ウォシュレットは後付けできる!?人気のメーカーとは
これからウォシュレットを、買おうと考えている方!! 既存のトイレにもつけられる後付けタイプもおすすめです。トイレを丸ごと買い替える必要がないので、費用がおさることができます。ここでは、ウォシュレット事情から、おすすめのメーカーをピックアップ。ウォシュレットから見える、日本の魅力も再発見できますよ。
今やウォシュレットは当たり前? その種類は?
公共トイレでは、取り付けられていることが一般的となったウォシュレット。では、一般家庭で取り付けている人はどのくらいいるのでしょうか?
ウォシュレットの普及率は?
平成29年3月に内閣府が調査した「消費動向調査」によると、一般世帯の普及率はなんと80%を超えたそう。つまり、ウォシュレットは、多くの一般家庭でも使用されているのです。
どんな種類や機能があるの?
ウォシュレットは、もともと病院向けに導入されていたものです。トイレメーカーのTOTOが、1960年代に米国から輸入し、販売をスタート! TOTOが、ウォシュレットという登録商標を持っています。現在ウォシュレットを販売するメーカーは、TOTO、INAXなど。ウォシュレットの種類はシートタイプ、トイレ一体型の2タイプがあります。
海外で何故普及しないの?
海外にいったときに、当たり前のようにあると思っていたウォシュレットがなくて困った…という経験をした人もいるのでは? また、アメリカからの輸入をしたことがきっかけのウォシュレットなのに、なぜ海外では導入されていないのでしょうか。
水質問題
水質の事情により、ウォシュレットが普及できないところもあります。たとえばヨーロッパのように水にミネラル成分が多いと、石灰がウォシュレットのノズルを詰まらせる恐れが。水がきれいな日本だからこそ、ウォシュレットが設置でき、普及しやすいといえるでしょう。
コンセント問題
外国では、トイレにコンセントが設置されていない家庭が多くあります。海外のトイレは、浴室とトイレが一体化している場合がほとんどで、コンセントが付けられないのです。日本も、海外と同様にはじめからトイレに電源が確保されていたわけではありません。ウォシュレットの普及に伴い、コンセントも付けられるようになったのです。
治安問題
海外では公共施設で、便座がないトイレを見かけることがあります。その理由は、盗まれてしまうから!! ウォシュレットは高価なアイテムですから、治安が悪い国で設置すると、便座がなくなってしまうことが急増するでしょう。日本は公共施設にウォシュレットを設置しても、壊されたり盗まれたりする心配があまりないので、設置できているといえますね。
ウォシュレットは後から取り付けられる?
ウォシュレットは、既存のトイレに後から取り付けることができます。取り付け方は2つあり、自分でやる方法と、業者に頼む方法。どちらで対応できるのか、既存のトイレをもとに見ていきましょう。
設置可能かどうか確認
まず家庭にあるトイレのタイプを確認する必要があります。設置できるものは、便器の後ろにタンクがあるもの、タンクがないものです。便器横に、三角のタンクが付けられているものは、ウォシュレットの取り付けが難しいものもあります。
同じメーカーを推奨
ウォシュレットが取り付けられる場合は、便器とウォシュレットは同じメーカーのものがおすすめです。他メーカーでも設置できる商品はありますが、同メーカーだと、後からウォシュレットを取り付けられるように、作られているものもあるので、適合しやすいでしょう。
自分で取り付けも可能?
DIYが得意な方なら、自分でウォシュレットの取り付けにチャレンジしてみるのもよいでしょう。自分で設置ができるかの目安は、蛇口パッキン交換ができることです。自分で交換する場合は水漏れの恐れがありますから、設置方法は事前に確認しましょう。取り付け工具はプラスドライバー、スパナ兼用マイナスドライバー、ウォータープライヤーやモンキーレンチがあると便利です。
業者に頼む
ウォシュレットの取り付けに不安な方や、手間なく済ませたい方は、業者に依頼しましょう。業者に任せると既存便座の取り外し、新しいウォシュレットの取り付け、操作説明までしてくれるため安心です。業者によっては保証を付けてくれるところもありますから、水漏れの不安がある方は、そういった業者を選びましょう。工事費の目安は1万円程度です。
ウォシュレットのお手入れ方法とは
やはりトイレ周りなので、ウォシュレットを清潔に使い続けるためにもきちんと手入れをしなければなりません。掃除のポイントをまとめました。
ノズル掃除は入念に
直接お尻に触れる水が出る部分ですから、ときどき拭き掃除をしましょう。また、掃除をするときに必要なものは、薄めた台所用洗剤と、水で濡らした布で十分です。定期的に掃除をして、汚れをつかないようにするのがポイント!
ノズルの掃除方法
ノズルは、ウォシュレットに付いている「ノズルお掃除機能」を使って洗います。スイッチを入れるとノズルが飛び出してきますので、薄めた中性洗剤を含ませた布でやさしく拭きとりましょう。
人気のウォシュレットは!?
これからウォシュレットを購入しようと考えているなら、人気の商品を比較してみましょう。
TOTO
TOTOで、ベーシックなモデルを選びたいなら、SBを選びましょう。TOTOの中でもお求めやすい価格が人気です。価格は77,000円となっています。
パナソニック
パナソニックで人気のシリーズは、ビューティ・トワレ CH931Sです。便器一体型の操作パネルで、シンプルな形状が魅力となっています。価格は1万円前後です。
アプリコット
アプリコットFIはTOTOの最新技術を採用したウォシュレットです。ワンダーウェーブおしり洗浄や、便器を自動で除菌する機能が付いています。価格は117,720円です。
LINAX
LINAXで人気のウォシュレットは、パッソEA21です。ベーシックなモデルで、継ぎ目がなく、お掃除のしやすさからも選ばれています。価格は117,720円です。
LINAX
コスパで選ぶなら、KB21がおすすめです。女性用のノズルが付いているため、女性がいる家庭で便利でしょう。価格は79,920円です。
まとめ
ウォシュレットの事情から、ウォシュレットの選び方まで紹介しました。最近のウォシュレットは抗菌機能やお掃除が楽になる機能も付けられており、時短家電としても活用できるモデルが売られています。快適な使い心地だけでなく、お手入れのしやすさでも比較してみてください。