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2018年10月19日 14:27 更新

エコジョーズは本当にお得!? エコキュートとの違いなど比較してみた

エコで時短家電となる給湯器に興味があるなら、エコジョーズに注目してみましょう。エコジョーズという名前は聞いたことがある方もいるとは思いますが、どんな特徴を持っていて、どんな点がエコなのか理解していない方もいるでしょう。そんな方のために、エコジョーズの特徴を紹介します。

エコジョーズとは?

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エコジョーズはどのような給湯器なのでしょうか? まずはエコジョーズの仕組みと特徴を紹介していきます。

エコジョーズとはどんな給湯器?

エコジョーズとは、ガスを使ったエコな給湯器のことです。従来のガス給湯器と比べて、給湯熱効率が約80%から約95%までアップしています。熱効率がアップするとガス使用量も少なく済み、二酸化炭素の排出量が少なくなるので、地球環境にも優しいガス給湯器ともいえるでしょう。

●リンナイ株式会社ホームページ「教えて!給湯器」
http://rinnai.jp/products/waterheater/gas/what/ecoj/

エコジョーズでお湯を沸かす仕組み

従来のガス湯沸かし器は、ガスで水を温めお湯を作るシステムです。このやり方だと約200℃の排気が出てしまい、熱を無駄に捨てていることになります。エコジョーズはこの熱を上手く活用するシステムが採用され、効率良くお湯を沸かすことができるようになりました。

エコジョーズの特徴とは

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これからエコジョーズの導入を考えている方は、どのような特徴を持っているのか詳しく確認しておくようにしましょう。

ガスでお湯を沸かす

エコジョーズはガスを使った給湯器であるので、設置する場合は家庭までガス管がきていることが前提となります。都市ガスが整備されていない地域では、プロパンガスでの運用も可能となります。ガス会社によりますが、従来のプロパンガス料金より安くなる場合もありますので、事前によく確認しておきましょう。

月々の費用が安い

エコジョーズに変えると、月々のガス代を節約することができます。

リンナイ株式会社ホームページに掲載されている「光熱費のコスト比較」を見てみると、従来のガス給湯器に比べて、エコジョーズを利用すると年間約15,150円のガス料金節約になります。

エコジョーズ本体の購入価格は従来の給湯器より高いですが、ランニングコストを考えてみると、トータル的にエコジョーズの方がお得であることが分かります。

●リンナイ株式会社ホームページ「教えて!給湯器」
http://rinnai.jp/products/waterheater/gas/what/ecoj/

時短湯沸かし機能

エコジョーズは瞬間式で、水を直接温める方式です。必要なときにお湯がすぐ沸くため、家事を時短したい方にもおすすめします。エコジョーズなら使うときにお湯を沸かすシステムで、放熱ロスが少なくなります。

ほとんどの住居で設置可能

エコジョーズの設置サイズは、狭いスペースでも設置が可能なため、ほとんどの住居で導入できます。ただし、高所設置や、屋外に設置できないケース、井戸水を使っているなど特殊なケースは別です。それ以外の場合ではほぼ設置できると思っておきましょう。

エコジョーズとエコキュートの違いとは

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エコで時短につながる給湯器には、ガスのエコジョーズと電気のエコキュートがよく比較されます。どちらが向いているのか気になる方は、次の項目を確認しておいてください。

ガスor電気

エコジョーズはガスを使った湯沸かし器なのに対し、エコキュートは電気を使っています。

オール電化でガス管が設置されていないと、エコジョーズの導入などに費用がかかってしまいます。深夜電力の恩恵が大きいオール電化では、エコキュートが向いているかもしれません。

初期費用は?

初期費用を安く済ませたい家庭は、エコジョーズをおすすめします。エコジョーズ(リンナイ株式会社製品)の本体価格が426,000円(※1)なのに対し、エコキュート(パナソニック株式会社製品)の本体価格の例は832,000円(※2)です。エコキュートは倍近くの初期費用がかかるため、購入前にじっくり検討しましょう。

※1.リンナイ株式会社 24号フルオートガス給湯器 RUF-E2405AW(A)
http://rinnai.jp/products/waterheater/gas/free/rufe/

※2.パナソニック株式会社 Nシリーズ 370リットル(3~5人用) 
http://sumai.panasonic.jp/hp/lineup/product.php?id=ippan_fa_nj_370

ランニングコスト

日々の光熱費で比較すると、ガスのエコジョーズより電気のエコキュートのほうが安くなります。ただし、エコキュートは初期費用が高額ですから、10年のトータルで考えるとほぼ費用は変わりません。初期費用を抑えながら、月々の負担額が多少増えても良いのなら、エコジョーズがおすすめです。

おすすめできるエコジョーズ給湯器

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エコジョーズは多数のメーカーから販売されています。これからエコジョーズの導入を考えている方は、メーカーごとの特徴を比較してみましょう。ここで2つ、おすすめの商品を紹介します。

おすすめ! エコジョーズの給湯器

ノーリツのエコジョーズフルオート

フルオートの追い炊き機能も付けられ、大きさも24号まであるので、子どものいるご家族に人気のタイプです。

リンナイのエコジョーズオート

価格もノーリツとほぼ変わらないのですが、追い炊き機能がオートの違いがあります。フルオートの追い炊きはガス代が高くなりやすいため、光熱費をできるだけ節約したい方はこの商品がおすすめです。

まとめ

エコで時短家電にもなるエコジョーズは、お湯をたっぷり使うファミリー家庭に嬉しいガス給湯器です。また、エコキュートと比べると初期費用が安いのが特徴なので、導入価格を抑えたい家庭にもおすすめです。これからエコジョーズの購入を考えている方は事前に特徴、価格などを調べてみましょう。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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