コンベクターヒーターのおすすめ人気機種3選
通常のヒーターよりもおすすめ?コンベクターヒーターについて調査しました。どのような違いがあるのか、コンベクターヒーターの特徴を見てみましょう。子どもがいる家庭や、部屋が広い家庭にも使ってほしい理由がわかります。安全で快適なコンベクターヒーターは要チェック家電です。
コンベクターヒーターについて知ろう
コンベクターヒーターとは、通常の暖房器具とどのような違いがあるのか見ていきましょう。ファンヒーターと比べて、どちらが家庭に合うかチェックしてください。
コンベクターヒーターとは
コンベクターヒーターとは、いわゆるパネルヒーターのことです。デロンギから販売されているパネルヒーターがコンベクターヒーターという名前となっています。デロンギはイタリアの電気機器製造会社で、ヒーター、キッチン家電を扱うメーカーです。
構造はどうなっているの?
コンベクターヒーターは、安全性の高い暖房器具! 内部に電気ヒーターが入っていますが、外側をパネルで覆っているので、暖房器具に直接触れてもやけどする心配はありません。そのため、特に小さな子どもがいる家庭やペットのいる家庭に最適といえるでしょう。
パネルヒーターとオイルヒーターの違い
コンベクターヒーターを含むパネルヒーターと、オイルヒーターの機能には共通点があります。どちらも暖房器具から風を出さず、静かで空気を舞い上がらせることがない暖房器具です。その違いは中に入っている構造にあります。オイルヒーターは内部にオイルが含まれ、オイルを循環させて室内を温めるものです。放射熱によりゆっくり部屋を暖めるのに適しています。パネルヒーターは内部に電気ヒーターを入れており、立ち上がりがはやく素早く部屋を暖めるのに適しているタイプです。
どんな家に置くのが良い?
コンベクターヒーターは、素早く暖房を立ち上げ部屋を暖めたいときや、消費電力を抑えて部屋全体を暖めるためにも使えます。コンベクターヒーターは薄型ですから、寝室や子ども部屋などにも便利でしょう。体調を崩しやすい子どもがいる家庭や、気温差を避けたい年配の方がいる家庭、リビングなどの広い部屋に適しています。
コンベクターヒーターのメリットとデメリットとは
コンベクターヒーターを設置するに伴い、メリット・デメリットを見てみましょう。それぞれをチェックして、ご家庭に合うか判断してください。
メリットについて
コンベクターヒーターはふく射熱を利用し、部屋を暖める方法です。ふく射熱とは、物体を暖めることによって出る赤外線の熱。この熱は、床や壁に反射するため部屋全体を均一に暖めやすいのが特徴です。風を出さず、空気を巻き上げないため、クリーンな空気になるのがポイント!! ガスによる問題もありません。ファンヒーターを使った場合は、難点なのが乾燥。ですが、コンベクターヒーターは乾燥を感じることなく快適に過ごしやすいです。直接触れても暖房器具は高い熱を持っておらず、火傷や火事の心配も少ないでしょう。コンベクターヒーターはコンパクトなサイズで、移動も楽なのがメリットです。
デメリットについて
デメリットは、本体価格がやや高いことと、電気代です。暖房器具の電気代は、ワット数×使用時間で決まります。コンベクターヒーターの消費電力は1200Wのため、1日8時間の使用で256円、1か月で7,680円の電気代が必要です。しかし、オイルヒーターよりもワット数が少なく省エネで、使い方を工夫すれば電気代を節約することができます。窓際に置いて冷気を遮断する方法や、熱をコントロールすることで省エネ化できますよ。
おすすめのコンベクターヒーターとは
おすすめのコンベクターヒーターの商品をピックアップしました。それぞれの特徴も紹介しているので、参考にしてください。
HXJ60L12
デロンギのコンベクターヒーターは、窓際に設置するのに最適なモデルです。スリムでワイドなパネルを採用することで、窓際に設置しやすくなっています。PTCセラミックヒーター搭載により、自然対流とふく射熱の2種類の暖め機能付き。省エネとなるエコ運転モードが選べて、寝室での使用もできます。
MDH12-BK
デロンギのマルチダイナミックヒーターは、上位モデルとなっています。秒単位の温度コントロール機能が付けられているため、部屋を素早く暖められる暖房器具。表面が熱くならないため、子どもがいる家庭での使用も安全です。
MDH15WIFI-BK
デロンギのWi-Fi機能を搭載したモデルです。Siriに話しかけて電源のオンやオフ、温度調節ができるようになっています。AppleTVがあれば、外出先から遠隔操作もできるモデルです。火傷や火事の心配も少ないパネルヒーターのため、帰宅前に部屋を暖める使い方もできます。
まとめ
コンベクターヒーターは、本体価格や電気代が気になるという方もいると思いますが、使い方次第では節電につながります。部屋の空気を汚さず、素早く立ち上がるのが魅力ですから、時短家電としてもおすすめ。