるよりも、効率よく片づけることができます。
しかし、「すべて出したけど結局終わらなかった……」となってしまっては、本末転倒!! 片づけのモチベーションが下がってしまうので、まずは小さなスペースから始めるのがおすすめです。

たとえば、「今日は1時間、クローゼットの棚一段だけ片づけよう!」といった感じで、時間と場所を片付け始める前に決め、その箇所だけ出して取り掛かりましょう。

②モノを分ける

片づける場所からモノを出してみると、一つの場所に使う目的が異なるものが混ざっていることが多いので、まずは出したものをカテゴリーごとに分けます。

たとえば、「家電、衣類、レジャー用品、趣味のもの、本」など……。

次にカテゴリーごとに分けたモノをさらに分類します。

分けるときは「いる」「いらない」だけでは判断しきれない場合が多いので、3~4ぐらいに分類する方法がおすすめです。

たとえば、使用頻度で分類する場合は、「毎日」「月に数回」「年に数回」「何年も使っていない」と4つに分類を。感情が入ってしまい判断に悩む場合は、「使う・使わない」以外に「迷うモノ・残したいモノ」などのカテゴリーをつくると分類しやすくなります。

出したものをすべて分けてから次のステップへ進みます。

③おさめる(住所を決める)

Lazy dummy

分類したもので「いらないもの」は手放し、「いるもの・残すもの」は収納スペースへ。「どこにおけば使いやすいか」を意識しながら工夫して置き場所を決めていきます。ここでのポイントは「モノの住所を決めること」。住所が曖昧だと迷子になり、すぐに乱れてしまいます。

さらに使いやすくおさめるコツは3つ。

・重たいものは下、軽いものは上

・ラックや棚を活用して空間を有効的に使う

・迷うものは”一時保管”

モノの大きさや重さで収納場所を決め、空間を有効的に使います。

手放すか迷うものは、バンカーズボックスなどを使って、まとめて一時保管し、定期的に見直します。保管期間を決め、ボックスにはラベルを貼り、見直しやすい工夫を!!

また、入口付近までいっぱいにモノをおさめてしまうと、大きいものは出し入れがしづらくなるため、入口付近はスペースを空けて、出入りしやすくしておくことも大切です。

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アイテム別収納例

布団収納

布団は敷布団と掛布団をまとめて収納すると重くなってしまいます。敷布団と掛布団を分け、一つずつ布団ケースに入れて収納するとほこりも防げて、出し入れも軽くラクになります。

掛布団ケース (ベージュ)
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impress&organizeの「掛布団ケース」は、1枚ずつ収納でき、押し入れ、クローゼットの収納スペースに合うように計算されたサイズのため、無駄なスペースをつくらず、見た目もすっきりおさめることができます。

洋服収納

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オフシーズンの洋服をおさめる場合は、ホコリが気になりますね。洋服を4~5枚まとめてカバーが掛けられるタイプなら、狭い収納スペースでもコンパクトにおさまります。洋服の丈に合わせて選ぶことができるシリーズのものであれば、ケースの見た目も揃うためすっきり見えます。

靴収納

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玄関が狭くて靴の置き場に困ったら、オフシーズンの靴は物置部屋へ。購入した箱に入れたまま収納すると、どこに何が入っているかわかりにくいので「誰のものか」「どんな靴か」がわかるように箱にラベルをつけたり、写真を撮って貼っておくとすぐにわかり管理しやすくなります。

その他(本・ゴルフバックなど)

よく読む本は本棚に並べるのが適していますが、あまり読まないけど保管しておきたい本などは、中が見える透明ケースにまとめておくと重ねて収納でき、省スペースにおさめることが可能になります。ただ、重くなると上げ下ろしが面倒になるため、ケースサイズは小さい方がおすすめです。

ゴルフバックは、かさばるし、重いので収納に悩むアイテムですね。すき間スペースを活用して立てておさめれば、省スペースに収納も可能になります。

100均で物置部屋の収納に活用できるアイテム

セリアの「Plenty Box」

セリアの「プレンティーボックス」は本や書類以外に、さまざまなものをまとめて収納でき、サイズも数種類あります。物置部屋では、重ねて収納するよりラックなどを使うと、さらに出し入れがしやすくなりますよ。ボックスの色を揃えると見た目もスッキリします。

キャンドゥの「シューズケース」

キャンドゥの「シューズケース」は半透明で中身が見えるため、どんな靴が入っているかが、一目でわかります。取り出しも前から靴を出し入れできるため、わざわざ箱を取り出す必要もありません。6段まで重ねることができ、100均なのに優れモノです。

まとめ

物置部屋はモノがあふれやすい場所なのでモノの住所(戻す場所)は決めておきましょう。「使っているモノ」と「迷うモノ」は分けて管理し、定期的な見直しを。必要なモノが、すぐに見つかるように用途別に収納することを意識してくださいね。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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