【2022年】オーブンレンジの安くておすすめな機種10選

料理の幅が一気に広がるオーブンレンジ。一家に一台あると便利ですよね。
オーブンレンジの値段はまさにピンキリで、基本は機能の充実さや容量、火力などで値段が変わってきます。
ただ、火力といっても、オーブンレンジと銘打っているからには基本的なレンジとオーブンの加熱機能は備えています。電子レンジでの加熱メインであれば安いオーブンレンジでも問題ないでしょう。
オーブンは火力の強弱で料理の仕上がりが変わってくるので、オーブン重視で使いたい人は安さに加え火力もチェックするのがおすすめです。

電子レンジ単体の場合は1万円以下の商品も多くありますが、オーブン機能がついたオーブンレンジは電子レンジ単体よりも相場が上がり、安いものでも1万5,000円～が相場となります。
上記で解説したように、電子レンジの加熱メインでオーブンはそれほど重視しない人であれば、1万5,000円ほどのオーブンレンジでもよいでしょう。
オーブンで一定の火力をキープするなら、安くても2万円前後と見積もっておきたいところです。
この相場価格に機能や容量がプラスされると値段も上がっていき、高いものでは10万円以上の商品もあります。

オーブンレンジ本体の価格だけでなく、電気代も気になる人は多いでしょう。
1,200Wのオーブンレンジでは、だいたい1分あたり0.02円、1時間使用すれば35.37円。1か月で換算すると、およそ1,061円の電気代がかかります。
一般的なオーブンレンジの消費電力は1,200Wほどですが、スチーム機能がついたスチームオーブンレンジでは、一般的な最大消費電力は1,400Wほどとアップ。消費電力が大きい分、電気代もスチーム機能なしのものより高くなります。
1回ごとの差は数円～数十円程度と気になるほどでもないですが、長年の使用が積み重なると差額は数千円～数万円にも。
スチーム機能がつくと、本体の価格も高くなります。総合的な費用を考慮するなら、スチーム機能が必要か否かしっかり検討したほうがよいでしょう。

安いオーブンレンジがほしいといっても、価格だけの比較では失敗してしまう可能性も。価格以外にもぜひチェックしてほしいポイントを紹介します。

価格は容量によっても変わります。安くてもつくる料理の容量に合わないサイズのオーブンレンジでは、不便に感じてしまうでしょう。家族の人数（つくる量）に合った容量の中で安い商品を選ぶのがベスト。
容量の目安としては、1～暮らしなら18L～20L程度、2人暮らしなら21L～23L程度、3人以上の家族なら23L以上がおすすめ。
容量が大きければ本体サイズも大きくなるので、置くスペースを考慮することも大切です。

前述したように、オーブンレンジは一般的に機能が充実しているものほど高額。ただ、機能は料理の仕上がりや時短にも関わってくるので、機能と価格のバランスを見て選びましょう。
たとえば、温度センサーつきは料理を温めた際にムラが出にくくなります。スイッチを押すだけの自動メニュー搭載であれば、毎回の時間調整の手間が省け時短に。スチーム機能は食材の乾燥を防いでよりおいしさが増すほか、食材の余分な油や塩分をカット。
逆に、このような機能が必要なくシンプルなものでよければ、その分予算を下げることができます。

安くてもメンテナンスが面倒だと、お手入れ不足で早々に壊れてしまった・・・なんてことになりかねません。お手入れのしやすさもチェックしておきたいところです。
庫内に凹凸が少なく、汚れが落ちやすい素材のものはお手入れがラク。スチーム式はタンクの掃除もしなければならないため、取り外しやすさも合わせてチェックしましょう。

安くても不便なオーブンレンジでは満足度も低くなってしまうもの。安さと機能のバランスで選んだおすすめの安いオーブンレンジをピックアップしました。

電子レンジ機能に加え、グリル・蒸し・焼き料理にも対応。さらに18種類の自動メニューも搭載しています。容量は18Lとコンパクトサイズなので、1人暮らしの人におすすめ。キッチンでも浮かないシンプルなデザインも好評です。

サイドにドアを開けるスペースをとらない縦開きタイプ。ヒーターの加熱とグリルでこんがり焼けるトースト機能が搭載。さらに発酵オーブン機能もついているので手作りパンにも挑戦できます。「朝はパン派」なら重宝すること必至のオーブンレンジです。

少し離れたところからも加熱状況が確認しやすい「デカ文字大型液晶」が便利。「音声ガイド」は操作手順を音声で案内してくれるので、高齢者やオーブンレンジ初心者にもおすすめ。自動メニューも28種搭載しています。

あまり広く置きスペースがとれない1人暮らしの人向け。15Lコンパクトサイズのオーブンレンジです。縦開きなので横の開閉スペースも不要です。トーストや冷凍ごはん、コンビニ弁当などは自動メニューになっておりワンタッチで温めできます。

こちらも容量15Lとコンパクトサイズ。ターンテーブルで効率的な加熱を実現しています。オーブン機能は110℃～200℃と設定幅が広く、さまざまな料理に対応。40℃に設定すれば発酵モードになり、手作りパンも楽しめます。

人気の高い日立のオーブンレンジの中でも機能面をシンプルにし、低価格を実現した商品です。解凍やトーストなどよく使うメニューはダイレクトキーになっており、ワンタッチでOK。庫内は汚れが落ちやすいシリコン系塗装＆フラット面でお手入れもラクラクです。

スチーム機能つき、さらに2人暮らしでも対応する24Lで2万円以下とお得度の高い商品です。ただ、スチームは付属のスチームカップに水を入れて加熱する手動式になります。スチームの効果で余分な油がカットされ、ヘルシーな料理に仕上がります。

オーブンレンジ内がワイド設計になっており、本体サイズはコンパクトでも中は広々。本体下部には取り外し可能な水受けがついており、結露した水滴や落ちた食材なども水受けを外して簡単に掃除できます。スチームは角皿に水を入れる手動式です。

スチーム機能搭載で、さらに容量が25Lとアップ。それで2万円台前半はかなりのお値打ち価格です。庫内も横32.8cmとピザが1枚入るほどのワイドサイズ。底面はフラットタイプなので庫内の拭き掃除も簡単です。

スチーム機能つき、かつ30L以上の大容量となると、多くは5万円以上、10万円以上するものも少なくない中、3万円台と破格。食品の重さに合わせて自動で加熱する「重量センサー」も搭載し機能面も充実。とにかく容量が大きいので2品の同時温めもでき、ファミリー層に便利なオーブンレンジです。

安いオーブンレンジを探すときは、機能面や容量もチェックし、安さとのバランスを考えることが大切。最低限欲しい機能や必要な容量は確認したうえで安いものを選べば、失敗も少ないですよ。