共働き家事 共働き家事
2022年06月30日 15:37 更新

エアコンの効き目がおかしい!よくある原因と節電方法とは?

猛暑の夏、エアコンはフル稼働になります。しかし電気代が思ったより高く、なかなか節電できないと感じる方は、室外機の使い方をチェックしてみましょう。今すぐできる室外機の対策方法を紹介します。音がうるさい・エアコンが冷えない原因は室外機にあり!?

室外機の目的とは?

Lazy dummy

そもそもエアコンの室外機とはどんな目的で付けられているのか知らない方もいるでしょう。まずは室外機が設置されている目的からチェックしてみてください。

室外機の設置理由とは

エアコンに室外機が設置されている理由は、冷却の意味があるためです。室外機には冷媒があり、室内と室外を循環させるコンプレッサーが内蔵されています。室外機があることで効率よく冷却することができるため、室外機はエアコンにとって重要なものです。

室外機の種類

家庭用の室外機はファンを利用したものが多く、業務用として利用される室外機は冷却機能が付けられたものもあります。1990年代からはロータリー式コンプレッサーが登場したことで、室外機のサイズがコンパクトになり、設置場所を問わなくなりました。

室外機の問題

Lazy dummy

エアコンの室外機にはいくつかの問題があります。そのため、設置場所には要注意。次に挙げるデメリットを考えながら、最適な設置場所を選ぶようにしましょう。

騒音問題

エアコンの室内機と室外機一体型では、室内の騒音を逃がすために室外機が設けられています。そのため屋外への騒音問題を考える必要があるのです。騒音レベルを把握するには、SPLとPWLの数値が役立ちます。音圧レベルを表すSPLは、室外機から発生する音を基準として、距離や方向で変化するのが特徴です。PWLは音響エネルギーの値を示したもので、距離や方向には影響されることがありません。チェックする際には、PWLを見るとよいでしょう。

排気などの環境問題

室外機の冷媒にはフロンが用いられていることがあります。フロンは地球温暖化の影響を与える恐れがあるため、環境問題をできるだけ減らしたいなら、製品のフロンラベルを確認しましょう。フロンラベルはS、AやBなどの記号で示されており、比較することができます。ちなみに、Sが環境への影響が小さく、Bが環境への影響が大きいものです。

設置する場所の問題

室外機は設置する場所を間違えると、近隣住宅から騒音問題の苦情がくる可能性が。騒音の原因として考えられるのは、コンプレッサーやモーターなどの機器の劣化や、ホコリが詰まりかもしれません。掃除や点検をしてうるさい音が直らないようなら、設置場所に問題があるケースも。騒音対策としては室外機の足もとにブロックや防振ゴムの設置がおすすめです。それでも改善しない場合は、移動することも考えてみましょう。

エアコンの効きは室外機が関係していた!?

Lazy dummy

エアコンの効きを良くして、電気代を節約したいなら、室外機の使い方を見直してみましょう。使い方ひとつで電気代がお得になる可能性があります。

室外機の前にモノを置かない

エアコンの効きをよくしたいなら、吹き出し口の周りに物を置かない!室外機は室内の熱を放出するための機械で、吹き出し口が覆われてしまうと、熱を排出できません。室外機の前に植木鉢を置いている場合は、他の場所に移してください。物があると排出した熱を吸い戻してしまい、冷房効率が悪くなります。

直射日光を当てない

室外機に直射日光もNG。室外機は室内機と熱のやり取りをしているため、この部分が熱くなっていると部屋を涼しくできないのです。室外機を日陰に移動させる対策や、夏の間だけすだれなどを使い日陰をつくる対策をしましょう。すだれやシェードは、ニトリなどのインテリアショップや、ホームセンターで売っていますよ。直射日光を防ぐエアコンカバーも売っているので、エアコンの効きがイマイチだな、と感じたらぜひ購入を検討してみて。

定期的な掃除

室外機は意外と汚れているため、定期的に掃除をしましょう。掃除方法はとても簡単です。室外機の周りにあるホコリやゴミなどを取り除きます。掃除機やほうきなどを使って除去していきましょう。室外機の裏側はブラシを付けた掃除機でやさしく吸い取ってください。

故障などの問題

室外機の騒音が前より大きくなってきたら、プロペラに異物が挟まっていないか確認しましょう。何も問題がなければ室外機本体の経年劣化の可能性があります。そのまま放置してしまうと、不具合が出る可能性もあるため、はやめに点検してもらいましょう。

まとめ

効率よくエアコンを稼働させて、電気代を節約するためには、室外機を見直すのがポイントです。エアコンは素早く涼しくなる時短家電のひとつですから、暑いときに涼むことができるような使い方を心がけてみましょう。定期的にチェックすることで故障もはやめに発見できるため、室外機の掃除をすることをおすすめします。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

PICK UP -PR-

関連記事 RELATED ARTICLE

新着記事 LATEST ARTICLE

PICK UP -PR-