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2019年01月31日 23:23 更新

l字型クローゼットを整理してデッドスペースをなくそう

ウォークインクローゼットには、さまざまな収納スタイルがありますが、中でもL字型はデッドスペースを生みやすい構造です。「角の部分がうまく活用できない!」とお悩みの方も多いのでは?この記事では、L字型クローゼットの整理収納術をご紹介。悩みを解決しちゃいましょう!!

クローゼットのスペースを活用

Lazy dummy

コーナー攻略が成功の鍵 L字型収納

クローゼットには、いくつかの収納スタイルがあります。壁の一面だけを利用したI字型収納、両面を使ったⅡ型、方向を変えた壁2面を使ったL字型、3面を利用したコの字型のバリエーションです。L字型は、一見たくさんのものが収納できそうに感じるのですが、意外にデッドスペースが生まれやすい構造です。問題になるのは、L字のコーナー部分。収納棚を交差させてしまうと引き出しが開かないし、かといってただ空けておくのはもったいないですね。このスペースの攻略が収納力アップの鍵です。

まずは余分なアイテムを処分

何度整理しても、いつの間にかクローゼットが汚い状態に逆戻りしてしまう……。そんなあなたは、そもそも余分なアイテムを持ちすぎていないかチェックしてみましょう。

洋服は毎日着るものですから、いまクローゼットにあるアイテムがすべてではありません。洗濯中のもの、クリーニングに出しているものまで数に入れてください。思ったよりも多くないですか?

整理整頓のためには、自分が持っているアイテムを可視化することが大切。目の前にあるものだけでクローゼットがいっぱいになってしまうなら、いまは見えていないアイテムが戻ってきたときには、もっとあふれてしまうのは当然ですよね。お気に入りだけを残して、「もしかしたら使うかもしれない」アイテムは、思い切って処分しましょう。

使う頻度によって場所をカスタマイズ

デッドスペースになりがちなL字型クローゼットのコーナーは、シーズンオフの衣類や小物の収納に利用するのが基本です。ハンガーポールの上の棚には軽くて取り出しやすいボックスを、床面にはキャスター付きで移動しやすい収納ケースを置くといいでしょう。季節が変わったら、収納ボックスごと移動させてしまえばOK。面倒な衣替えの手間もなく、時間も節約できます。

不要なものを整理して、残ったアイテムを使用頻度別にわけてみると、ベストな収納スペースが見えてきます。「あのスペースにはこれが置けるのでは?」と小さなすき間も見逃さず、収納力も使いやすさもアップしたクローゼットを目指しましょう。

ボックスにはラベルを貼って、奥にしまったものが一目でわかるような工夫をすると、家事時間の短縮につながります。

応用の幅が広い!100均グッズでクローゼットを整理

Lazy dummy

ワイヤーネットで仕切り棚をDIY

クローゼットの収納力アップには、空間を上手に仕切るアイテムが欠かせません。でも、市販品にはぴったりのサイズがなかなか見当たらないことも多いですよね。そんなときは、思い切ってDIYにチャレンジ!実は100均のワイヤーネットで簡単に仕切り棚を作ることができるのです。用意するものは、ワイヤーネットと突っ張り棒、結束バンドです。もちろん扱いの難しい工具は不要。バンドを切るためのハサミだけ、用意してくださいね。

ワイヤーネットを結束バンドでとめるだけで、しっかりした棚を作ることができます。バンドでゆるく仮止めをして、全体を組み立てると作りやすいです。棚板を置くための補強や縦方向のワイヤーネットの補強に突っ張り棒を利用すると、強度が増します。専用のジョイントやネジも販売されていますので、上手に利用しましょう。

書類トレーでスッキリ収納

「DIYに自信がない」「いろいろ計ったり設計図を作るのは面倒」という方には、100均で買える書類トレーがおすすめです。A4サイズの書類トレーは、シャツ類やカットソーをたたんで収納するのにちょうどいい大きさ。

書類トレー自体は浅いのですが、ジョイント付きのトレーを買うことで高さを調整できます。シワになりにくい衣類は何着か重ねて、キレイに収納したいシャツ類は1枚ずつ収納するといいですね。

10個以上重ねれば、立派な収納棚に!何より組み立てが簡単なところが嬉しいアイテムです。

小物収納に大活躍!アイアンかご

小物の収納には、アイアンかごが便利です。靴下やハンカチ、手袋など、こまごましたアイテムはクローゼットの中でごちゃごちゃになりがち。引き出しに入れるには細かすぎるし、トレーでは飛び出してしまいそうだし、意外に収納が難しいですね。

こうしたアイテムをアイアンかごにポイっと入れてしまうのです。中身が多少ごちゃついていても、かご収納ならお洒落にまとまります。「いちいち整理する時間がない!」という忙しいあなたにも、おすすめです。

ハンギングタイプのものを選んで連結すれば、L字型クローゼットのコーナー部分に吊り下げて使うこともできます。ボックスや引き出しに比べて収納量は劣りますが、ぎゅうぎゅうにものが詰まったクローゼットより、少し余裕があるほうが整理しやすくなります。

収納に使えるアイテムを購入しよう

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セリアで買うならこれ!プレンティボックス

ウォークインクローゼットなどの収納に活躍する便利なアイテムは、100均で手に入れることができます。100均ショップの中でもお洒落でかわいいアイテムがそろうと人気のセリアでは、プレンティボックスがおすすめ。

プレンティボックスは、ダンボール製の組み立て収納ケース。オフィス用品で有名なフェローズのバンカーズボックスに勝るとも劣らないデザイン性の高さが魅力です。大きさも各種用意されているので、用途によって使い分けてください。箱自体が軽いので、高いところにも楽に置くことができます。クローゼット収納の定番品です。

ワイヤーネットはダイソーがおすすめ

どこの100均でも手に入るワイヤーネットですが、あえてダイソーで買うことをおすすめします。その理由は、サイズ展開の豊富さ。なんと15種類もあるというのですから驚きです。これなら、クローゼットを自由自在にカスタマイズできそう。色も基本のホワイト、ブラック、メタリックシルバーから選べます。

専用のジョイントやスタンドも販売されていて、DIYも手間いらず。工作が苦手な方でも安心してチャレンジできます。強度も高まり安心ですね。

キャンドゥのラベルでシンプルに

キャンドゥのイチオシは、人気ブロガーとコラボした収納ラベルです。モノトーンでスタイリッシュなインテリアブログ『love HOME』のMariさんが提案するスタイルは、シンプルで実用的。コラボラベルも、そのポリシーを表現した素敵な仕上がりです。

何をどこにしまったか一目でわかるように、ラベルを貼って整理整頓をしておきましょう。

まとめ

デッドスペースが出来がちなL字型クローゼットの収納も、100均のアイテムを活用すれば上手にカスタマイズできます。100均の日々入れ替わる商品を眺めながら、収納のアイデアを考えるのも楽しいですね。失敗しても低コストなので、気軽にチャレンジできるところもおすすめです。ぜひ、ご自宅のクローゼット収納を見直して、毎日のワードローブ選びを快適にしましょう。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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