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2018年10月10日 18:33 更新

温水洗浄便座の人気機種5選&設置したい方が覚えておくべき事

温水洗浄便座があることが一般化された今、家庭に設置する人も増加しています。ここでは、後付けできる温水洗浄便座について調べました。8つの機能が備わっている、新しい温水洗浄便座をぜひチェックしてみて。TOTOやパナソニックなどの、人気モデルも掲載しています。

温水洗浄便座のイマ

Lazy dummy

温水洗浄便座とウォシュレットとの違い

温水洗浄便座とは、温水で肛門を洗浄する機能をもった便座のことです。この基本的な機能に始まり、便座暖房、ビデ機能、乾燥、脱臭、便器の自動洗浄などの機能も備わるようになりました。ウォシュレットは、温水洗浄便座の商品に対するTOTOの商標。ちなみに、INAX(LIXIL)=シャワートイレ、パナソニック=ビューティ・トワレ、東芝=クリーンウォッシュと各社商標があります。

日本での普及率は?

日本では、一般世帯での普及率は約80%といわれており高い普及率となっています。家庭での普及はもちろん、今では商業施設や病院、飲食店など公共の場でも多く見かけますね。

温水を供給している方法

ボタン1つで簡単に温水が出ますが、この温水ってどのような仕組みで出ているのでしょうか。ほとんどは便器洗浄用の配管を分岐させて温水洗浄便座に接続します。そして、そこで温水を作り出しているのです。この温水の作り方はは貯湯式(ちょとうしき)と瞬間式の2種類あり。

貯湯式(ちょとうしき)は、多くの機種で使われている方法です。本体内蔵タンクに温水を溜めて、使う時はこの温水をノズルに供給します。温水を作るため消費電力はかかってしまいますが、一度に多くの量を出せるのが特徴。

瞬間式はその名の通り、使用する瞬間に水を温めて放出します。貯湯式と比べると一度に出せる温水の量は少ないですが、温水を溜めておく必要がないので、消費電力は抑えられます。

後付けはできる?

温水洗浄便座を購入しようと思っても、トイレをリフォームしなければならないと思っている人もいるかもしれません。しかし、後付けできるタイプもあり、簡単に取り付けることが可能。

ただし、トイレによってはつけられない便座もあるので要注意です。後付け可能なトイレかどうかは必ずチェックしましょう。

後付けできることが確認できたら、サイズは使っている便器と合っているか、設置することによりドアの開閉が困難にならないか、スペースに問題ないか確認!! 取り付けは業者やホームセンターで頼むことができます。取り付け費用のおおよその相場は7,000〜10,000円。なかには、自分だけで取り付け可能な機種もあるので、購入時にはチェックしておきたいポイントですね。

温水洗浄便座の機能について

最近の温水洗浄便座は機能も豊富。それぞれの主な機能を見てみましょう。全ての機種に付いてはいませんが、基本的には以下の機能があります。

洗浄機能

温水洗浄便座の基本的な機能です。ボタンを押すと温水が出て肛門を洗浄してくれます。機種によっては、温水を出す位置や出る強さを調節できます。女性の局部を洗浄するビデ機能が付いているものも多いです。

自動開閉機能

人感センサーで便座や便蓋を自動的に開閉してくれる機能です。近づくと自動で蓋が開き、人がいなくなると自動で蓋が閉まります。小さいお子様がいる家庭でも、スムーズにトイレ訓練ができそうですね。

節水・節電機能

洗浄力は変えずに、使う水の量を少なくしたり、待機時の電力を抑えたりと節水・節電機能が付いている機種もあります。水や使用電力の無駄をなくしてくれるので節約できるうれしい機能。

脱臭・除菌機能

温水洗浄便座に取り付けられたオゾン、酸素などの脱臭カートリッジが用便時の臭いを取り除き、除菌をしてくれます。また、便座も抗菌素材を使用したものが多いです。他にも便器内の除菌、周辺の壁の脱臭などトイレ環境全体的を快適にしてくれる機能があります。

洗浄位置調整機能

温水が出る位置を調整してくれる機能です。自分に合った位置で温水を出すことができ、かつ温水の強弱を調節することができます。

リモコン操作機能

リモコンには温水洗浄便座本体の横に設置されている袖リモコンと壁に取り付けるタイプの壁リモコンの2種類があります。このリモコンについているボタンを操作して、それぞれの機能を使います。

温風機能

洗浄後に温風が出てきてお尻を乾かす機能です。温風で乾かすのでトイレットペーパーの節約ができます。これまでは温風機能のみでは、完全に乾かすことはできませんでした。しかし、最新のものはほぼ完全に乾かすことのできるものもあります。

スマートフォン連動機能

専用のアプリで、リモコンと連動させることができるというもの。スマホがリモコンになったり、温水の洗浄位置、強弱を記憶させることができます。また、音楽再生機能がついている機種も。

おすすめの温水洗浄便座5選

泡で便器内をコーティングし汚れ、輪染みをつきにくくしてくれます。また、泡がクッションになり飛びはねを防止してくれるので、床や壁の汚れが最小限に抑えられそう。掃除やお手入れが楽なので、忙しいママに最適です。その他、自動開閉機能、温風機能、ナノイーによる脱臭、除菌機能が付いています。

●ビューティ・トワレ AWシリーズ
https://panasonic.jp/toilet/products/dl-aw.html

使わない時間帯を学習して自動で節電をしてくれる「スケジュール学習節電」付き。また、ステンレスノズルなので汚れがつきにくいのが特徴です。ムーブ洗浄機能搭載でノズルが前後に動くので、広範囲で洗浄できるのがポイント。シンプルな機能で使い勝手が良く、コストパフォーマンスがいいという面でも人気があります。

●ビューティ・トワレ EJXシリーズ
https://panasonic.jp/toilet/products/dl-ejx.html

ワンタッチ着脱で、簡単に取り外しができるTOTOの便座。お掃除のしやすさにもこだわっており、コードが内蔵されてあったり、ノズル部分にありがちなフチをなくして拭きやすく設計されてあったりします。さらに、便座には汚れをはじく樹脂を使用しているので、汚れてもサッと拭いて対応できるのがポイント。

●ウォシュレット®アプリコット
https://jp.toto.com/products/toilet/apricot/index.htm

「女性にやさしい」というのがウリの商品で、通常のノズルと女性専用のビデノズルが付いています。また、洗浄力も優れており、バブルビート洗浄という大きな泡で便器をしっかりと洗い流す特徴も。ノズルが着脱式なのでお手入れもしやすく、交換もできますよ。

●LIXIL 温水洗浄便座 シャワートイレ RVシリーズ 
http://showertoilet.jp/products/rv.html

便座に座るとすぐにオート脱臭機能が作動し、気になる臭いを防ぎます。エアイン洗浄という気泡入りの温水で洗浄するので、肌当たりがやさしいです。

●温水洗浄便座 SCS-T275
https://www.toshiba-lifestyle.co.jp/living/other_appliences/scs_t275/

まとめ

いかがでしたでしょうか。どんどん進化していく温水洗浄便座。トイレが快適になっていくのは嬉しいことですね。気になる電気代についてですが、節電、節水機能がついている機種もありそれぞれなので、購入前に確認しておきましょう。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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