夏に欠かせない電気蚊取・おすすめはどれ?
蚊が出る季節の必須アイテム・蚊取線香ですが、子どもやペットがいる家庭では、その商品選びに迷う人も多いでしょう? そんな方に、安全度の高い「電気蚊取」をおすすめします。線香タイプと比べて、どのような点がメリットなのか、また使う上で気を付けたいことなどをまとめました。
電気蚊取とは? 燃焼式とはどう違う
夏は、必需品となる蚊取線香。子どもやペットのいる家庭で、安全に使うためにはどのような蚊取線香を選べばいいのでしょうか?
どうやって蚊を駆除している?
蚊取線香には、殺虫成分が含まれています。その主な原料は、防虫菊の有効成分や、ピレスロイド系の成分。蚊取線香はそれらの材料を含ませた、棒状や渦巻き状の防虫剤です。1886年に米国から防虫菊が日本にわたり、合成ピレスロイドの蚊取線香は、1955年から実用化されるようになりました。
電気蚊取とは
電気蚊取は、殺虫成分のピレスロイドを含んだマットに電気を流し、その熱で揮発させる防虫用品です。では、線香タイプと比べてどのような違いがあるのでしょうか?
< メリット >
・薬剤のボトルひとつで長く持つ
・子どもやペットがいる家庭でも、火の心配がない
・灰を片付ける必要がない
・煙が発生しないので、においの心配なし
< デメリット >
・薬剤がなくなっても気づかない
このように、電気蚊取は線香タイプよりも、安全度が高くメリットが多いといえるでしょう。
電気蚊取の種類とは
電気香取は、大きく分けて2種類あります。それぞれの特徴をチェックしましょう。
マット方式
1963年にフマキラーがマット式の電気蚊取を販売しました。電気蚊取として最初に普及したタイプで、殺虫成分のピレスロイドをマットに含ませています。電気蚊取の発熱体にマットを乗せると、電気で殺虫成分が揮発される仕組みです。火を使用しないので、火事の危険性が少ない!また、燃えカスが発生しないので、掃除をする手間が省けますね。
液体方式
液体方式の電気蚊取は、ピレスロイドを含んだ液体をボトルに入れ、液体を芯に吸収させてから加熱して揮発。液体式はマットタイプより長時間持つのが特徴で、容器によっては数十日以上分の容量を確保した商品もあるのが特徴です。一度購入すればワンシーズン持つものも多く、マットのような交換手間がありません。現在の電気蚊取は、液体方式が主流となっています。
使い方と注意点とは
電気蚊取を使うにあたって、注意点をチェックしておきましょう。とくに子どもがいる家庭では、安全性に配慮することが必要です。
マット式の使い方
マット式の電気蚊取は、マットを加熱する本体を用意する必要があります。電気蚊取の発熱板の上に、マットの印刷面を上にしておきましょう。その状態で、電気蚊取のプラグをコンセントにさし使用します。使用時間が経過するとマットの色が薄くなりますが、指定時間内なら途中で使用を中止しても、また使うことが可能です。風上に電気蚊取を置くと効果が高まります。
液体式の使い方
液体方式の電気蚊取は、液体が入っているボトルのキャップを外してから使います。新品の状態では芯にキャップが付けられていますから、キャップを回し上に引き上げるようにしてください。液体ボトルを本体に押し込み、プラグをコンセントにさしこんでから、電源を入れて使います。マット式と同じように風上に置くと効果的です。
使用上の注意点とは
電気蚊取は、電気を使用する防虫用品ですから、濡れたままの手で触らないようにしましょう。分解や改造は故障や事故の原因となるため避けてください。コードが破損したものは新しいものと交換する必要があります。電子蚊取を狭い部屋で使用する場合は、ときどき換気をしましょう。発熱部分は熱くなりますから、赤ちゃんが直接触らないよう注意してください。直射日光で高温になる場所に置くのは避けましょう。
電気蚊取を選ぶならオススメはコレ!
電気蚊取といったら…と言われてるくらい有名な商品です。安いものよりも、長年使われ続けており、確かな効果を発揮する下記の商品から選んでみてください。
キンチョウリキッド
キンチョウからは、液体方式の電気蚊取が売られています。本体と液体がセットになった商品と、液体のみを買うことができる2タイプありますよ。防虫効果は60日と90日間から選ぶことができます。無香料タイプだけではなく、なんとローズの香りも!従来の商品と比べて消費電力が20%カットされているので、節電もできちゃいますね。
アースノーマット
アースは液体やプッシュ式、従来からある渦巻き状の蚊取り線香などを扱っています。そのなかでもおすすめなのが、アースノーマットです。液体方式の電気蚊取で、60日効果が持続します。窓をあけても揮発成分がいきわたるというコンセプト。さらに、少ない消費電力でも効果が発揮できるのが特徴です。
まとめ
ペットや子どもがいる家庭では、蚊取線香にも気を使いたいところ。電気蚊取なら、におい・安全面からもおすすめです。たかが蚊とは思わずに、万全の対策を練って夏を過ごしてください。
※表示価格は、時期やサイトによって異なる場合がございます。詳細はリンク先のサイトでご確認くださいませ。