ハロゲンヒーターのおすすめ機種5選!各機種の特徴とは?
寒〜い冬の時期に欠かせない暖房器具。部屋を暖めるという目的でさまざまな器具がありますよね。その中でもすぐに暖めてくれるのがハロゲンヒーター。ほかの暖房器具とは、どんな点が違うのか調べてみました。
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ハロゲンヒーターの正しい使い方は?
ハロゲンヒーターとは
ハロゲンヒーターとは電気ストーブの一種です。石油などを使わず、電気を使い熱を発生させます。内蔵されているハロゲンランプが熱源となり、ニクロム線に電気を流すことにより、放射熱(赤外線)を放ち暖かくなるのです。空気を汚さず、電源を付けたらすぐに暖まります。
電気ストーブとどう違うの?
ハロゲンヒーター以外にも電気ストーブはあり、カーボンヒーター、パネルヒーターが上げられます。どれも火を使わない点では共通していますが、それぞれ使われている熱源が違います。
カーボンヒーターは、炭素繊維を入れた発熱体を熱源とし部屋を暖めます。パネルヒーターは、輻射熱を使った器具です。電気で動くタイプとオイルを温めることにより動くタイプがあります。
正しい使い方は?
ハロゲンヒーターは火を使わないので、安全性は高いと言われていますが、必ず正しい使い方で使用しましょう。ハロゲンヒーターは、ハロゲンランプがむき出しになっているのが特徴、このランプ部分にホコリが溜まってしまうと引火の危険性大。種類によっては、よりホコリが溜まりやすい形状のものもあります。頻繁に掃除をしてホコリを取りましょう。
また、遠赤外線を熱として暖めるハロゲンヒーターは、空気を暖めるのは難しいです。なので、広い部屋や部屋全体を暖めるのには向いていません。しかし、近づくと暖かさがダイレクトに伝わるので、個人的に暖を取ったり、ピンポイントで暖を取るのに非常に適しています。
ハロゲンヒーターのメリット4つ
すぐに暖まる
電源をつければ、一瞬で暖まるのはハロゲンヒーターのメリット!! 寒い外から帰ってきて、暖房器具をつけても、なかなか暖まらないのは辛いもの。ハロゲンヒーターは、暖まるまでほとんど時間がかからないので、すぐに暖を取れます。
倒れても自動消灯する安全性
ランプが露出しているため、ホコリなどに引火すると、火災の危険性がありますが、このケース以外にも転倒した際、別のものに引火して火災になる可能性もあります。
このような危険性が考えられるため、ハロゲンヒーターのほとんどの種類が傾きがあると自動的に消灯する機能が取り付けられています。万が一、転倒させてしまったり、小さいお子さんやペットが倒してしまっても、すぐに装置が作動するようになっているので事故を未然に防ぐことができるのです。
局所暖房に優れている
ハロゲンヒーターは、部屋を全体的に暖めるのには向いていませんが、局所を暖めるのには非常に適したものです。本体から放射熱が出ているので、近づくと暖かい熱を感じられます。ピンポイントで暖が取れるので、体を直接暖めることができますね。特に冷え性の方は、冷え切った手足を暖めると◎。とはいえ、体を近づけ過ぎると低温火傷のリスクもあるので、適切な距離で暖まりましょう。
メンテナンス次第で寿命も伸びる
ハロゲンヒーターは、ホコリが溜まってしまいやすい構造になっています。そのため、ホコリをこまめに取らないと、火災の原因になってしまったり、寿命が縮むことも。頻繁に掃除をする、あるいは直接メンテナンスに出して、寿命を延ばすのがいいでしょう。
ハロゲンヒーターが少なくなってしまった訳とは
電気代がかかるという印象
ハロゲンヒーターは、電気代が高くなってしまうことも…。大体は400w、800w、1200wというようにワット数で切り替えるタイプがあります。その中で最も高いワット数で使用すると、暖房器具の中でも電気代がかかってしまうのです。
カーボンヒーターの方が効率が良い
同じ電気ストーブのカーボンヒーターは、ハロゲンヒーターに比べると遠赤外線の放射力が高いです。その高さは、ハロゲンヒーターの半分くらいの電力で同じ暖かさを出せます。カーボンヒーターのほうが効率よく暖が取れ、コストがかからないのです。
製品の不具合が目立ってしまった
安全装置があるとは言え、火災などの事故があるのは事実。今では、不具合による回収漏れ、品質の問題、事故が起こってしまったことによる苦情などで、近年家電量販店では減少気味となっています。
進化するハロゲンヒーター人気5選
さて、見かけなくなったハロゲンヒーターですが、最近では製品の改善などされた進化したハロゲンヒーターが登場しています。
ランタン型が可愛らしい!安全装置が装備されているのはもちろん、持ち運びやすいように取っ手付きです。足元を暖めるのにピッタリなサイズともいえますね。脱衣所、トイレなどスペースがあまりないところにも置くことができます。
思わず暖房器具なの?と思ってしまう見た目。和室にピッタリですね。14kgというズッシリな重さですが、その分転倒の心配もありません。ヤカンを置くことができ、実際にお湯を沸かすこともできるのが便利です。
足元に置くことに特化した製品です。寒い足元を一瞬で暖めてくれます。食卓の下に置けばコタツ代わりに。タイマーが付いているので、消し忘れの心配もありません。
天井に吊り下げるという今までにない斬新なタイプですね。天井からの熱はもちろん、ライトとしての役割も持つ、一人二役タイプ。
2秒という劇的な速さで暖まります。長方形タイプなので、暖める範囲も広めです。電気代がかかるというハロゲンヒーターですが、省エネによって、1200w使っても1時間約26.4円という安さ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。最近見なくなったハロゲンヒーターですが、即暖性が高い点では寒い冬には欠かせないのでは? 一時はマイナスなイメージもありましたが、今販売されているものは改良されたものがほとんど。それぞれの暖房器具と比較しながら、チェックしてみてください。