【生産終了】ゴパンの機能と特徴とは！間も無く入手困難に？

ホームベーカリーに興味がある人なら、ゴパンを聞いたことがあるのではないでしょうか。ゴパンとは、どういうものかを紹介しながら、その魅力についても見ていきましょう。

ゴパンとはお米から米粉を作り、米粉でパンを焼けるホームベーカリーのことです。米粉で作れるホームベーカリーは今までありましたが、実はお米から作れるものはなかったのです。お米はどの家庭でもありますから、身近な材料でパンが焼けるということから評判となり、大ヒットしました。発売は2011年で月5,000台を売り上げ、一時は生産が追い付かないほどの人気商品だったのです。

ゴパンの評判の高さはお米を使ってパンを焼けるだけでなく、小麦粉に含まれるグルテンアレルギーがある人でも、パンが食べられること。材料がお米のため、グルテンが含まれていないパンを焼くことができます。そのため、小麦アレルギーがある子どもにパンを食べさせたいというニーズにマッチし、人気を集めたのです。

ゴパンはお米からパンが焼ける画期的な商品ではありますが、焼き上げまでには4時間かかるため調理時間に工夫が必要です。朝食に焼き立てのパンを食べたい方は、朝材料をセットすると間に合わないため、夜に準備しておきましょう。朝起きたときに、おいしいふっくらパンが出来上がってますよ。

ゴパンを購入したいと考えているなら、使い勝手も確認しておきましょう。置き場所や騒音対策、お手入れのしやすさの3つはチェックすべきポイントです。

ゴパンは一般的なホームベーカリーサイズと同じくらいの大きさのため、スペースを確保しておく必要があります。キッチンに置くと場所を取るため、家電収納用ラックを別途用意するのがおすすめ。ラックにはパンを焼くケースや、材料を入れるかごを用意しておくと、作業がスムーズです。

ゴパンは音がうるさいということから、廊下に置くなどキッチン以外の場所に設置する方もいるようです。古いゴパンのタイプは、生地をつくるときに大きな音がでるため、安くなっているからといって購入するのは要注意。騒音対策をするなら、新しいタイプのゴパンを購入しましょう。2013年発売のSD-RBM1001は低騒音タイプとなっています。

ゴパンのパンを焼く付属品のケースには、金具にパンが挟まってしまうこともしばしば。挟まったパンを取り除かないとカビてしまうので、使ったら毎回お手入れが必要になります。金具に挟まったパンは、そのままでは落とすことができないため、水で浸しておくのがポイント。ゴパンには、金具を取り外して洗う手間があることを覚えておきましょう。時短家電とはいっても、お手入れは必要です。

ゴパンはパンを焼くだけにとどまらず、さまざまなレシピにも対応しています。これからゴパンを購入しようか迷っている方は、どんな料理が作れるのか確認しておきましょう。

ゴパンで作るレシピの基本は、お米で作るパンです。米粉からも作れますが、炊いたご飯からもパンが作れます。ご飯100g、強力粉250g、バター15g、砂糖17g、塩5g、水140CC、ドライイースト2.8gをゴパンに入れてスイッチを押すだけです。米粉パンを作りたい方は、ご飯から作ると時短になります。

ゴパンを使ってピザ生地を作ったり、ベーグルを焼いたりすることもできます。さらに、ゴパンはうどんやパスタ作りにも活用できるという優れもの。粉をこねて生地にする工程をゴパンが行ってくれます。こねた生地は自分で伸ばして麺状に。麺を作るときには、専用の羽があるため間違えないようにしましょう。

ご飯と甘酒は同じお米から作られるもののため、甘酒はパンとの相性が◎。通常のパンレシピに甘酒を入れると、きめが細かく甘みがあるパンが焼きあがります。さらに、ゴパンはジャムを加えるなどアレンジもできるメリットも。コーンやチョコチップ、リンゴを入れても美味しそうですね。

ゴパンはお米やご飯からパンが焼けることから、大ヒット。グルテンアレルギーがある方にも人気があります。ゴパンを使って、いろいろなアレンジレシピを開発してみましょう。意外な組み合わせの材料で、おいしいパンが作れるかもしれませんよ。